『グーニーズ』新作が企画中、ワーナー・ブラザース進行
スティーブン・スピルバーグ原案、少年少女の冒険を描いた名作『グーニーズ』(1985)の新企画が進められていることがわかった。米が報じている。
今回の情報は、米ワーナー・ブラザーズが保有する主要IP(知的財産)の今後の計画の一環として明らかにされたもの。同スタジオが「『グーニーズ』のトリートメント(映画構成)に取り組んでいる」とされており、オリジナル版のリメイクになるのか、続編になるのかなどの詳細は明かされていない。通常、トリートメントは脚本執筆の前、映画会社に売り込むために作成されるものであるため、企画はまだ初期段階にあると考えられる。
『グーニーズ』の続編をめぐっては、公開から約20年後の2004年頃から実現の可能性が浮上。リチャード・ドナー監督が構想の存在を明かすも、のちにワーナー・ブラザースが興味を示していないことが判明していた。
その後も、マイキー役のショーン・アスティンが次世代の冒険に焦点を当てた続編の構想を口にしては、別の関係者から否定されるなど、話が二転三転。2020年4月には、スピルバーグがオリジナル版を超える「アイデアが見つかっていない」と明かし、2021年にはマウス役のコリー・フェルドマンが実現に否定的な見方をいた。
一方、メインキャストの多くは再演に前向きな姿勢を示している。2023年1月にはデータ役のキー・ホイ・クァンが「満足のいく脚本を作ることが最大のハードル」と認めつつ、「あのキャラクターを再訪することには前向きです」と意欲的に。アスティンも、2024年9月に「グーニーズはグッド・イナフ」と記された画像をに投稿し、「僕たちの番だ。やりましょう、スティーヴン」と作品への再訪に熱意を見せていた。新企画はどのような形で実現するのか、今後の続報に注視していきたい。
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