上越市美術展覧会「市展」 老若男女 多種多様な作品ずらり！
上越市美術展覧会「市展」が6日（日）から高田城址公園オーレンプラザとあすとぴあ高田ミュゼ雪小町の2つの会場で開かれています。
今年は日本画や洋画、写真など６部門に上越市や妙高市、糸魚川市などの8歳から95歳まで279人から333点の応募がありました。入賞作品は最高賞の市展賞4点を含む30点です。
【市展賞】洋画・版画部門 鳥原良子さん「共生（共に生きる）」
これは洋画・版画部門で市展賞を受賞した鳥原良子さん67歳の油絵「共生（共に生きる）」です。自宅の庭にある柿の木をモデルに描きました。樹木の間から見える空の色が青やピンク、オレンジで表現され絵画ならではの抽象性が評価されました。
【市展賞】彫刻・立体造形部門 山田満康さん「握り手」
彫刻・立体造形部門では山田満康さんの彫刻作品「握り手」が市展賞に選ばれました。素材にはクスノキを使い、仏像の手の形をイメージして彫られています。
写真部門では、去年よりも20人ほど多い104人からの応募がありました。そのうち高校生以下の作品は28点あり3点が佳作に選ばれています。
【佳作】写真部門 内木隆一朗さん「あかり」
これは佳作のひとつで、最年少8歳の内木隆一朗さんの作品「あかり」です。
来場者
「素晴らしい作品ばかり。人柄が伝わってくる気がする」
上越市美術展覧会は今月14日まで開かれています。
会場は2つあり、高田城址公園オーレンプラザは日本画や洋画彫刻・立体造形など4部門、あすとぴあ高田ミュゼ雪小町は書道と写真の２部門が展示されています。