ブラッドリー・クーパー監督最新作『これって生きてる?』試写イベント開催 パンサー・向井慧が結婚観や“癒やし”を赤裸々トーク
俳優としてだけでなく監督としても活躍するブラッドリー・クーパーによる最新作『これって生きてる?』が、4月17日(金)より公開されます。公開に先駆けて特別試写イベントが4月8日(水)に開催され、お笑いトリオ・パンサーの向井慧がゲストとして登壇しました。
本作は、友人の実話をもとに、ニューヨークで生きる夫婦の関係をリアルに描いた作品。主演にはウィル・アーネットとローラ・ダーンを迎え、離婚の危機に直面した夫婦が、それぞれの人生と向き合いながら幸せを再発見していく姿が描かれます。
ピンでの登壇で語った本作の魅力と共感ポイント
公開に先駆けて開催された特別試写イベントに、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が登壇。コメディクラブで一人舞台に立つ主人公にちなみ、メンバーの菅良太郎、尾形貴弘を引き連れることなく、ピンで登場しました。
向井は「いつもは右に声の大きいバカ(尾形)と左に髭(菅)がいます。なんだかんだ言って心強い2人でもあるので、今日はちょっと寂しいなと思いつつ、ひとりで頑張ろうと思います!」と語りました。
一足先に『これって生きてる?』を鑑賞し、「この『これって生きてる?』というタイトルが思わぬタイミングでセリフとして出て来る。このセリフが自分的には深いと感じた」とコメント。さらに「この映画は、中年期ならではの退屈さを抱えていてぽっかりと心に穴が開いているような方には刺さると思います。僕は今40歳の中年期ですが、僕くらいの年齢やそれ以上の世代にはグッとくるシーンが沢山あります」と作品の魅力を語りました。
“喋ることで癒やされる”日常とリアルな本音トーク
本作の主人公が舞台で語ることで癒されていく姿に、ラジオパーソナリティとして共感を寄せた向井。
「何度も行っているテレビ局なのに必ず警備に止められる事がある。『どちら様ですか?』と聞かれて『あ、パンサーの向井です』と名前を伝えたら、『“ハンサムガイ”という方は登録されていません』と言われて(笑)。パンサーの向井をハンサムガイと聞き間違えられた。そんなモヤモヤをラジオで喋って消化しています」と語りました。
また、最近の癒やしについては「給料明細を見る事」と即答し、「口座残高を確認して、先月からいくら増えているのかを確認した時に癒やされる。まさに働いた証。そこを確認すると癒やされる。これはリアルな話ですね」と明かしました。
結婚観と理想の相手像、すれ違いエピソード
中年夫婦のすれ違いを描く本作にちなみ、「ほぼパートナー的な親密な関係の方と会う約束をした時に、相手の仕事が長引いて1時間も待たされて…。どちらも悪くないけれどこっちはこっちで予定を開けて休みたいのに来ているしで喧嘩になってしまった」と語りつつ、「まあ、相手はチョコプラの長田さんなんですけどね!」と会場の笑いを誘いました。
結婚願望については「めちゃめちゃある!」とし、「同期はみんな結婚をしている。僕の同期で独身なのがななまがりの森下君とアインシュタインの稲田君、そして俺。ゾッとする3人が残っている」とコメントしました。さらに今年2月にはニュージーランドへひとり旅に出かけたといい、「テカポ湖で世界一綺麗な星空を見た時に涙が流れた。それが一体何の涙なのか。自分でもわからなかった」と語り、寂しさを自虐に込めていました。
理想の女性像については、「エレベーターの『開』ボタンを押してくれている人に会釈出来る人」と語り、会場の共感を得ました。
しかしその一方で、「オートロックで一緒に入るタイミングになった時に、スッと入らずに自分の鍵も出してほしい」、「空港の保安検査場で荷物を取った時に箱を元の場所に返さない人とは結婚できない」、「レジで出たレシートを取らずにそのまま放置する人もNG」と細かな条件を次々と挙げ、会場を凍り付かせました。
この反応に向井は「皆さんの気持ちわかりますよ!?でも当たり前の事をちゃんとやって欲しいだけなんです」と弁解しつつ、「こんなことを言うからどんどん結婚が出来なくなっていく」と苦笑いを見せました。
海外進出への意欲と作品メッセージ
さらに海外進出については、「僕にはまだそこまでの武器がない。パンサーの3人で行くとしても、尾形さんの『サンキュー!』1本では厳しい」としつつ、「より多くの人を笑わせたいという気持ちはあるので、国を問わず笑わせられるのもいい。こういう人とは結婚出来ないというエピソードを英訳して海外に挑戦したい」と語りました。
最後に、「この映画は、僕世代や先輩世代の方が観て染みるだけでなく、年齢を理由に諦めなくて良いんだという気持ちにもさせてくれる作品です。何かを始めるきっかけとして背中を押してくれる映画になっているので、最後まで楽しんでください」と呼びかけました。