5か月で10kg減量 50代からの体の絞り方
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
今回は音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが、50代になってから実際に体を絞った経験談。なんと5ヶ月で10kgの減量に成功したという具体的な方法とは?あくまで個人の体験談ということはご留意ください。
なぜ今、体を絞ろうと思ったのか?
芳朗さんがダイエットを決意した背景には、こんな理由が。
服の試着での自己嫌悪
年齢を重ねて体型が変わると、素敵な服を試着しても「なんか似合わない」「買ったのにしっくりこない」と感じ、新しい服へのモチベーションが低下。この精神状態を改善したいと考えた。
推しへの敬意
大好きなK-POPグループ、BTSのメンバーが兵役を終え除隊した日(6月10日)を本格始動のきっかけに設定。「推しに会うときは最高の状態でいたい」「生活が整っている大人だと見られたい」という思いが大きな原動力に。
周囲への配慮と反省
過去に急激なダイエットで周囲に病気を心配された反省から、今回は「緩やかに、無理せず、焦らず」絞ることを意識。
では具体的にどんなことをしたのか!?
運動編 自宅でできる有酸素運動
芳朗さんが運動に選んだのは自宅で手軽に始められる任天堂Switch用ソフト『Fit Boxing』。
2018年に1作目が発売された人気シリーズの『Fit Boxing』(高橋さんは『2』を使用。最新作は『3』)。両手にJoy-Con(コントローラー)を持ち、音楽に合わせてインストラクターの指示に従い、パンチやステップなどのボクシング動作を行います。この6月からほぼ毎日、約50分のトレーニングメニューを、5セット程度に分けて休憩を挟みながら実施したそうです。ジャブ、ストレート、フック、アッパーといったパンチに加え、ウィービングやダッキングなどの防御動作も含まれ、想像以上に本格的な運動になります。
運動系のゲームには『リングフィットアドベンチャー』などもありますが、芳朗さんは『リングフィットアドベンチャー』が無酸素運動(筋トレ)向きなのに対し、『フィットボクシング』は有酸素運動なので、脂肪燃焼を目的としたダイエット向きと判断。
ゲームなので天気に左右されず家ででき、隙間時間で始めやすく、目的や体力に合わせてトレーニングメニューを自動で組んでくれ、消費カロリーが可視化されるので取り組みやすかったそうです。
食事編 夜に食べていた「キャベツ納豆タンパクボウル」
運動と同じくらい重要となるのが食事。芳朗さんが夜によく食べていたのはヘルシーで満足感の高いこんなメニューです。
材料
千切りキャベツ 1パック
納豆 1パック
卵 1個
カロリーハーフマヨネーズ 適量
めんつゆ 適量
ごま油 適量
作り方ボウルに千切りキャベツを入れます。
卵の卵白だけを加えます。
カロリーハーフマヨネーズとめんつゆを適量入れて混ぜます。
納豆と付属のタレを入れます。
最後に卵黄を中央にオンし、ごま油を少量かけて全体を混ぜて完成。
この一皿でタンパク質・食物繊維・発酵食品が摂れますし、夜食べても罪悪感もありません。
「運動や食事と同じくらい睡眠も大事です!十分な睡眠をしっかりとってくださいね」と芳朗さん。これから体を絞りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)