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地球を素手でわしづかみ! AR地球儀「ほぼ日のアースボール」は大人も夢中になれる

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地球を素手でわしづかみ! AR地球儀「ほぼ日のアースボール」は大人も夢中になれる

あわただしい年末も近づいてきたということで、「自堕落王(ジダラキング)」と名乗るのも恥ずかしいぐらい働いています。自宅で仕事をするライターなので、家に引きこもっているのは変わりないんですけど。

もちろん、ずっと働き詰めでは能率が上がらないので、適度に気分転換の休憩は挟むんですが……、この休憩時間の過ごし方にちょっと悩んでいまして。

ぶっちゃけ言うと、10~30分ぐらい脳を休めたいけれど、単にボーッとしているだけだと退屈!という、やや面倒くさい状態なんですね。SNSを見ていると気分が休まらないし、本や動画は集中し過ぎるのでNG。ゲームやプラモデルを触るような、能動的な遊びも避けておきたい。我ながら「じゃあ、何がしたいんだ」と思わなくもないですが、それがわかんないから困っているという……(ありますよね、そういう気分)。今までだと、そういう気分の時は近所で軽い散歩に出ていたんですが、そろそろ寒いじゃないですか。やっぱりこの時期は、自宅ではんてんを着込んだままコタツにもぐっているのが最高ってことで。

となると、休憩中の気分転換に求められる条件としては
(1)家にこもったまま
(2)ボーッと眺めているだけでそれなりに楽しい
(3)気分転換になりそうなリラックス感
という3点。で、上記条件を満たすコンテンツとして最近僕がすっかりハマっているのが、地球儀を眺めることです。

画面越しに眺める地球は、やっぱり丸かった

「いやいや、地球儀てw」とバカにするのは早計に過ぎませんかね。だって、最新の地球儀のスゴさ、知らないでしょ? 地球儀も、実は進化しているんですよ。

ということで、今回紹介したいのが「ほぼ日のアースボール」。これは、その名のとおり、「ほぼ日手帳」などでおなじみの糸井重里氏のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」発の企画から生まれた、AR(拡張現実)地球儀なんです。

AR専用の最新版地球儀「ほぼ日のアースボール」。公式サイト価格は、3960円(税込)

ちなみに、僕が入手したのは、2020年11月に発売されたばかりのセカンドモデル。

最初のモデルは、空気を入れてふくらますビーチボールタイプで、直径も約27cmと大きめ。対して、セカンドモデルはコンパクト(直径約15cm)で、軽くて硬いボールのようなタイプにリニューアルされました。

片手でつかめるぐらいのサイズに、割と精密な地形図が印刷されているんですが、ただ、一見するとあんまり地球儀っぽくない? 国境や国名が入っていないので、地球儀と言うよりは、地球っぽい見た目のボールって感じ。

ファーストモデル(左)と新しいセカンドモデル(右)の比較。どうせARで見るんだから、本体サイズは小さくても何の問題もなし
地味に優秀な専用台座。小さな突起で「アースボール」に接触するので、軽い力でボールをクルクル動かせます

そう、この「ほぼ日のアースボール」だけだと、単に地球っぽいボールでしかありません。先にも述べたとおり、「AR地球儀」なので、単体ではあんまり意味がありません。

ということで、まずはスマートフォンかタブレットに専用アプリをインストールしましょう。画面が大きいほうが楽しいので、できればタブレットのほうがオススメ。あとは、アプリを起動した状態で、地球っぽいボールこと「アースボール」を画面に映すと……おお、「アースボール」が地球儀に!

タブレット画面の枠内にアースボールを収めると……
おなじみのクラシックな地球儀が出現!

もちろん、カメラの映す位置を変えると、リアルタイムで画面内の地球儀も見え方が変わります。1度認識させてしまえば、画面に「アースボール」が大体半分収まっている状態なら、ARロストは起きません。つまり、「アースボール」を手に取って。いろんな角度や距離から眺めることができるんです。

そもそも、地球儀を見るのが小学生時代以来って人も多いはず。久しぶりに眺めてみると、「おー、地球ってこんな感じだったなー」と意味もなく盛り上がりますね。メルカトル図法の平面地図ばかり見ているので、南アメリカ大陸とアフリカ大陸の意外な近さに驚いたり。

「AR地球儀」のコンテンツ力、あなどれない!

