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実は砂糖以上ってホント?『はちみつ』の糖質量が予想以上だった!

オリーブオイルをひとまわし

実は砂糖以上ってホント?『はちみつ』の糖質量が予想以上だった!

今回紹介するのは、はちみつのカロリーや含まれる糖質量だ。 バタートーストにかけたり、レモン漬けにしたり、いろいろな料理に使えるはちみつだが、皆さんはカロリーや糖質を気にかけたことはあるだろうか。また、赤ちゃんにははちみつを与えてはいけないというが、それはなぜなのだろう。これから見ていこう。

1. はちみつの糖質量は多い?

れんげはちみつ・アカシアはちみつ・百花はちみつ・そばはちみつ・ソヨゴはちみつのように、いろいろな種類があるはちみつだが、含まれる糖質量はどれくらいなのだろうか。

はちみつの糖質量とカロリー

トーストやヨーグルトにかけて食べることの多いはちみつだが、100gあたりに含まれる糖質の量は81.9gだ。同じく100gあたりのカロリーは329kcalだ(※1)。成分の約80%が糖質で構成されていることに驚いたという人もいるのではないだろうか。

2. 甘味料の種類と糖質とカロリー

次に、はちみつ以外の甘味料の種類と含まれる糖質の量、カロリーを紹介しよう。はちみつと比べて、糖質量は多いのだろうか。いずれも100gあたりの数値を紹介する。

砂糖

砂糖には上白糖・三温糖・黒砂糖・グラニュー糖・角砂糖・氷砂糖など、いろいろな種類があるが、それぞれのカロリーと含まれる糖質の量はどれくらいだろう。カロリー:391kcal糖質:99.3gカロリー:390kcal糖質:99.0gカロリー:352kcal糖質:90.3gカロリー:393kcal糖質:100.0gカロリー:394kcal糖質:100.0gカロリー:394kcal糖質:100.0gこのなかでは黒砂糖が1番低カロリーで、糖質が少なめだ。また、砂糖よりもはちみつの方が、カロリーが低く含まれる糖質の量が少ない。

水あめ

水あめは製法によって酸糖化と酵素糖化に分けられる。それぞれのカロリーと糖質量を紹介しよう。カロリー:341kcal糖質:85.0gカロリー:342kcal糖質:85.0g

メープルシロップ

ホットケーキにかけることの多いメープルシロップだが、カロリーや含まれる糖質量はどれくらいなのだろうか。カロリー:266kcal糖質:66.3gとろりとしていて、はちみつと似ているメープルシロップだが、カロリーははちみつより低く、含まれる糖質量も少ない。

3. 糖質制限中にはちみつを食べても大丈夫?

血液中の中性脂肪値の高さは、動脈硬化の危険因子や糖尿病の引き金につながることが多いといわれている。はちみつのような糖質の多い食品は、糖質制限中には不向きな食材といえるだろう(※11)。

はちみつは砂糖の代用になる?

先述したように、はちみつは砂糖よりカロリーと含まれる糖質の量が低い。さらに、はちみつは、少ない量でも甘みが立ちやすいという特徴がある。同程度の甘さになるように調整して、砂糖の代わりにはちみつを使用すれば、わずかではあるが糖質オフにつながるだろう。しかし、はちみつには独特の風味があるため、料理によっては砂糖を用いたほうがよい場合もある。

4. はちみつに含まれる栄養成分

ここでは、はちみつに含まれる糖質以外の栄養成分を紹介しよう。

ビタミン類

ごく微量だがはちみつには、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6が含まれている(※1)。ビタミンは人体の機能を正常に保つのに必要な栄養素だ(※12)。

ミネラル類

ごく微量ではあるものの、はちみつには、カリウム・カルシウム・リンといったミネラル類が含まれている(※1)。ミネラルは体内で合成できないので、食物から摂取する必要がある(※13)。

5. 赤ちゃんにははちみつを絶対に与えない

赤ちゃんにはちみつを絶対に与えてはいけないと聞いたことはあるが、その理由がよくわからないという人もいるだろう。では、なぜ赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないのだろうか。

乳児ボツリヌス症とは?

赤ちゃん(1歳未満)がはちみつを食べると、乳児ボツリヌス症にかかることがある(※14)。生後1歳未満の乳児の腸内環境は成人と異なり、腸管内でボツリヌス菌が定着し増殖が起こりやすいという。乳児ボツリヌス症の症状は、数日にわたり便秘が続く、全身の筋力低下や哺乳力の低下、脱力状態、泣き声が小さくなる、などである。とくに、顔面が無表情になり、頸部筋肉の弛緩によって頭部を支えられなくなるような症状を起こすことがある。ほとんどが適切な治療によって治癒するが、まれに亡くなるケースがあるとされている(※15)。

結論

はちみつに含まれる糖質の量やカロリーを紹介した。ほかの甘味料と比べると、糖質やカロリーは低めということがおわかりいただけただろう。独特の風味が気にならなければ、砂糖の代わりにはちみつを活用するのもおすすめだ。わずかな差ではあるが、少しでもカロリーオフしたい人は、実践してみてはいかがだろうか。 (参考文献)※1~10出典:文部科学省 日本食品成分表2020年版(八訂) ※1「砂糖及び甘味類/(その他)/はちみつ」 ※2「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/車糖/上白糖」 ※3「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/車糖/三温糖」 ※4「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/黒砂糖」 ※5「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/ざらめ糖/グラニュー糖」 ※6「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/加工糖/角砂糖」 ※7「砂糖及び甘味類/(砂糖類)/加工糖/氷砂糖」 ※8「砂糖及び甘味類/(でん粉糖類)/水あめ/酸糖化」 ※9「砂糖及び甘味類/(でん粉糖類)/水あめ/酵素糖化」 ※10「 砂糖及び甘味類/(その他)/メープルシロップ」※11出典:公益社団法人 千葉県栄養士会「血液中の中性脂肪が高い人の食事」https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/preventive/ketsueki_tyuseisibou/※12出典:厚生労働省「ビタミン」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html※13出典:厚生労働省「ミネラル」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html※14出典:厚生労働省「「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html※15出典:消費者庁「ハチミツによる乳児のボツリヌス症」https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/topics/topics_001/

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 渡邉里英

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