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【横浜市青葉区】桐蔭学園ラグビー部 花園で強豪破り3連覇 史上6校目の快挙達成

タウンニュース

胴上げされる藤原監督=桐蔭学園提供

第105回全国高校ラグビー大会の決勝戦が1月7日、花園ラグビー場(大阪府)で行われ、桐蔭学園が京都成章を36―15で破り、史上6校目となる3連覇の偉業を達成した。翌8日には学園で関係者に優勝を報告した。

記念大会として例年より多い56校が参加した今大会。桐蔭学園は常翔学園、東海大大阪仰星、大阪桐蔭と、史上初めて同一大会で大阪代表の強豪3校をすべて退けて決勝へ進出した。

迎えた決勝戦の前半は、京都成章の粘り強い防御を前に5―5と均衡した展開となったが、後半に入ると「東の横綱」が本領を発揮する。後半4分に足立佳樹選手、6分に長尾峻選手、14分には司令塔の武山史人選手と立て続けにトライを奪って突き放し、終わってみれば6トライの猛攻で6度目の頂点に立った。

この歓喜の中心にいたのは、右肩の負傷を抱えながら強行出場した主将の堂薗尚悟選手であった。準決勝で右肩を脱臼し、一時は出場が危ぶまれた堂薗選手だが、「この日のために1年間やってきた」と不退転の決意で先発。痛みでラインアウトのスローこそ仲間に託したものの、鋭いタックルと力強いボールキャリーで後半15分まで体を張り続け、精神的支柱としてチームを鼓舞した。

生徒らへ凱旋報告

激戦から一夜明け、学校に凱旋したラグビー部。大勢の生徒や教職員に迎えられながら優勝報告会を行った。

藤原秀之監督は「14日間という長い大会期間だったが、選手たちは一戦ごとに成長し、たくましくなってくれた。大会中、主将の堂薗をはじめ怪我を抱える選手もいたが、チーム一丸となって”史上6校目”という偉業にたどり着いたその姿に、彼らの本当の強さを見た」と話した。

堂薗選手は「準決勝では後半12分という早い時間に交代してしまったが、そこで仲間全員が体を張ってトライを取り切り、私を決勝の舞台へと連れて行ってくれた。このメンバーには、本当に感謝の言葉しかない。この大会を通じて、周囲の方々への感謝の心を改めて深く学ぶことができた。これから先、大学でもラグビーを続けていくつもりだが、この経験と感謝の気持ちを忘れずに、しっかりと頑張っていきたい」と感謝を述べた。

学園の溝上慎一理事長は「特に準決勝の大阪桐蔭戦は、歴史に残るほど意味のある一戦だったと感じている。正直に言えば、あの土壇場で『負けた』と思った人も多かったはず。しかし、選手たちは誰一人諦めていなかった。『最後まで諦めない』という強い気持ちが勝利を手繰り寄せ、その勢いのまま決勝戦での歓喜へとつなげたのだと思う。そして迎えた決勝戦。接戦の中でも力の差を見せつけ、堂々と戦い抜く姿は、私たちだけでなく全国のラグビー関係者に深い感銘を与えたでしょう。皆さんのことを本当に誇りに思う」と締めくくった。

優勝を報告する堂薗選手

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