上田のソウルフード『馬肉うどん 花菜(はな)』家族の思い出の味を再現した心あたたまる一杯!金曜限定の牛すじカレーも人気@上田市
上田市の丸子エリアに2024年11月、心も体も温めてくれるソウルフードのお店『馬肉うどん 花菜(はな)』がオープンしました。
店主の佐藤郁美さんを中心に、妹の美佐恵さんが店内を担当、お母さんの弘子さんがキッチンで料理の腕を振るう、仲良し家族が営む食堂です。祖母が旧丸子町で経営していた食堂の味を復活させたいという思いから生まれたお店で、家族の「思い出の味」を上田の地で提供しています。どんな味わいが待っているのか、久保結アナウンサー訪ねました。
笑顔が素敵な店主の佐藤郁美さん
懐かしさを感じる「馬肉うどん」の魅力
花菜の看板メニューは、その名の通り「馬肉うどん」。しょうゆと鶏のダシを使ったスープに、柔らかく喉ごしの良い麺を使用しています。馬肉は肩ロースを使い、食べやすい味付けに仕上げられています。
馬肉うどん(800円)、肉増しは1000円
実際に食べてみると、馬肉は柔らかく、しっかりとした歯ごたえもあります。油がさっぱりしていて食べやすく、癖になるおいしさです。うどんの麺はつるっと喉を通り、スープとの相性が絶妙。
店主の佐藤さんが一番こだわっているというのがダシ。昔ながらの味を引継ぎつつ現代風のアレンジも加えているというダシに「なるべく食感を柔らかく仕上げている」という馬肉と柔らかめのうどんがマッチします。
「初めて食べたのに、どこか懐かしさを覚えるような、ほっとするような味」と久保アナ。家族の思い出の味が、食べる人の心も温かくしてくれます。
4種のお肉が共演!金曜限定の牛すじカレー
花菜では曜日限定のメニューも提供しています。その中でも注目は金曜限定の「牛すじカレー」。牛すじがホロホロと柔らかく煮込まれ、甘めの味付けが特徴的なカレーです。
このカレーの最大の特徴は、なんと4種類のお肉が使われていること。肉を茹でた出汁に加え、鶏ガラスープ、豚のスープ、そして牛すじと馬肉が入っており、「鶏と豚と馬と牛が全部入っております」と、まさに肉の共演を楽しめます。
鶏と豚と馬と牛…4種類!?
「こんなにお肉が共演していて喧嘩しないかなって心配でしたけど、こんなにうまくまとまるもんなんですね」と驚かされるほど、様々な肉の旨みが調和した一品です。
小さい子からお年寄りまで 地域に根ざす店を
花菜は単なる食堂ではなく、家族の思いが詰まった特別な場所です。「小さいお子様から、お年寄りまで本当に気軽にうどんを食べていただいて、このお店の中でいろんな場が広がっていくといいな」という思いが込められています。
また、「みんな年を取っていきますけれども、本当に一緒に仲良く働けていけたらいいな」という言葉からは、家族経営ならではの温かさを感じます。
地域に根差し、多くの人に愛される食堂を目指す花菜。懐かしさを感じる味を求めて、上田を訪れてみてはいかがでしょうか。
馬肉うどん 花菜(はな)
住所:長野県上田市長瀬3136-1
電話番号:090-9667-1107
営業時間:11:30~14:00、月・金曜のみ17:30~20:00も営業
定休日:水・木曜
Instagram:https://www.instagram.com/hana_banikuudon/