オープン2か月で4万人以上来館 妙高市新複合施設「まちなか+」
妙高市朝日町1に2025年10月4日にオープンした、図書館を核とした子育て支援や市民交流などの複合施設「まちなか+(ぷらす)」は、11月末までの約2か月で4万2645人の来館者が訪れた。市は開館5年目となる2029年度の年間来館者数の目標を8万4000人としており、オープン初年度の2か月で目標数の半分を達成した。
《画像:まちなか+》
市生涯学習課によると、10月4、5日のオープニングイベントには2日間で約8000人が来館。11月に入ってからも平均で平日は500人程度、土日は600〜700人が来館している。11月1〜3日の同館近くの新井別院報恩講の際には、連日1000〜2000人の来館者が訪れたという。
午前10時からの来館が最も多く、1階のカフェや交流スペースで市民がお茶を飲む姿が多く見られるほか、放課後に利用する中高生も増えている。また施設の核となる市立図書館の11月25日までの貸出人数はのべ6158人、貸出冊数は2万2094冊となっている。
記者会見で城戸陽二市長は「スタートとして当初の予定を上回る大幅な人数増。これを地域のにぎわい作りや人が集まる場所としてやっていかなければならない」と話した。
まちなか+は旧図書館の老朽化などから建設が計画され、図書館のほか、プレイルームや子育て支援室などの「子育て広場」、市民交流スペース、市民活動室、カフェなどがある4階建ての施設。市が建設工事費約22億1980万円をかけて整備した。
妙高市複合施設 まちなか+(ぷらす)( https://machinakaplus-myoko.jp/ )