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家族湯発祥の地を探せ!山鹿市内にある家族湯全部に行って調べてみた!【山鹿温泉家族湯保存版】前編

肥後ジャーナル

家族湯発祥の地を探せ!山鹿市内にある家族湯全部に行って調べてみた!【山鹿温泉家族湯保存版】前編

もはやレジャーと言っても過言ではないのが「家族湯」。男湯女湯で分けずにそれぞれ単独した個室で入浴できるので、特にお子さんが小さいご家庭などでは重宝する施設ですよね。 県民のレジャーとも言えるこの家族湯ですが、実は九州地方でしか使わないそうです。なので九州以北の方に「家族湯」って言っても伝わらないことのほうが多い。 逆に「家族湯以外でなんて表現すれば!?」って言いたくなりますが、貸し切り風呂や日帰り温泉という呼び名なんだとか。 さて、熊本県内に数多くあるこの家族湯ですが、よく調べてみると県北エリアに固まっていることがわかりました。 というのも家族湯の発祥ってどうやら山鹿らしい。さあこの眉唾のような噂が真実なのかどうなのか?気になったので、調べるフリして山鹿市内の家族湯を満喫してきました!完全保存版でお願いします!

よし面倒なのでカテゴリを作ろう

「どうやら家族湯の発祥は山鹿らしい」 その情報は得たものの、問題は何をもって「発祥」とするかってとこだと思うんです。だって簡単に調べただけでも九州各県で「うちが発祥」「うちこそ」という情報が乱立している状態。 文献が残っていればそれに越したことはありませんが、いかんせん何も残っていないのが現状です。 てことで今回の定義は...・天然温泉であること・大浴場とは併設していないこと・家族湯しかない施設であることこの3つに該当する家族湯で最も古い温泉施設が家族湯の発祥ということにしよう!もちろん我々、何の権限もないので非公式ですけど。 ここまで決まれば後は簡単。山鹿中の家族湯をめぐってみたいと思います!

再会温泉

最初にやってきたのは定食屋のような外観の天然温泉「再会温泉」。

[googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3345.5307462207593!2d130.68351231474296!3d33.01614498090047!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x3540fe580140cc47%3A0x8096d0e15630639d!2z5YaN5Lya5rip5rOJ!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1637498349116!5m2!1sja!2sjp&w=600&h=450] 1970年創業の再会温泉。現在2代目のご夫婦で経営されていました。 取材の主旨「家族湯の発祥を探しているのですが」と伝えたところ 「うちは新町温泉さんの後にできましたから、うちじゃなかですねー」 あららら。まあせっかくですし温泉入ってみましょう。

再会温泉の最大の魅力は、1人で入ると60分500円で天然温泉が独り占めできること。この日もおひとり様が多くいらっしゃってました。

仕事帰りのサラリーマンが・・・

ひとりで。

ぷはぁ~「ここは本当にプライベートでもリピートしたい!めちゃくちゃ贅沢!」【詳細情報】60分の料金1人500円・2人800円(子ども:小学生まで1人に付き追加料金100円)アメニティ等 アメニティなし(販売有)シャンプー・リンス・ボディソープ各100円タオル200円。 脱衣所に洗面台なし・ドライヤーなし予約・支払い方法順番制。電話等での予約は無受付で前払い(券売機なし)待合室・飲み物など待合室なし、駐車場(車内)で待機可能、自販機、牛乳なし個人的感想かけ流し温泉で少しぬるめ。お湯はヌルヌルした感じで肌がすべすべになった。一人で入る贅沢。最高!

家族湯 源氏

続いてやってきたのは国道3号線沿いのセントラルパーク内にある家族湯「源氏」。

[googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3345.59749714441!2d130.6824095147429!3d33.0143856809009!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x3540ff769f3c0edf%3A0x3b2e01ef2cf51521!2z5a625peP5rmv5rqQ5rCP!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1637498460815!5m2!1sja!2sjp&w=600&h=450] 1974年から営業している温泉で、15年前にリニューアルしたそうです。中庭のある開放的な家族湯が特徴。 お風呂は石風呂と岩風呂の2タイプから選べます。

ソファのある待合室。

家族湯をこの場所に始められたご主人。なぜ家族湯を始めたのか聞いてみると「新町温泉が賑わってたから、真似したったい」真似して温泉が出るってステキ。 ただここでも出てきた「新町温泉」。どうやらそこの温泉がカギなのかもしれません。

ガラス張りで開放的で綺麗な脱衣所。エアコンは有料、ドライヤー(無料)は設置してあります。

お湯は入れ替え制で10分ほどで溜まります。

中庭を見ながら癒しの天然温泉。これからの季節、お庭の草花を愛でながらの入浴も楽しめそうです。【基本情報】 50分の料金石風呂1300円・岩風呂1500円(二人まで)追加料金は大人1名300円・子どもは100円アメニティ等アメニティなし(別売り)シャンプーリンス・石鹸・ボディソープ・タオルは受付で購入・エアコン有料予約・支払い方法順番制。電話等での予約は無受付で前払い(券売機なし)待合室・飲み物など待合室、自販機、牛乳なし個人的感想入れ替え制で新しいお湯に入れる。お湯は熱め。ヌルヌルしていていつまでもポカポカしている。窓が広く開放的!

