今年は六甲山スノーパークの人工雪を活用! 自然体感展望台 六甲枝垂れで”天然のクーラー”の「冷風体験」が始まります 神戸市
六甲山にある『自然体感展望台 六甲枝垂れ』(神戸市灘区)で、氷が貯蔵された「氷室」の扉を開放し、六甲山の風を取り入れて“天然のクーラー”を楽しむ「冷風体験」が7月13日より始まります。
例年1月の大寒の日に、六甲枝垂れの「氷棚(ひょうだな)」に張った氷を採取して活用していましたが、今年は暖冬の影響による結氷不良で断念。代わりにシーズンを終えた『六甲山スノーパーク』のゲレンデの人工雪を氷室に貯蔵したそうです。
5月に中を確認したところ、7割の人工雪が残っていたため、今年も冷風体験が実現することになりました。
六甲山の風を氷室に取り込み、氷室を通った風が冷気となり、展望台内部の「風室」にある椅子のひじ置き部分からひんやりと広がります。
電力を一切使わず、市街地と比べて約-10℃の涼が楽しめるこの体験は、人工雪が解けるまで開催予定。担当者によると、昨年は8月のお盆まで開催していましたが、今年は人工雪を使用する初めての試みとなるため、開催期間が短くなる可能性もあるとのことです。
開催初日に氷室の扉を開放する「氷室開き」は、5組限定(1組4名まで)で見学が可能です。申込みは7月5日14時から電話受付開始(先着順)。
<記者のひとこと>
スキー場の人工雪を活用するという、エコなアイディアのおかげで、今年も“天然のクーラー”が楽しめます。風室内はひんやり涼しく、ヒノキが香るのもいいですよね!現在、大好評開催中の「パワーワード展」とともに冷風体験してみては?
開催期間
2024年7月13日(土)~氷が溶けるまで
場所
自然体感展望台 六甲枝垂れ
(神戸市灘区六甲山町五介山1877-9)
営業時間
10:00~21:00(20:30 受付終了)
定休日
7月18日(木)までは木曜日
7月19日(金)~11月24日(日)は無休
入場料
大人(中学生以上) 1000円
小人(4歳~小学生) 500円
氷室開き見学会
2024年7月13日(土) 9:00~10:00
入場無料(駐車場代は別途1000円必要)
先着5組(1組4名まで)
※現在開催中の「パワーワード展」も無料で鑑賞できます
●申し込み方法
7月5日(金)14:00~電話受付(TEL 078-894-2281)
※7月11日(木)は定休日のため、電話受付なし