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角上魚類×モンスターラボ、「セリ伝票アプリ」の進化でますます深まる買い付け業務のDX

にいがた経済新聞

さらなる進化を遂げたモンスターラボ×角上魚類の「セリ伝票アプリ」

さらなる進化を遂げたモンスターラボ×角上魚類の「セリ伝票アプリ」

世界19の国と地域 でデジタルコンサルティング事業・プロダクト事業を展開するモンスターラボグループの日本における事業会社である株式会社モンスターラボ(東京都渋谷区)は、角上魚類ホールディングス株式会社(長岡市寺泊)の鮮魚市場での買い付け業務などのDX支援として2022年に開発した業務アプリ『セリ原票アプリ』への機能追加として、買い付けデータの戦略的な活用を促す業務支援ダッシュボードを開発。これにより、仕入れデータを可視化することと、可視化したデータを元にしたデータ駆動を活用して買付を行うことが可能に。業務効率化と業務平準化を同時に実現した。

モンスターラボは2022年に、角上魚類向けに市場で買い付けを行うバイヤーや、買い付けた魚を店舗に配送する配送担当者の業務アプリケーション「セリ伝票アプリ」を開発。それまで要件定義からUX/UIデザイン、プロダクト開発までの各工程を担当し、手書きの受注明細やセリ原票を使用していた買付業務が、アプリケーションに移行することで、発注・買い付けミスや誤配送、紙を使用することによる事務作業の負荷などを軽減した。

これにより主な業務のDX化に成功したが、一方で基幹システムに蓄積されていく過去のデータを買付業務に有効活用するまでには至っていなかった。

すっかりDXに慣れた現場のバイヤーからは「市場でリアルタイムに前年や前月、前週など自在に欲しいデータを参照しつつ買い付け業務の戦略を立てたい」「出張先や移動中など、どこにいても見たいデータを参照できるようにしたい」などさらなる効率化を求める声が上がっていたという。そこでモンスターラボは『セリ原票アプリ』を導入している端末上でデータを参照できるダッシュボードの構築を提案した。

これによりバイヤーは手持ちのタブレット上で市場にいながらリアルタイムに、かつ買付に最適化されたデータを参照できるようになり、業務効率化を実現。前年や前月、前週など自在に欲しいデータを参照しつつ買い付け業務の戦略を立てることで、「感覚」に頼らず市場の値動きに合わせて効率的な業務を行えるようになった。また市況とユーザーニーズをマッチングさせるなど戦略的な買い付けが可能になった。

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