とは言え、これだと従来の地球儀を眺めているのと大差ないし、結局はすぐ飽きそうな気が……。わかります。でも大丈夫。「ほぼ日のアースボール」は、ARならではのコンテンツがやたらと豊富に揃っているんですよ。

改めてアプリのメニュー画面を見てみると、下記のとおりズラリと19種のアイコンが並んでいます。これ全部、それぞれ違う視点で地球(一部、そのほかの惑星)が見られるようになっているわけで。

どんな地球が見られるんだろう? と期待度が高まるメニュー画面

最初に紹介したのは「クラシック地球儀」というもので、まさにおなじみの地球儀を見るためのメニュー。これを「でこぼこ地球」に切り替えると、山脈などの高低差を立体的に(100倍に強調して)反映した、デコボコの地球に早変わり。おー、デコボコしてる。

さらに、「でこぼこトピック」をタップすると、隆起した部分が強調表示されるので、気になる部分をタップ。すると、その地名と詳細情報が読める画面に移動するという仕組みです。

「アースボール」とタブレットをグルグル動かしながら地球を見て回って、「やたらと高いと思ったら、ここがヒマラヤ山脈か」とか「ロッキー山脈って長いなー」といった情報にシームレスにつながれるのは、なかなか興奮しますよ。

画面を切り替えると、ダイナミックなデコボコ地球儀が出現。山岳隆起加工の地球儀って買うとなかなか値が張るけど、ARなら実質0円です
気になる場所をタップするだけで情報が得られるのは、実物の地球儀じゃありえない手軽さです。AR地球儀、最高!

また別のメニュー「地球図鑑」を起動すると、地表に建築物や動物、遺跡などの写真付きピンが立ちます。当然ながらタップすると詳細情報が読めるんですが、さらに「中国にパンダの生息地があるのは知っていたけれど、正確には中国のこの辺なのか」といった地理情報とセットなので、面白さと興味深さが倍加する感じ。

もちろん「Google Earth」などでも似たようなことはできますが、実際に「アースボール」をタブレットでのぞき込むほうが、よりリアルに「宇宙から虫眼鏡で地球を見ている」感があって、ワクワクが大きい!

地球全域に写真付きピンが立つので、グルグル見て回るだけでも楽しい「地球図鑑」
時間によって昼と夜が変わる「昼夜の移り変わり」(左)、地球以外の惑星モデルに変身する「すいきんちかもく」(中)、宇宙飛行士・油井亀美也さんの宇宙ステーションレポートが楽しい「ISS滞在記」(右)

ほかにも、夜の地球を眺めたり、ISS(国際宇宙ステーション)が地球上空を周回するのを眺めたり、地球を水星や土星といったほかの惑星に変身させたり……とさまざまな遊び方で楽しめます。や~、これは飽きないわ。

リアルタイムの地球の状況が見られる動画コンテンツがオススメ

アプリのメニューの中でも特に面白かったのが、セカンドモデル発売と同時に追加されたコンテンツ「いまの地球」と「一週間の地球」。

イチオシは、いくらでもボーッと眺めていられる動画データ「いまの地球」と「一週間の地球」

「いまの地球」は、1時間ごとに更新される人工衛星からの最新データをもとに、地球上の雲、雨、気温の分布をリアルタイムで反映するというもの。つまり、まさに今の地球の状態を手に持って眺めることができるんです。さらに、直近24時間の変化を動画で映すこともできるので、もうこれ、完全に素手でわしづかみできる地球だわー!

さらに「一週間の地球」は、1週間分の動画をタイムスライダーで動かしながら閲覧できます。

巨大な台風が発生している様子から、日本に偏西風が流れ込んでいる様子まで、地球の上で今何が起きているのかを視認できるわけです。

個人的にオススメなのは、南極の真上から見る視点。南極を中心に雲がグルグルと渦巻いているのなんて、気象情報でもまず見ることができない、めっちゃレアなヤツですよ。とてもダイナミックな変化があるので、ホントいつまでも飽きずに見てられます。

南極大陸を中心に渦巻く雲。なるほど、地軸とはこういうことか~、と目で見て納得できます

あえて問題をあげるとしたら、まさに「どれだけでも飽きずに見ていられる」という部分かも……。角度を変えて地球上のあちこちを眺めていて、気がつくと1時間経っていた!みたいなこともありがちです。なので、仕事の休憩用コンテンツとしては実は不向きだったり(笑)。

地球儀と言えば「子どもが使うもの」というイメージがありますが、これは大人が夢中になるヤツですよ。

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