700年の歴史!熊入温泉センター家族湯

なんさま歴史が古い家族湯に行けば、何かがあるだろうとやってきたのは、熊入温泉家族湯。

[googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3345.3263951056606!2d130.68337001474308!3d33.02153038089888!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x3540fe50a79465cd%3A0x8d279d873a6e6d8c!2z54aK5YWl5rip5rOJ44K744Oz44K_44O8IOWutuaXj-a5rw!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1637498530214!5m2!1sja!2sjp&w=600&h=450] 700年ですよ。これは本当に期待できる!とウキウキしてましたが、この広い敷地内に入ってすぐにわかりました。お隣に大浴場があることが。「ここの700年の歴史と言うのは...」 「大浴場の温泉自体が700年って聞いてます。大浴場だけで見ればうちが一番古いと思うんですが、家族湯はどうでしょうね...。新町温泉さんと同じくらいにできたとは聞いてますが、代替わりしとるもんだけん、よーわからんとですよね」新町温泉。ここでもか!!まあそれはそうとして入ってみましょう。

券売機でチケットを購入。てか安い。家族湯で1000円切るって驚きです。

脱衣所は入るだけで温泉の香りが!

かけ流しのお風呂はぬるめでお湯はヌルヌル感があり、ゆっくり長く浸かれそう。【詳細情報】60分の料金1室2名800円(子ども1名に付別料金)アメニティ等アメニティなし(販売有)タオル・ボディソープ各200円・シャンプーリンス各80円・脱衣所に洗面台なし・ドライヤーなし・エアコン有料予約・お支払方法順番制。電話等での予約は無券売機でチケット購入し受付で部屋の札と交換待合室・飲み物など待合室なし、駐車場(車内)で待機可能、自販機、牛乳なし個人的感想お湯はぬるめのかけ流し。ヌルヌル感がありあがった後はしっとりしている。回数券を買えばお得。

家族湯発祥の温泉!?「新町温泉」

そして次に向かったのが1967年に誕生した新町温泉。もういろんなところからお名前だけは聞いているので、はじめましてなのに「やっと会えたね」という気分。

50年の歴史をもつ天然温泉の家族湯ですが、惜しまれつつ2017年に閉店をされました。最終の営業の様子は探偵ナイトスクープにも取り上げられたほど。地域にしっかりと根付いた温泉施設でした。 でした。 そうです。過去形!!!もうしまっとるやん!誰にこれ聞けばいいと!!? って絶望しながら撮影をしていたところ、「新町温泉」を経営されていた高永信乃さんにお会いでき、特別に浴場を見せていただくことができました。

ドアを開けると、広い脱衣所があり...

脱衣所の奥がお風呂。閉館して5年経ってもとっても綺麗! しかも、今でも温泉は出るそうです。

脱衣所にもう一つ扉があったので、開けてみると・・

なんという事でしょう。6畳ほどの和室と奥に専用のトイレも完備。旅館のようです。 昔は簡易宿泊所も併設しており、昼間は家族連れで賑わい、夜は長距離トラックの運転手さん達が、3号線沿いにあり駐車場も広くて、入り口に弁当屋さんもあるので、温泉入って仮眠してと24時間賑わっていたとのこと。 新町温泉が家族湯発祥の地...ではないかという点については 「発祥なのかどうかまでは私はわかりかねますが、一番古いと言われればきっとそうなのかもしれません」 取材に行った日は、引っ越しの準備をされており、売却が決まった事を教えてくださいました。 当時はとても賑わっていて連日大忙し。 休みなく365日営業していて、休みの日は子どもたちも部屋の掃除を手伝ってもらっていた為、お友達の家族が温泉へ来ると羨ましそうに見ていたそう。 「ご自分の子どもたちを遊びに連れて行けなかった」 と少し寂しそうに話をされていましたのが印象的でした。

続きは後半で!!

今回のターゲットである・天然温泉であること・大浴場とは併設していないこと・家族湯しかない施設であることこれに該当するのは、山鹿にあった新町温泉。 もちろんオフィシャルで、ということではないものの、熊本では一番古い家族湯として名を残しているのは紛れもない事実。 現在はもう閉館してしまいとても寂しい気持ちになりますが、それでも新町温泉が放った家族湯という文化はまだまだ山鹿にしっかりと根付いていましたよ。

次回は、進化した山鹿の家族湯をご紹介しますよ!お楽しみに!

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