『サバイバー：宿命の大統領』エイダン・カントが42歳で死去。キーファー・サザーランドらが追悼
サスペンスドラマ『サバイバー：宿命の大統領』のアーロン・ショア役で知られるエイダン・カントが、42歳という若さで亡くなった。キーファー・サザーランドら共演者からも追悼が寄せられている。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
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「素晴らしい精神の持ち主だった」
エイダンは今月8日（月）に虫垂ガンの合併症によって死去。代理人は声明で「彼は多くの人々に恋しく思われることでしょう」と述べ、この訃報を認めている。
メキシコ生まれ、テキサス育ちのエイダンは、音楽の道を志してキャリアをスタート。メキシコで複数の映画やドラマの楽曲を手掛けたのち、俳優として活動し始める。2013年にケヴィン・ベーコン主演のクライムサスペンス『ザ・フォロイング』でハリウッドデビューを果たすと、『サバイバー』や『セカンド・チャンス』にも出演。2022年に米FOXにて始まった犯罪ドラマ『The Cleaning Lady（原題）』でメインキャストを務めていた。映画では、『X-MEN：フューチャー＆パスト』でサンスポットを演じたほか『2ハート』『ブルーズド ～打ちのめされても～』『ディープ・コンタクト』などに参加。『エージェント・ゲーム』でメル・ギブソンと共演した。
訃報を受けて、『サバイバー』の共演者からも次々と悲しみの声が寄せられている。トーマス・カークマン大統領役のキーファーは、Instagramに追悼文を投稿。撮影現場と思われる場所で撮られたエイダンと自身の白黒写真をアップし、「最近、このような投稿をしなければならないことが多すぎるようだけど、エイダン・カントが亡くなってしまって本当に辛い」と悲しみを露に。「彼は素晴らしい精神の持ち主だった。俳優としてより良くやろう、より素晴らしくいよう、さらに良くしようという願望にはとても感銘を受けたし、彼のことが恋しくなるだろう。それに彼の妻ステフと二人の幼い子どもたちのことを思うと、辛くてたまらない。エイダン、どうか安らかに」
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ハンナ・ウェルズ役のマギー・QもInstagramで「美しい友…あなたはハリウッドさえふさわしくないほど違う次元の人。優しさ、温かさ、精神の寛大さをファミリーにもたらし、いつだって正しいことをしようとしていた。誰一人として、あなたのようなモラルのコンパスを持つことはできない」と綴り、高潔な彼の死を惜しんだ。
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マイク・リッター役のラモニカ・ギャレットは、「エイダンは俳優として素晴らしかった以上に、父、夫、友として素晴らしい人だった。自信と謙虚さの両方を簡単に滲み出させることができた」とInstagramに投稿。「君と君の妻、子どもたちへ祈りを捧げるよ。安らかに眠って、友よ…」とコメントしている。
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エイダンの冥福を祈りたい。
『サバイバー：宿命の大統領』全3シーズンはNetflix、U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：米Entertainment Weekly、米Deadline
Photo:『サバイバー：宿命の大統領』© 2016 American Broadcasting Companies Inc. All rights reserved. © 2017 American Broadcasting Companies Inc. All rights reserved.
