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何回とぐのが正解?「お米」の意外と知らない“NGな洗い方”

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何回とぐのが正解?「お米」の意外と知らない“NGな洗い方”

毎日食べるお米、せっかくならおいしく炊きたいものですよね。お米をふっくら炊き上げるには、「とぎ方」が重要。ここでは、意外と知らない「お米のNGな洗い方」についてご紹介します。

NGその1.お湯で洗う

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お米をお湯で洗うのは厳禁です。お米のうまみや食感、風味も落ちてしまいます。
お湯で洗うと、お米の主成分であるでんぷんが糖に分解され、お湯に溶けてしまうんです。その結果、食感がべちゃっとしたり中心だけ芯が残ったりすることも……。お湯は糠も吸収するため、香りも悪くなります。
おいしいごはんを炊くには、お湯とは反対に「冷たい水」で洗うのが適切! できるだけ冷たい水を使うと、お米のうまみや風味が引き出されて、ふっくらおいしいごはんが炊き上がりますよ。

NGその2.1回目の水でしっかり洗う

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乾燥したお米は水を吸収しやすいので、1回目はさっと洗ってすぐに水を捨てましょう。
1回目の水でしっかり洗うと、糠を吸収して風味が落ちてしまいます。ごはんが糠くさく黄色っぽく炊き上がるのは、これもひとつの要因です。
1度目の水はすぐに捨てたら、2回目も大きくかき混ぜる程度で水を流し、3回目からお米を握りながら混ぜ洗いしましょう。

NGその3.長時間洗う

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米を洗う工程に、時間をかける必要はありません。むしろ、長時間洗うとお米のでんぷんや栄養が流れてしまい、おいしく炊けません。
お米をゴシゴシこすり合わせて、念入りに洗いすぎるのもNG。お米が傷ついて食感が落ちるため、かき混ぜて洗う程度で十分。水が透明になるまで洗う必要もありません。
おいしいごはんを炊くには、3分以内が目安。5~6回ほど水を替えて、やさしく洗いましょう。

炊き方でおいしさに差が出る

普通米の洗い方についてご紹介しました。無洗米の場合は基本的に洗わなくてOKですが、気になる方はとがずに1、2回軽くすすぐといいですよ。

お米は炊き方を変えるだけで、風味や食感が変わります。ただしい方法で洗い、おいしいごはんをいただきましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニアの節約ママライター

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