春の2ヶ月しか見られない絶景スポット「白川湖の水没林」とは? 山形県飯豊町とJR東日本が「宝もの」プロジェクトで魅力を発信
山形県飯豊町とJR東日本新潟支社は、地域の未来づくりに取り組む「宝もの」プロジェクトを推進。共同で、山形県南部飯豊町にある絶景スポット「白川湖の水没林」の情報発信と魅力づくりに取り組みます。
雪どけ水の湖に林が浮かぶ光景が話題「白川湖の水没林」
山形県飯豊町にある白川湖は、春先の雪解け水が流れ込み、3月下旬頃に満水の時期を迎えます。雪解け水で水位が上がるこの時期だけ見ることができる幻想的な光景が「水没林」です。白川湖からシロヤナギの木々が生えているかのように見え、木々に朝霧がかかる早朝は特に神秘的です。
3月下旬から4月中旬頃、白川湖の水没林の木々が芽吹く前には湖岸の残雪に包まれた「白の水没林」を、4月中旬から5月中旬頃にはシロヤナギが芽吹きはじめ「緑の水没林」を鑑賞することができます。また、GW期間中などは夜間ライトアップも行われるため、ライトに照らされたシロヤナギが湖面に映り込む幻想的な光景を見ることができます。
水没林を間近に体験できるアクティビティを実施
水没林を鑑賞できる約2ヶ月の間は期間限定で、山から上る朝日の美しさと朝もやに包まれる白川湖ならではの絶景に溶け込むことができる「水没林カヌーツアー」や、空からの眺めを楽しめる「気球フライト体験」、白川湖の水没林をテントの幕間からも見ることができるキャンプエリア「水没林ビューサイト」の開設、ライトアップでより幻想的なムードとなった水没林を鑑賞できる「水没林ライトアップ」、白川湖の水没林を巡る「水没林散策ツアー」といったさまざまなアクティビティを実施しています。
ポスター起用や限定ツアー実施、シャトルバス運行で水没林の魅力を周知
GWや東北の桜シーズンに訪れる旅先として多くの人に「白川湖の水没林」を選んでもらえるように、JR東日本はさまざまな取り組みを実施します。
1.TOHOKU Relaxポスター撮影地として水没林を起用
JR東日本で展開しているブランド「TOHOKU Relax」のポスターに水没林を起用。JR東日本管内の主な駅で、4月以降展開されます。
2.JREMALLチケット限定「カナディアンカヌープライベートツアー」
JR東日本が運営するECサイト「JRE MALLチケット」で、カヌーツアーのチケットを購入できます。専属ガイドの案内により白川湖の水没林をカナディアンカヌーでめぐる、120分のプライベート体験ツアーは、JRE MALLチケットでのみ販売となっています。
また、ツアーの販売に合わせ「白の水没林」「緑の水没林」のPR動画をJR東日本の山手線、中央快速線等11路線のトレインチャンネルで放映します。
3.白川湖の水没林シャトルバスを運行
5月3日から5月5日までの3日間、山形新幹線赤湯駅から白川湖岸公園の区間で予約制の往復シャトルバスを運行。1日3往復で、料金は片道大人3,000円、小学生2,000円(座席を使用しない未就学児は無料)です。白川湖岸公園から赤湯駅までの便は「道の駅いいで めざみの里観光物産館」に立ち寄りますので、ショッピングやご当地グルメも楽しめます。
(写真はすべて飯豊町)