「狛江市」は多摩なのか!?
今週は、ついに念願の「狛江市特集」! 多摩なのに市外局番が「042-」ではなく、「03-」の「狛江市」。それだけで「狛江市」に対して多摩なのか!?とハラスメントをしていた土屋礼央! 今回、番組が入手した「狛江市」はロケの聖地という情報の他、さらなる「狛江市」を特徴を掘り下げていきます!
「狛江市」は多摩なのか!?
土屋:日曜の午前11時に、サッカーが終わったうちの息子が山梨にほうとうを食べに行きたいって。
つる子:おお!
土屋:サッカーは二子玉川の河川敷で、普通は「中央高速」を使うんだけど、事故渋滞で混んでるから下道で「調布インター」まで行くとなって。運転しながら看板を見たら「狛江」という看板の文字を見かけて。
つる子:はいはい。
土屋「多摩なのか、どっちなんだ!?」と、多摩ハラスメントをかけてしまっていた「狛江」を。
つる子:ついに(笑)。
土屋:「狛江市」を意識してから初めて「狛江駅」前を通ったんですけど、印象は...当たり障りの無い...(笑)。いや、便利だと思うのよ! よくありそうなものがちゃんとあるし。
つる子:(笑)。
土屋:オレはね、「狛江市」に偏見がある。なぜなら、市外局番が「03-」だというだけで!
つる子:常々おっしゃってますよね。
土屋:ついに、今週は「狛江市」を特集します!
つる子:おお! ついに!
土屋:「狛江市」の特徴を調べた所、面積が東京都でいちばん小さいです。
つる子:そうでしたか!
土屋:全国でも2番目に小さいんだって。
つる子:ええ!?
土屋:ちなみに、一番小さいのは埼玉県蕨市なんだって。
つる子:そうなんだ。
土屋:あと、「狛江市」の特徴としては...世田谷区に隣接しているという。
つる子:(笑)。
土屋:あと、「狛江市」の特徴は、ロケ地の聖地なんだって!
つる子:ああ、聞いたことあるかも。
土屋:僕は信じてないけど。だって、普通に便利な街だったもん。
つる子:真相を知りたいですね(笑)。
「狛江市」は日本で2番目に小さい市
土屋:さっそくゲストのご紹介です。「デイ・ナイト株式会社狛江ロケーションサービス」、愛媛県生まれで「西東京市」在住の、清水寿美代さんです。お願いします。
清水さん:お願いします。
土屋:そして、今回は「狛江市役所」の方にもお越しいただきました。「狛江市市民生活部 地域活性化主事」、青森県生まれ、「八王子市」在住、小泉文佳さんです。
小泉さん:お願いします。
土屋:ようやく「狛江市」の方に来ていただけまして。僕は「狛江市」に対して偏見がありまして、多摩目線でいうと(笑)。
清水さん&小泉さん:(苦笑)。
土屋:この番組名は「東京042」というんですけど、「狛江市」の市外局番は...?
清水さん:「東京03-」なんです、すみません!
つる子:(笑)。
土屋:そこなんですよ。同じ多摩の仲間として招き入れたいのに、そこで「東京03-」が出てくるんですよ。
つる子:ちょっと誇らしい感じなんでしょうね(笑)。
土屋:ちなみに伺いますが、「狛江市」の方は多摩の自覚はあるんですか?
清水さん:もちろんです。
土屋:「狛江市役所」的にも、そこは大丈夫ですか?
小泉さん:もちろん、そこは。
土屋:たまに、うっかり「狛江区役所」と口を滑らせてしまうこと、ないですか?
小泉さん:そこは大丈夫です(笑)。
土屋:まずは、清水さんの「デイ・ナイト株式会社」という会社について。なにをされている会社なんですか?
清水さん:「ロケーションサービス」は首都圏30以上のサービスと、多摩地域の5つの自治体でロケーションサービスを運営しておりまして。その中の一つが「狛江ロケーションサービス」。
土屋:「ロケーションサービス」とは?
清水さん:撮りたい画、撮りたいシーンの問い合わせが来て、マッチした場所を提供したり。
土屋:撮影する時に、「狛江」のこういう良い場所がありますよと。
つる子:ドラマとか映画とか。
土屋:今日は「狛江市役所」の小泉さんもいらっしゃって。「狛江市」との関係は?
小泉さん:「狛江市」と「デイ・ナイト」さんの方で「狛江ロケーションサービス」というものを立ち上げていまして。2015年から今年9年目になります。「狛江市観光協会」内に設置されていて、ロケを通じた地域の魅力発信というのが目的になります。映画やドラマなどの支援をこちらで行っています。
土屋:「狛江市」はロケ地としての強みを売りにしているんですか?
小泉さん:そうですね。ロケの街と謳っています。
土屋:僕、「狛江市」が小さい街だって知らなかったんですよ!
小泉さん:「狛江市」は日本で2番目に小さい市という。縦3キロメートル、横2キロメートル、およそ6平方キロメートルという、本当に小さな市で。自転車でかけ抜けてしまうような(笑)。
土屋:「狛江市」の人口はどれくらいですか?
小泉さん:8.2万人です。「狛江市」はけっこう人口密度の高い街ですね。
土屋:モナコみたいですね。
小泉さん:ほんとに小さな街なので、イベントがあると市全体を上げてやらせていただいて。
土屋:みんな知り合いみたいな。
小泉さん:そうですね。歩いていると市民の方にお会いする機会もあって。距離が近いですね。
「狛江市」は映画やドラマのロケの聖地!
