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【マンガ】理不尽な八つ当たりのワケは?新米自衛隊員だった私が東日本大震災で学んだこと/第5話

Sitakke

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元海上自衛隊のイラストレーター・ヤマモトクミコさんが、東日本大震災の支援を通じて学んだことをマンガでお伝えする連載「元自衛隊員が描く“こころの防災”」。

「HBC演劇エンタメ研究会(エンケン)」のメンバーが、マンガに声をあててボイスコミックを制作しました。

HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)

今回は第5話のご紹介です。

【第1話から見る:元海上自衛隊が伝えたい「こころの防災」 東日本大震災から学ぶ/第1話】

第5話ボイスコミック

エンケンメンバーは、代々木アニメーション学院札幌校で声の演技について学び、収録に臨みました。
【アフレコ体験レポ:アニメの声優さんってスゴすぎ!現役アナウンサー3人がアフレコに挑戦してみたら...】

エンケン会長・堰八紗也佳アナウンサー 全話視聴してのコメント

個人的なお気に入りは「第5話」です。まず、同僚役の「お前災害時にヘラヘラしてんじゃねーぞ!」というセリフの近藤肇アナウンサーが、重厚感がありすぎて、怖くて泣きそうになりました(笑)

それと、佐藤彩アナウンサーのセリフ!すごくリアリティーがあって、佐藤アナの性格と重なり(笑)ぴったりの声質だと思いました。
もちろん私の体験談ではないので、勝手な想像の範囲ですが、情景がリアルに浮かびました。

4話の学生役=大竹彩加アナウンサーの声も、等身大で、面白い!と思いました。それぞれいろいろな配役によって、良さが発揮されたり、逆に苦手なところが見えたり…新たな一面が見えましたね。
今後もいろいろなアフレコに挑戦してみたいです!## 第5話:理不尽な八つ当たりの原因は?たかが「おやつ」、されど「おやつ」…

あとがき

娯楽が極端に少ない「護衛艦」のなかで、元気を失わないためにどんな工夫が必要かなのか。常に頭を悩ましていました。

漫画に描いた「八つ当たりしてきた上官」も、普段は穏やかな上官でした。いかに環境が人を変えるのか…それを痛感する日々でした。

誰しもがストレスを抱えて、ピリピリしてしまう災害時に「おやつ」はどんな効果をもたらしたのでしょうか。次回に続きます。

→先輩の目に涙が...「おやつ」がもたらす効果とは?

***

ボイスコミックは随時公開!:ボイスコミックこころの防災

マンガは全話公開中:連載「元自衛隊員が描く“こころの防災”」

漫画:ヤマモトクミコ
北海道・札幌市在住のイラストレーター。2010年に、海上自衛隊入隊。入隊1年目で東日本大震災の支援に従事。約10年間、自衛隊員として全国各地を飛び回る日々を過ごし、結婚・出産を経て、退職。独学でイラストレーターに。2児の母。

Instagram:@studio.kimi_cony
X:@kumiko_illust

編集:Sitakke編集部 ナベ子

【参考】イラスト作成時の写真資料として
海上自衛隊ホームページ

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