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「無法と窃盗が常識なのか」事故で動けないトラックから女が牛の頭を奪い逃走も取締りせず(南ア)

Techinsight

牛の頭を抱えて走る女(画像は『Vehicle Trackers 2022年5月9日付Twitter「Haibo」』のスクリーンショット)

南アフリカのリンポポ州でトラックが脱輪する事故が起こった。帰宅ラッシュであろう国道4号線で渋滞が発生したものの、横転するわけでもなく死傷者もでなかった事故だったが、そのトラックから出てきた女性の様子がTwitterに投稿され、多くの波紋を呼んだ。『The South African』などが伝えている。

リンポポ州マラムレレ(Malamulele)近辺で起こったと思われる今回の事故だが、トラックは牛の肉を運んでいる途中、車道を逸れて茂みに車輪がはまって立ち往生した。トラックの周りには略奪しようとしているのか、トラックを助けようとしているのか、多くの人が集まっていた。すると何かを抱えながら、笑顔で走り出てきた女がいた。最初はカバの赤ちゃんを抱いていると思った人が多いようだが、よく見るとそれは巨大な牛の頭で、女はトラックの荷台に積まれた牛の肉を略奪したのだった。

口が大きく開いたグロテスクな牛の頭を抱えて走っている女に、投稿者は「Looter of the year 2022(2022年一番の略奪)」と言葉を添えている。この女の行為は明らかに犯罪だが、それを取り締まるべき交通警備員の女性までもが笑いながら女の様子を動画に撮っていたのである。

その後、トラックは村人たちの助けで舗装道路に戻ったそうで、村人たちが略奪することなどはなかった。

このような状況に「彼女の髪型がひどい、美容院から抜け出してきたのか」「彼女は新しいマスクを手に入れた」と女を揶揄し、「こんなに素早く動く交通警備員は初めて見た」と交通警備員まで冷やかす一方、「不名誉で悲しい。無法地帯と窃盗が南アフリカの常識なのか」「交通警備員ですら取り締まらないのは悲しい」と略奪だけでなくそれに対処すべき交通警備員の状況を嘆くコメントも複数見られた。ラジオでもこのニュースは取り上げられ、「牛タンや頬の部分は食べるとして、他の部位はどうするつもりなのか」と、あえて牛の頭を盗んだ女の真意を問うていた。

画像は『Vehicle Trackers 2022年5月9日付Twitter「Haibo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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