【納得】ガストの「ジョブチューンで唯一不合格だった」メニューを食べてみた → 不合格にする気持ちがわかった
つい先日、たまたまランチで『ガスト』に立ち寄った際のこと。いつものグランドメニューに加えて「ジョブチューン」とデカデカとプリントされたメニューを発見した。
どうやら2025年11月8日放送のジョブチューンにガストが登場したようで、ジャッジに挑んだ全11品目中10品が合格したんだとか。ふむふむ、じゃあ逆に気になるのは唯一不合格だったメニューですな……!
・ジョブチューンに登場
様々な飲食店やコンビニが、超一流料理人たちのジャッジを受けるTBS系バラエティー番組、ジョブチューン。たまに炎上することはあるものの、出演しているのが名だたる超一流料理人たちであることは間違いない。
合格すればブランド力がアップする一方で、不合格ならば多少は売り上げにも響くのだろう。特に各社の商品開発者たちにとっては「決戦の舞台」であると同時に「晴れの舞台」なのかもしれない。
・1品だけ不合格
さて、そのジョブチューンのガスト回では全11品目中10品が合格したらしい。そのうち満場一致は5品もあったそうだから、合格したメニューはどれを選んでも美味しいのだろう。
一方で、私(サンジュン)のようなへそ曲がりは「不合格だったメニュー」が気になって仕方がない。というか、満場一致で合格したメニューより遥かにレア度は高いのである。
実は同様の企画を「ドミノピザ」で試したことがあるが、唯一不合格だった「マルゲリータ」は普通に美味しかった。審査員と我々一般人が求めるレベルの違いは、確実にあるハズだ。
つまりガストで唯一不合格だった「チーズONチーズINタッカルビ風ハンバーグ(999円)」も実は余裕で美味しいのでは? これはたしかめるしかあるまい。
・食べてみた
というわけで、韓国の気配を感じる「チーズONチーズINタッカルビ風ハンバーグ(999円)」をオーダー。ややこしいメニュー名ではあるが、コチュジャンだれとチーズソースで味付けしたチーズINハンバーグであるようだ。
さっそく食べてみると……ふむ。まずガストのエース「チーズINハンバーグ」は相変わらずウマい。あふれ出すチーズと肉汁のコンビネーションは非常に満足度が高く「非の打ち所がない」とはまさにこのことを言うのだろう。
一方でチーズソースに関しては「必要?」「いる?」というのが正直なところ。見てくれはいいがチーズの量は「チーズINハンバーグ」で十分。追いチーズソースがどこまで効果を発揮しているのかがよくわからなかった。
またコチュジャンソースと付け合わせのキャベツが“ちぐはぐさ”に拍車をかけている。Tverで確認したところ審査員の1人が「まとまりがない」と言っていたが、個人的にはさらに「何がしたいのかよくわからない」と付け加えたい。
・納得
まあ別に美味しくないわけではないが「不合格になるのも頷ける」というのが、私のファイナルアンサー。チーズINハンバーグは完成され過ぎているがゆえ、アレンジが難しいメニューなのだろうか。
もちろん誰かにとって「宇宙で1番美味しいメニュー」である可能性もあるので、気になる方は私のことなど無視して「チーズONチーズINタッカルビ風ハンバーグ」に挑戦して欲しい。元も子もないが、味覚はホント人それぞれなのである。
参考リンク:ガスト「ジョブチューンに登場した厳選メニュー」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.