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【正直レビュー】しゃぶしゃぶ温野菜の「食べきりセット」、おひとりさま歓迎メニューだがその実力はいかに?

ロケットニュース24

鍋は楽しい。各店でメニューの豊富さを競い、タブレット注文の便利さも相まって、大手しゃぶしゃぶチェーンの人気は根強いと思う。ただ、1人客にとっては、しゃぶしゃぶレストランってちょっとハードルの高い場所だと思うのだ。店内はファミリーが多いしな。

そんな折「しゃぶしゃぶ温野菜」では、食べ放題ほどの量はいらない人、1人でも鍋を楽しみたい人に向けて「食べきりセット」を発表した。夕食難民となっている仕事帰りの人にも……というので、その実力をレポートしてみる!

・「食べきりセット」(税込1500円~)

セットは税込1500円から。肉の種類によって価格が変わり、三元豚と桜姫鶏セット(税込1500円)、厳選牛と三元豚セット(税込2000円)、北海道つや姫豚と厳選牛セット(税込2500円)の3コースだ。筆者はもっともリーズナブルな「三元豚と桜姫鶏セット」にしてみた。

ダシは2つ選べる。今回は定番の「和牛だし」と、すき焼き風の「すきしゃぶだし」にした。おひとりさまでも、グループで来たときと同じように2色鍋や食器セットがずらっと並び、ちょっと申し訳ないような気になる。

今回のセットで1番嬉しかったのは「野菜盛り」! 白菜、レタス、エノキ、水菜などなど、彩り豊かな野菜がセットになっている。細長く切られたニンジンや大根、豆苗は「巻き野菜」向け。とくにレタスはシャキッと新鮮そうで、よく激安ビュッフェに並んでいるような、くたびれたものではない。

それにしゃぶしゃぶ肉が3皿。価格によって内容が変わり、今回は三元豚カルビ、三元豚ロース、桜姫鶏ロースの3種。

「夕採れレタスのチョレギサラダ」のハーフサイズと、〆のきしめん。

それでは1人しゃぶしゃぶを始める! 周りのテーブルは楽しげな2人連ればかりだったけれど、気にしないでいくぞ。

野菜は仕切りの左右に半分ずつ分けてもたっぷりある。しゃぶしゃぶというより野菜スープのようになった。よきかな、よきかな、日頃の野菜不足を補える。

野菜を湯がいているあいだにチョレギサラダ。韓国海苔の塩気が効いている。

まずは桜姫鶏ロースからしゃぶしゃぶ。素材の味がわかるよう「和牛だし」にしてみる。

これは……甘いっ! 上質なロースハムのような、まろやかな味わい。クセも脂もなくて食べやすい。鶏しゃぶ、いいね~!

タレはデフォルトで「ポン酢」と「ごまだれ」があるほか、「すきしゃぶだし」には生卵がつく。塩こしょうや万能ネギなど、追加の薬味はリクエストすれば届けてもらえるとのこと。

続いて三元豚カルビ。豚肉は味が強いから「すきしゃぶだし」にしてみよう。

卵にくぐらせてもよいし……

なんなら、上からかけちゃってもよいと思う! たまり醤油と黒糖で作ったというダシは濃厚で、卵のとろみとよく合う! これはご飯が欲しい!

このセット、きしめんではなくご飯にすればバカ売れするのでは。「食べ放題ほどの量はいらない」というライトユーザー向けなのだけれど、夕飯としてしっかり食べられるよう「大盛りOK」あるいは「おかわりOK」の白米にして欲しい!

最後に三元豚ロース。

こちらは控えめな脂がのった、あっさり豚肉。コクのあるごまだれがぴったりだったが、ここでこそ薬味をオーダーしていろいろ味変すべきだったとちょっと後悔。「ラー油」「鬼おろし」「おろしにんにく」など、気になる薬味がたくさんあったのだ。

最高級とはいわないが、どれも普通に美味しい肉質で気持ちよく食べられた。野菜をもりもり摂れるのもよい。ダシがいいせいか、タレを一切つけなくても野菜だけで食べられるくらいだった!

〆にきしめんを投入。おすすめの「すきしゃぶだし」で。

肉の旨みが染み出したダシで作るきしめんは美味しかったけれど、本当に「1口」だった。女性の筆者で、ぴったり満腹。男性だとちょっとボリュームが足りないかなと思う。まぁ、がっつり食べたいなら、もとから食べ放題コースにすればいいのだが……。

・もう一声!

筆者の感覚としては、1人メシで1500円は決して安くない。「自分にご褒美」とか「ボーナスが出た」とかなにか特別な理由がない限りは手を出しにくい。

もし仕事帰りに気軽に食べて欲しいのであれば、肉を少し減らしてでも1000円前後にするか、ご飯を食べ放題にしてお得感を出すとインパクトがあるのでは?

ただ、全国チェーンでこのような多様性を重視したメニューを展開してくれるのは嬉しい。都市部では安価な「1人焼肉専門店」「1人しゃぶしゃぶ専門店」が珍しくないと思うが、そういった特化型の店舗が成り立つのは、人口集中地域ならでは。地方では難しい。

野菜が美味しい、タブレットオーダーで安全、選んで楽しいダシや薬味などなど、ポテンシャルは十分。ここに「お、すごい!」というお得感をプラスしてもらえれば可能性が広がると思う! いかがだろうか?

参考リンク:しゃぶしゃぶ温野菜
Report:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.

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