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1日に必要な野菜量の1/3が摂れる贅沢ランチプレート! 門前仲町『LE CAFE KODEN』で、心と体が喜ぶ至福のひと時を送ろう

さんたつ

下町情緒あふれるエネルギッシュな街、門前仲町。そんなエリアで2022年8月にオープンした秘密基地のようなカフェが、東京メトロ東西線・門前仲町駅から徒歩7分ほどの場所に位置する『LE CAFE KODEN』だ。 住宅地に隠れるような佇まいのカフェでは、オーナーのこだわりが詰まりに詰まった絶品ランチプレートがいただける。 今回は、オーナーの向殿育代(むかいどのいくよ)さんにお店や料理への想いを語ってもらった。

LE CAFE KODEN (ル カフェ コデン)

「こんな所に!?」知る人ぞ知る、門前仲町の隠れ家的カフェ

事前情報では「場所がちょっとわかりづらい」とのことだったが、地図を頼りに進めばお店の看板に出合えるはず。看板を見つけたらお店はすぐそこ!

地図を見ただけではちょっと入り口に迷ってしまうほど、なかなか珍しい場所に店を構える門前仲町の隠れ家的カフェ『LE CAFE KODEN』。

マンションの中にひっそりと佇むお店は、隠れ家感満載!なんとお店は元々駐車場だった場所に作ったのだとか。

イートインのほか、テイクアウトメニューも充実。
オーナーのセンスの良さがきらりと光る、スタイリッシュな店内。

「オープン当初は私の友人や知人、地元の方々が主なお客さんでしたが、最近では20代くらいの新規のお客さんも増えています。お店のインスタグラムを見て下さる方が多いようで。カフェタイムには、特にバスクチーズケーキが人気です!」

と、温かな笑顔で語ってくれる向殿さん。

バスクチーズケーキ650円。風味高いココナッツシュガー入りのチョコパウダーを使用。濃厚な甘さと、とろけるような口当たりが堪らない。
LE CAFE KODEN オリジナルブレンド700円。スイーツを楽しむならぜひコーヒーも一緒に!焙煎師さんと共同開発したこだわり配合のコーヒーは、クリアな味わいながらも絶妙な苦味と酸味がナイスバランス。

美食の街、オーストラリアのメルボルンで焼き菓子について学んだ経験のある向殿さん。帰国後は、ホテルのパティシエや静岡県でカフェの運営などに携わったそうだ。

その間もお菓子作りやコーヒーの焙煎、ラテアートやテーブルコーディネートなど、とにかく探究心を切らさずに飲食に関する多くのことを学び続けたとのこと。

愛おしそうにコーヒーマシンの手入れをする向殿さん。スタッフ不在の日は、ワンオペでお店を回すことも多いのだとか。

「自分の好きなことばかりやってきたけど、そのおかげで、自分のこだわりがたっぷり詰まった今のお店をオープンさせることができました!」と語る向殿さん。

コーヒーの湯気のような温かな雰囲気をまとう向殿さんだが、それとは裏腹に、話を聞けば聞くほどご本人のアグレッシブさが伝わってくる。閑静な住宅街という立地も相まって、オーナーのセンスの良さが随所に散りばめられた店内で淹れたてのコーヒーをいただけば、日々の喧騒を忘れてほっとするひと時を過ごせそうだ。

旬野菜をたっぷり使ったこだわりキッシュと、A4ランク以上の国産黒毛和牛ローストビーフ!心と体が喜ぶ、ボリュームランチプレート

ルカフェコ特製プレート1780円。見た目も味も大満足の一品! 一日に必要な野菜量の1/3を摂れるのだとか。野菜好きの方も、野菜不足の方も必見。

今回は、ランチタイムで一番人気というルカフェコ特製プレート1780円をいただいた。

プレートのほか、土日祝日限定のカレー、レギュラーメニューのサンドイッチも気になる。スイーツメニューも豊富なので、こまめに足を運んで全メニュー制覇したいところ。

彩り鮮やかで写真映えも抜群のプレートは、提供された瞬間に思わず顔がほころぶ。シャキシャキ食感と新鮮な葉の旨味が堪らないサラダ、程よい酸味とニンジンの甘みが絶妙にマッチしたラペ、丁度良いオイリーさがクセになるキノコのマリネ。

どうやらこの店のプレートは、どの副菜もメイン級のおいしさと存在感を持ち合わせているようだ。

「うちでは主に、神奈川県南足柄市にある『金太郎ファーム』さんの野菜を使っています。無農薬・無化学肥料の野菜は、やっぱり新鮮でとってもおいしいんですよ」という話を聞き、色々と納得。

