ふじさわ市民ミュージカル 一人二役の舞台へ準備着々
市内を拠点に活動する「ふじさわ市民ミュージカル」(伊藤弥生実行委員長=人物風土記で紹介)の出演者らが21日、第11回公演のリハーサルを市民会館大ホールで行った=写真。
1996年に発足した市民参加型のミュージカル団体で、これまで約3年に1度のペースで公演を開いてきた。この日は出演者と歌唱・ダンスの指導者のほか、演出と技術チーム、実行委員などの関係者を合わせて約200人が集結した。8月25日(日)に上演するオリジナル演目「Dearmyfriends」の衣装を着て通し練習を実施。場面転換の段取りやそれぞれの立ち回りなどを確認した。
今回はキャスト全員が昼と夜の2公演で異なる二役を演じる「Wキャスト」構成。脚本・演出を務める和泉さなさんは「Wキャストゆえに稽古に苦労しているが、みんなが必死についてきてくれている。市民ミュージカルでここまでできるんだぞ!という舞台にしたい」と意気込んだ。
同団体によると、今年のチケットは既に完売しているという。(問)同実行委員会【電話】070・2181・7481。