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<子育てを終えて思うこと>何が一番つらかった?ママ友、弁当、反抗期、受験……子どもとの絆の物語

ママスタセレクト

子育てを終えたママたちが振り返るとき、心に残るのはどのようなことでしょうか。楽しかった思い出、つらかった試練、そして得られた教訓。今回の投稿者さんは、「ママ友関係」がたいへんだったと言います。そして今、ママ友からの解放感を満喫している模様です。

『子育てを終えて思うこと。子育てで何が一番しんどかったか。それはね、ママ友関係。ママ友を制するものは子育てを制する』

投稿者さんと同じように「ママ友関係」がたいへんだったというママがいました。そのほかに毎日のルーティンの負担、そして子どもとの向き合い方を上げるママも。ママスタコミュニティに寄せられたリアルな声を基に、子育ての苦楽を紐解いてみます。

ママ友関係が最大の試練?

「ママ友関係」。多くのママが共感するこのテーマ。子育て中の母親にとって、ママ友はときに戦友であり、ときにストレスの源です。「敵はママ友にあり。女の敵は女」と語る投稿者さん。合わないママ友がいて、苦労したのかもしれませんね。

『確かにママ友関係は面倒だったし、10年以上たっても「あいつのあの発言だけは許さん」みたいなのもあるけれど、それがすべてではないと思う』

『私も、保護者の世界が独特すぎて合わなかったな』

『気を使うよね、ママ友関係。みんな自分の子が一番大事だから、自分の子が少し不利になったり嫌な思いをしたりとかあると、関係も微妙になる。中学生になっても子どものことを把握していたいと過干渉な親は多い。いや、もう中学生だよ、幼稚園児ではないんだよと思うことがある』

確かにママ友がたいへんだったというママたち。でもなかには「ママ友は仲間割れするから薄い付き合いでいい。赤ちゃん期から価値観が合わず、高校受験で完全に疎遠になった」とストレスになる関係を断ち切ったママもいました。また受験期はママ友関係の難しさが際立つよう。「受験期は表面上穏やかでも、裏でほかの子の成績を探るママがいた」と、競争心が関係を複雑にするようです。でもママ友がすべてストレスになるわけではありません。

『幼稚園時代、子どもたちとママ友と出かけたのが一番楽しかった。子どもが20歳になった今も懐かしい』

と振り返る声も。適度な距離感と信頼があれば、ママ友は子育ての宝ものにもなるようです。

ママ友関係以外もつらかった!

毎日のルーティン:食事と弁当作り

『毎朝の弁当。ご飯作り』

『私はご飯支度。この春に末っ子も進学で一人暮らししたからようやく解放された』

ママ友関係のほかにあがるのが、毎日の食事作りです。ママ一人なら「適当に」でいいかもしれませんが、育ち盛りの子どもには栄養のバランスを考えた食事をとって欲しいもの。特に「毎朝の弁当作り」は多くのママにとって重い負担。「朝早く起きて弁当を詰めるのがつらかった」と、弁当作りが試練だと思うママがいました。たしかに、毎日の弁当作りは地味にママの気力を奪っていきます。無理しすぎると、心が疲弊してしまいます。たまにはパンを持たせるなど、手を抜いてもいいかもしれません。「毎日、完璧な弁当を作る」を目指さず、妥協も大切なのでしょう。

思春期の苦悩:反抗期で疲弊

子育ての精神的試練として、「子どもの反抗期」があります。「ママ友関係より反抗期のほうがたいへんだった」と語るママもいました。

『子育てが終わっているけれど、ママ友関係はしんどくなかった。年齢でそのときにたいへんなことはあって乗り越えたけれど、小学校高学年の反抗期が地味につらかった』

『しんどかったのは反抗期。反抗期は中学から大学で家出るまで続いたからしんどかった』

個人差はありますが、思春期を迎える中学生ごろになると、親に反抗的な態度を取ってしまったり、親子間のコミュニケーションが不足しがちになったりという時期に差し掛かるそう。子どもの自我の芽生えは、親子のコミュニケーションを試す時期になるのでしょう。とはいえ、体力は子どものほうが一枚上手。反抗されるとママも疲弊してしまいます。

子どもの受験:精神的な試練

受験も大きな試練です。「一番きつかったのは大学受験」とのコメントもありました。受験期は子どもの将来へのプレッシャーや、ママ友との情報戦が絡み、複雑な感情が交錯します。

『ママ友なんて今じゃバッタリ会ったときに立ち話するくらいよ。1番しんどかったのは大学受験』

一方で、「一番大変だったのは受験だったけれど、一番感動したのも受験だった」と、苦労の先に喜びを感じるママもいました。親子でプレッシャーに打ち勝ち、人生の一歩先へと進んだ子どもの姿を頼もしく感じる未来がありそうです。

子どもとの関係性が何より大切

子育てを振り返るなかで、「子どもとの関係性」が最も重要だと感じる声がありました。

『「子育てを終える」のが「親が関わることを強要されない」を一区切りとするなら、「子に縛られず、子を縛らず、うまく距離をおくこと」についてしっかり考えなきゃなという感じかな』

『子どもの成長や成績に一喜一憂しすぎた……。走るのが遅くても逆上がりができなくてもなんとでもなるし、成績もいいほうがいいけれど、そこそこでも大学行ってきちんと就職したよ』

『子どもとの対峙以外、どうってことない。ママ友なんか戦友でしかない』

子育てを終えたママたちの声からは、教訓が見えてきました。ママ友関係では、「深入りせず、適度な距離感を保つ」ことが鍵。弁当作りや送迎、反抗期、受験といった試練はママの忍耐力が必要のよう。でも子育てで一番大切なことは、「子どもとの信頼関係を築く」こと。「子育ては楽しかった。後悔はない」と語る声からは、苦労を上回る喜びが伝わってきます。 子育てを終えたら、ママたちは子どもとの新しい関係性を模索していくことでしょう。そして新しくできた自分の時間の過ごし方を考え始めます。ママ友、弁当、受験……それぞれの試練を乗り越えた経験は、今子育てをするママたちへのヒントになるはず。忙しい毎日を支えてくれる気の合う友だちや家族との時間を大切に、これからの人生も楽しんでいきましょう!


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