サラダをいただいた後は、お待ちかねのローストビーフを味わってみる。ローストビーフといえば甘酸っぱいタレをかけていただくのが定番だが、『LE CAFE KODEN』のローストビーフにタレは不要。なぜなら、タレを使わずとも、驚くほどしっかりした旨味が肉の中に凝縮されているのだ。

フォークで持ち上げてみるとつややかな肉感がよくわかる。噛めば噛むほど口の中にジューシーな旨味が広がる、高級店顔負けのローストビーフ。

「ローストビーフのお肉は、A4ランク以上の国産黒毛和牛を使っています。基本的にはA5ランクを使うことが多いですかね。過去にはオーストラリア産の牛肉を試したこともあるんですが、ビーフジャーキーのような味わいに納得がいかなくて。真空低温調理しているので、柔らかく、味もしっかり染み込んでいます」

可愛い見た目とは相反する、食べ応え抜群のキッシュ。具材は季節や時期によって異なるようなので、お店を訪れる度に新しい味に出合えるかも?

お次はキッシュ。一口食べた瞬間に、生地のサクサク加減に圧倒される。卵のコクとクリーミーな味わい、そして程よい塩気が複雑に絡み合い、うっとりとするおいしさだ。

なんとこのキッシュ、作るのに3日近くかかるらしい。

「生地を作って、休ませて、一度焼いたキッシュは一旦冷ましてからカットして、そして最後にもう一度焼き上げて……とにかく手間がかかってます。パイ生地がくにゃっとなってしまうのがどうしても嫌で」

2つに割るのにちょっと手こずるほどの弾力がある、もちもちのお手製パン。

小麦の力強い旨味を感じられるパンも、もちろん向殿さんの手作り。シンプルながらも、もっちり食感が堪らない。聞くと、天然酵母と国産小麦にこだわっているとのこと。

パンはお好みでジャム(無料)をつけていただけるのもうれしいポイント!

「プレートの料理はどれもお店一押しのものばかりです。オープン当初、どのメニューを一押しにしようか悩んだ結果、全部一緒に入れちゃえばいいんだ!ということで完成した、皆の夢が詰まった一品です(笑)」

オーナーこだわりの料理を一皿で網羅できる絶品ランチプレート、食後はおいしさの余韻に浸り、取材中であることも忘れて思わず夢中になってしまった。

「体にも地球にも優しいお店でありたい」料理のおいしさに隠された、オーナーの確固たる信念

イートイン、テイクアウトのほか、店内ではオーナーこだわりのコーヒーやチョコレートなども購入できる。家族や友人へのちょっとしたギフトにいかが?

「うちのコーヒーは、全てRA認証、フェアトレードのものだけを使っています。野菜や小麦も、基本的にオーガニックのもの、国産のものにこだわっているんです。というのも、今、色々な面で世の中が壊れていってるじゃないですか。それに加担したくなくて」

穏やかな表情ながら、凛とした瞳でお店への想いを語る向殿さん。

「体にも地球にも優しいお店でありたい。だから、使う食材にも徹底的にこだわることで、未来に対する私なりのほのかなメッセージを皆さんに伝えているつもりです」

この話を聞いて、この店で提供される料理とドリンク、全てに一貫した力強いおいしさを感じられる理由がわかった気がする。向殿さんのブレない信念が、どのメニューにもしっかり反映されているのだ。

穏やかだけどパワフルでエネルギッシュなオーナーの向殿さん。向殿さんは、生まれも育ちも門前仲町なのだとか。

誰もが気軽に立ち寄れる「カフェ」という空間で、料理やコーヒーを楽しむ。それだけで、何となく未来に貢献できる。そんな素敵な循環を体現できるお店が、ここ門前仲町にはあるのだ。

「ちょっと一息つきたいな」と感じる時は、『LE CAFE KODEN』に立ち寄ってみよう。このカフェに来れば、きっと誰もが心と体が喜ぶ贅沢なひと時を過ごせるはずだ。

LE CAFE KODEN (ル カフェ コデン)
住所:東京都江東区冬木6-22ロンキン東亜101/営業時間:月~金11:00〜17:30(土・日・祝は 11:00~18:00 )/定休日:水・木(祝日の場合営業)/アクセス:地下鉄東西線・大江戸線門前仲町駅より徒歩7分

取材・文・撮影=杉井亜希

株式会社アステル
編集プロダクション
国内外約300名のトラベルワーカーと共に執筆を行う広告制作プロダクション。各地への取材の機動力とスピードを大切にしています。
2023年からは、フリーランスの方のマネジメントツールの開発にも邁進しています。

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