感謝と希望を胸に 市内日本語学校が卒業式
小田原市本町のリバティ小田原日本語学校(倉田雅史理事長、長峯信哉校長)が3月15日、三の丸ホールで8回目となる卒業式を行った。
会場ではスクリーンに生徒の日常や旅先での記録が紹介され、にぎやかな雰囲気に。式典ではバングラデシュやフィリピン、ベトナム、スリランカなどの学生33人が長峯校長から卒業証書を受け取った。倉田理事長は挨拶で「卒業はまだ通過点。親などへの恩返しやこれまで学んだ文化の違い、日本と母国の懸け橋になってほしい」とエールを送った。
卒業生代表として壇上に立ったラリタさん(ネパール)は「学校生活は喜びと感謝の2年間だった。大切なのは諦めないこと。支えていただいた先生や両親に感謝し、これからも頑張ります」と意気込みを語った。