土屋:そういう「狛江市」ですが、ロケの街として売り出していると。ただね、他の街だってロケは出来るわけですよ。「狛江市」はなぜロケ地として良いのか、教えて頂かないと。
つる子:しかも小さいのに、ロケに適する場所がいっぱいあるのかっていう。
小泉さん:まず一つとして、アクセスがすごく良いところですね。「日活撮影所」や東宝スタジオが近くにあるということ。
土屋:なるほど。
小泉さん:あとは、自然環境がすごく良いということですね。「狛江市」で一番の人気のロケ地は「多摩川の河川敷」です。
つる子:ああ。
小泉さん:そこは制作会社さんの間では、荒川の土手か、狛江の土手か、と。
つる子:二大土手なんですね!
土屋:アクセスが良いというのは、ロケ地としておすすめする上で大切なんですね。
清水さん:そうですね。制作側にも重宝されますね。みなさんで移動するといってもガソリンも高いですしね。
土屋:となると「狛江市」なんだ。他にも、狛江市のロケ地としての強みはありますか?
清水さん:「狛江市」はロケ・ウェエルカムなんですね。「狛江市役所」さんの協力の元で、いろんなシーンが撮れるんですね。たとえば、警察署のシーンとか。
土屋:はい。
清水さん:警察関係だと、物語としてはネガティブなシーンがないと始まらないということもあって。そういうシーンも「狛江市」なら撮影が出来るという。
土屋:でも、警察署だって24時間使っているから、そこを撮影にというわけんは難しいのでは?
清水さん:それが、実は「狛江市」には警察署が無いんですよ!
つる子:あれ!?
清水さん:「狛江市役所」に協力してもらって。市役所を警察署の設定で撮影されることが多いんです。
土屋:ああ、なるほど。市役所を警察署と見立てる! でも、お仕事されてますよね?
小泉さん:そうですね。基本的に撮影は土曜や日曜になります。「狛江市役所」の玄関が、警察署っぽく飾り付けすると見えるということで。
土屋:ちょっといじれば警察署に見える、と!
清水さん:赤灯を付ければ警察署ですよ!
土屋:そうなの!?
つる子:(笑)。
清水さん:パトカーを持ってくれば警察署ですよ!
つる子:(笑)。
土屋:「狛江市」がロケ地の聖地という理由がわかってきた!
「狛江市」は何も無いのが強み!?
土屋:「狛江市」がロケ地に良い理由、他にありますか?
清水さん:「狛江市」は結局、何も無い街なんですよ。「狛江市」のPR動画でも、何も無いというのがあるんですよ。
つる子:え!?
土屋:「狛江市役所」の小泉さん、大丈夫ですか?
小泉さん:はい。
清水さん:何気ないシーンが撮れる。
土屋:ああ、なるほど! そういうことか! 何も無いからいろんなシーンで撮れて便利だと。
つる子:ここは「狛江市」だよねとわからないから良い、と。
清水さん:はい。「狛江市」が舞台というよりは、全然違う舞台になってしまうんだけど。でも、何にでもなるという。
土屋:何も無いというのがロケーションとして強い、と。
「半沢直樹2」の有名なシーン...実は「狛江市役所」の副市長室でした!
土屋:「狛江市」のロケ地としての強みはわかりました。でもオファーが来なくちゃね。ロケの申請は何件くらい来ているんですか?
小泉さん:2023年はお問合せが、およそ300件来ていて。
土屋:ええ!?
小泉さん:実際に100件のドラマや映画のロケを実施させていただきました
つる子:100件ですよ!
土屋:驚き方がラジオショッピングみたいになったけど(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:やっぱ、アクセスが良いなどいろんな需要があるんですね。
小泉さん:そうですね。
土屋:ただ...その100件も、つる子さんや土屋礼央の自主映画とか。
つる子:(笑)。
土屋:数字にすると推し並べる可能性がありますから。どんな作品がありますか? 一例を出してもらわないと。
清水さん:そうですね。大きいところでいうと、TBSさんの日曜劇場「半沢直樹2」!
土屋:やべっ! 倍返しされた!
つる子:(笑)。
土屋:「半沢直樹2」がロケで「狛江市」を使ってるんだ!
清水さん:「狛江市役所」の副市長室ですね。
土屋:どういうシーンで使ったんですか?
清水さん:前半の、東京セントラル証券の社長室のシーン。あれが「狛江市役所」の副市長室だったんですよ。
土屋:すげえな!
清水さん:まだ「半沢」の感じで残ってますから。
小泉さん:副市長がここでお仕事されてます、このままで(笑)。
「安住紳一郎の日曜天国」でもお馴染みのイベント「狛江古代カップ多摩川いかだレース」
土屋:改めて。「狛江市」の誇り、自慢に思ってることを教えてもらえますか?
小泉さん:市外局番が「東京03-」というところも...
土屋:やっぱそこなんですか! いいんですか。東京23区の人から「狛江でしょ!?」と言われかねないですよ?
つる子:(笑)。
小泉さん:「狛江市」のみなさんは、「東京03-」に誇りを持って...(笑)。
土屋:「狛江市」だけでも魅力的なのに。だって、「狛江市」でイベントがあるんですよね?
小泉さん:そうですね。7月21日に「狛江古代カップ多摩川いかだレース」というイベントがあります。
土屋:安住さんのラジオ「日曜天国」でもよく紹介しているイベントですよね?
小泉さん:そうなんです。今年で32回目となりまして。多摩地域を中心に23の地域から今年は85チームがエントリーしました。市外からの参加も多い、「狛江市」の夏の風物詩になっております。
土屋:多摩地域が東京都から独立して多摩県となった場合、「狛江市」は参加しますか?
小泉さん:多摩...(笑)。
つる子:(笑)。