インフルエンザ対策、マスクだけで大丈夫? 免疫力アップのカギは“腸”習慣にアリ!【医療従事者監修】
例年、冬の季節には注意したい風邪やインフルエンザ。とくに家族同士で感染してしまうと家のなかが回らず地獄絵図に…。そうならないための対策はあるの?
1.今年の冬も要注意!風邪やインフル流行の兆し
今回は、コハルさん(43歳/仮名)からのご相談です。
「はぁ…今すぐ早く帰らないと。それに、しばらくは来られないかもしれません。子どもの学校から連絡が来て、具合が悪いから迎えに来てほしいって…。昨日の夜に少しだるそうだったので、風邪かもしれません。
この時期だから、もしかしたらインフルエンザかも…。そんなことになったら、きっと兄弟にもかかりますし、家族全員で風邪の移しあいになって、大変なことに…。我が家、全員マスクはつけているんですが、なかなか予防ができなくて」
確かに、今年は夏の猛暑やインバウンドによる観光客の増加が原因で、風邪もインフルエンザも流行し、例年より流行が始まるのが早いといわれています。
もしかしたら、感染対策はマスクでは足りていないのかもしれません。
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2. 免疫力を高める秘訣は腸
免疫力を高めるためには、実はマスクやうがい手洗いだけじゃなく、腸を整えることが大切です。実は、免疫細胞の全体の約7割が、腸に存在しているといわれています。
だからこそ、腸内環境が乱れると免疫細胞が働きにくくなります 。つまり、外敵に対するバリア機能が弱まって、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのです。
それだけじゃないありません。腸が冷えると栄養を吸収する効率が下がるため、疲労の回復が遅くなるもの。夏も冬も冷たい食べ物の摂りすぎには注意が必要です。
3.バリア機能を底上げ|内側からの予防策
風邪やインフルエンザの予防対策といえば、マスクの着用やうがい手洗い、手指消毒などをイメージする人は多いですよね。
ただし、それだけでは不十分。今回はバリア機能を底上げするために覚えておきたい、内側からの予防策を3つ紹介します。
3-1.腸を整える食生活
腸内環境を整えるために、普段の食生活に気を配りましょう。脂っこいものや甘いものは避け、発酵食品や食物繊維を意識的に摂ってください。
味噌汁やヨーグルト、納豆やキムチを朝食にプラスするだけでも「腸活」が可能です。間食をドライフルーツやナッツにしたり、コンビニに行くときも野菜を意識的に摂ったりするようにしてくださいね。
3-2.からだを冷やさない温活習慣
冷えは免疫力低下の大敵です。前述の通り腸が冷えると栄養の吸収効率が落ちて免疫力が低下します。さらに、からだ全体が冷えると血流が悪化し、免疫細胞が全身に行きわたらなくなるのです。
からだを冷やさないポイントは「首・手首・足首」を守ることです。
「今日は寒い」と思ったら、これらの3つのポイントを重点的に温めましょう。おなかが冷える場合は、カイロや腹巻の活用もおすすめです。
3-3.免疫力を底上げする方法
食生活の改善を毎日続けるのは難しいですし、ファッションによっては首や手首、足首を温めるのが難しいという日もありますよね。そんな場合に備えて、普段から免疫力を底上げする生活を意識しましょう。
とくに、体質に合わせた漢方薬の服用がおすすめです。「血行が悪くなりやすい」「食欲が落ちやすい」という体質を整えると、からだの不調を感じにくくなりますよ。
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4. 冬の「免疫作戦」は腸の防衛から
冬にも負けないからだを作るためには、まず腸を鍛えることが大切。成長期の子どもが多いと、つい野菜よりも肉を重視していしまいますが、まずはそこを見直すところから始めてみるのもおススメです。
うがいや手洗い、マスクの着用だけの予防には限界があるもの。とくに、子どもはマスクを外したり、手が汚れている状態でものを食べたりすることが多いから、免疫力自体を鍛える予防法を実践してみましょう。
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ・さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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(コクハク編集部)