高級料亭でいただくような料理の数々を堪能できます 阪急園田駅近くの居酒屋『てん心』で「旬の和のコース」を食べてきました 尼崎市
阪急園田駅近くにある居酒屋『てん心』(尼崎市)で、普通の居酒屋さんでは決して味わえない旬の食材を使った数々の創作料理を取材してきました。
お店は駅から徒歩約2分のところにあり、いつも地元のお客さんでにぎわっています。
カウンター席と座敷の両方があり一人でも複数でも利用しやすい仕様となっています。元々店主は中華料理人で本格的な中華料理をはじめ、和洋中問わず旬の食材やその時仕入れた新鮮な物を使った料理を提供されています。
例えば、国産まつたけなどを使った天然きのこを使った料理や大間のマグロ、クエ、熊鍋などほかでは食べられないような豪華なものがたくさんあります。
今回は、3980円、5500円、8000円の3つのコースの中から、5500円の「旬の和のコース」の一部の5品を取材させてもらいました。季節によって内容は異なるため、どんな料理に出会えるのかワクワクが止まりません。
一品目は「夏野菜のゼリー寄せ」。エビ、オクラ、ヤングコーン、パプリカなどの夏野菜がナスで包まれた涼しげな料理です。
食べてみると、野菜それぞれの異なる食感やうま味、甘さが口の中で混ざりあいます。周りのナスは出汁がしみしみに染みこんでいて、ナス好きな筆者にはたまりません。冷たい出汁のきいたゼリーが暑い時期にぴったりです。
次にいただいたのは「いちじくの胡麻和えと鴨ロース」で、いちじくに胡麻ソースの組み合わせは筆者は食べるのが初めてでどんな味わいなのかと少し不安だったのですが、濃厚な胡麻の風味とフレッシュで甘酸っぱいいちじくの相性は抜群で驚いてしまいました。
鴨ロースは一切れが分厚く、お肉と甘みのある脂の部分も大変美味でした。
「鰹のタタキ(新山椒のソース)」は、新山椒の爽やかさと鰹の組み合わも合っていてさっぱりと食べられました。
お次は今が旬の「鮎の塩焼き」。活きた鮎を目の前で串に刺して焼いてくれます。
まるで高級料亭に出てくるような盛り付けで、塩で川をイメージし鮎が泳いでいるような優雅さに、テンションが上がります。やはり新鮮なものは味が格別で身はふっくら、皮はパリパリで最高でした。
最後にいただいたのが、筆者が一番感動した一品で「ウニとジュンサイの酢の物」です。高級食材であるウニとジュンサイがふんだんに使われています。
濃厚な甘みのある大きなウニとツルンと喉越しの良いジュンサイが夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。みょうがもアクセントになりさっぱりといただけました。
器や盛り付け方も料理を最大限に引き立たせる美しいものばかりで、今まで行った居酒屋さんでダントツのハイクオリティーの料理の数々に感動しっぱなしでした。同店では、日本酒などお酒の種類も豊富でお酒好きな方も満足すること間違いなしです。
場所
てん心
(尼崎市東園田町9丁目16-28)
営業時間
17:00~22:30
定休日
水曜日