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横浜市港北区 たばこ・コンロの火災、増加 在宅時間増加も一因か〈横浜市港北区〉

タウンニュース

ポスターを手に注意を呼び掛ける署員

今年1月1日から7月15日に発生した区内火災状況について、たばことコンロを原因とするものが15件となり昨年から2・5倍に増加。住宅火災が目立つことから港北消防署は注意を呼び掛けている(値は全て速報値)。

区内の火災件数は35件と前年同期比で1件増と同水準だが、このうち建物の火災が昨年の12件から24件に倍増。例年最も多い火災原因である放火が減る一方、たばこによる火災が2件から8件、コンロによる火災が4件から7件に増加した。

昨年は火災による死者はいなかったが、今年は4人、負傷者は3人から8人に増加。このうち亡くなった2人と負傷者2人がたばこが出火原因となったとみられている。

建物火災24件のうち、18件が住宅での火災といい、予防課の担当者は「断定はできないが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で家にいる時間が長くなっていることも一因では」と話す。

このため同署では「たばこは10時間以上経ってから発火に至る場合もある」などと訴えた注意喚起ポスターを作成。20日には自治会町内会の掲示板に貼ってもらうよう区連合町内会に依頼した。

火災の早期発見のカギとなる住宅用火災警報器の区内設置率は約8割となっているが、今年の住宅火災18件のうち設置されていたのは6件にとどまっており、残りは未設置又は不明だった。同署は早期設置に加え、今年で同警報器の完全義務化から10年が経ち、電池の寿命と重なるため点検や交換を呼びかける。同署予防課は「火事を起こさないことが大事だが、警報器があれば早めに消火したり避難したりできる。自分や家族の命を守るため、設置や点検、交換を行ってほしい」としている。

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