スポーツに青春を捧げる生徒たち…イマドキの高校生のリアルな声を聞いてみた「とわの森三愛高校」(北海道 江別市)
HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
北海道各地の学校に行って、高校生たちのリアルな声を聞くコーナー「学校で聞こう!」
熱中しているあれや、これ…イマドキの高校生はどんな学校生活を送っているのでしょうか… ?
スポーツに青春を捧げる生徒たち…「とわの森三愛高校」(江別市)
今回で3校目となる「学校で聞こう!」は、江別にある「とわの森三愛高校」。
パリオリンピックに出場した、バドミントン「ナガマツペア」の松本麻佑選手やバレーボール日本代表のリベロとして躍動した、山本智大選手など、沢山の卒業生たちが世界で活躍していることでも有名です。
今回は、先輩たちの背中を追いかけ、スポーツに打ち込む生徒が集まる「トップアスリート健康コース」の生徒とお話しちゃいます。
スポーツに打ち込む生徒たちに話を聞いてみた!
こちらクラスの生徒の中には、スポーツに青春を捧げるために、遠くから通っている生徒も。
岩倉さん:「(住んでいるのは)滝川市です。5時に起きて、始発で来てます」
岩倉さん:「(下校は)8時半くらいの電車に乗って、10時に家に着きます」
どうしてそんなに頑張れるのか聞いてみると…
岩倉さん:「電車の定期代を親が出してくれたり、お弁当も毎日朝早く作ってくれるので、頑張らないとと思ってます」
岩倉さんも所属しているバスケ部には、実はきびしいルールが…。
泉さん:「恋愛禁止」。
厳しいルールの中で、”癒し”となるアイテムも教えてもらいました。
スポーツに打ち込む生徒の”癒し”アイテムとは
厳しいルールの中で、”癒し”となるアイテムも教えてもらいました。
矢本さん:「アイス。購買に売ってて…おいしいです」
「とわの森三愛高校」は酪農について学べることも特徴で、生徒たちが育てた牛のミルクから作ったアイスが大人気なんです。
牛乳の甘みが口いっぱいに広がるのに、後味すっきり。
次にお話を聞いたのは、アイスを勧めてくれた矢本理蘭さん。
この高校を選んだ理由に思わず「キュン」としちゃいました。
矢本さん:「一つ上に姉がいて一緒にバスケがしたかったからです。楽しいです」
部活動中のお姉さん理凛さんに、理蘭さんが追いかけてきた事を伝えると…
姉・理凛さん:「知らなくて…正直そういわれたらすごくうれしい。妹がかわいい」
「なぜこの学校に?」他の生徒たちにも話を聞いてみた
こちらは道南 鹿部町出身、野球部の𠮷田翼斗さん。
どうしてこの学校に来たかというと…
𠮷田さん:「やっぱり激戦区の札幌で甲子園に行きたかったからです。函館の友達と甲子園をかけた試合で戦うためにきました」
甲子園をかけた試合で再会することを誓うなんて…とってもドラマチックですね!
とわの森三愛高校といえば…
先週、バドミントンの松本麻佑選手が学校に訪問。
そんな松本選手があこがれだという生徒も。
関野さん:「身長が高くて、スマッシュとか威力がすごくて、自分もスマッシュが早くなるように頑張っています」
相性ばっちりのコンビに注目
ダブルスで組んでいるという相方は、同じクラスの橋本芽衣さん。
関野さんについて聞いてみると…
橋本さん:「みんなの前では静かだけど、二人のときとかはおもしろい」
おっとりした二人に感じますが…
放課後、実際にプレーをする二人を覗いてみると…!
橋本さん:「声かけもしないで、最初はケンカみたいなこともあったんですけど、最近は結構話し合いもできていい感じになってきたと思う」
相性ばっちりのコンビはバレー部にも
実はこちらのクラスには、バレー部にも相性ばっちりのコンビが。
ポジションはリベロの本田さんと…
バレーボール大好き、ポジションがセッターの井園さん。
本田さんがあげたボールを受けるのがセッターである井園さんなんです。
そんな井園さん、OBの山本選手が「世界一のリベロ」と呼ばれていることにちなんだ、「あなたのまわりの世界一は?」というアンケートに書いた答えが…
井園さん:「両親です。手伝いも全然しないのに嫌なことも言わないでやってくれる。大変なのによく育ててくれるなって」
両親に感謝を伝えたいという、井園さんの放課後を密着することに!
「両親に感謝を伝えたい...」生徒の放課後に密着
両親に感謝を伝えたいという、井園さんの放課後を密着することに!
午後5時半ごろ。本田さんをはじめとした部活動のメンバーと練習。
厳しい練習でも、とっても楽しそうです。
午後8時ごろ、練習を終えたころにはあたりは真っ暗。
お母さんの愛を感じたと思うエピソードを聞いてみると…
井園さん:「インターハイに向けた前同大会の出場が決まって。ベンチ入りできて(試合に)出るか出ないかわからないのに応援しに来てくれるのは愛を感じるなって」
いつも帰宅時間にあわせてご飯を作って帰りを待っているというお母さん。
"世界一の両親"と言われたことに対する反応は?
お母さん:「本当に思っているのかわからないけど、うれしいでいいのかな?休まず、ケガしても頑張っているので、そこはすごいと思う」
井園さん:「支えてもらって成長できてると実感するので、ふだんからありがとうを言おうかなと思います」
いつも応援してくれているお母さんから最後にひとこと言いたいことが。
お母さん:「遠征、合宿の用意とかは前日に用意してほしいな」
井園さん:「できたらやります」
※掲載の内容は番組放送時(2024年9月23日)の情報に基づきます。