【小田原 ショップレポ】泊まれる八百屋 土ノ子 - 農を通じて人が自然とつながる
小田原の富水にある120年続く農家「太田農園」の6代目の太田千遥さんご夫婦が運営する「泊まれる八百屋 土ノ子」に行ってきましたので紹介します。
ご夫婦ともに東京の中学校で教員をされていたそう。
2年前に先に奥様がUターンされ農家を継ぎ、その後旦那様も小田原へ。
太田農園の新鮮な野菜や旬の恵みをいかしたドリンクやケーキがならび、地域の人と旅人が出会う八百屋をオープンされました。
アパートの一室を改装したお店
画像出典:土ノ子
店はアパートの1階にあり、とても入りやすい雰囲気でした。
店前に4台分停められる広い駐車場があるので、そちらに停めて入りました。
「土」をコンセプトにした店内
クラウドファンディングで近所の方や子供達と一緒にお店の土壁を左官屋さんと大工さんの指導のもとワークショップで作られたそうで、こちらのテーブルも土でできているそう。田んぼの土や藁、籾殻で作った店内は、とても温かみがありますね。
お店のすぐ近くにある「太田農園」で作られた朝に収穫された野菜が主にお店に並びます。
とれたて新鮮な野菜を買うことができるってとても幸せなことですね。
画像出典:土ノ子
他の産地や他店から仕入れたものも並んでいます。
画像出典:土ノ子
画像出典:土ノ子
画像出典:土ノ子
レジ横には晩御飯の副菜の一品にちょうどよいマリネや佃煮が魅力的な価格で並んでいました。
どちらもとてもおいしそう。
食欲をそそられる焼き菓子
人気のキャロットケーキ。1つのキャロットケーキにつきなんと1本の約半分の人参が入っているそう。
画像出典:土ノ子
イートインも可能なので、窓際でぼんやりしながらティータイムもいいですね。
画像出典:土ノ子
焼き菓子は、以前から焼き菓子づくりが得意だった6代目当主の太田千遥さんが担当されています。
いちじく好きな筆者は、いちじくのタルト(税込500円)を買って自宅でいただきました。
とってもしっとりしていて甘さもちょうどよく大満足でした。
画像出典:土ノ子
秋の味覚のさつまいもスイートポテトクッキーにも惹かれます。
画像出典:土ノ子
泊まれる八百屋とは
店名の土ノ子は、3代目孝之さんの名前にちなんで付けたそう。
孝の字を分解すると土とノと子がありますね。
先代の思いを受け継ぐ意味が込められた素敵な店名ですね。
画像出典:土ノ子
泊まれる八百屋、は全国的にも珍しいのではないでしょうか?
店内から続く部屋を使用し、宿泊受け入れに向けた準備を進めているとのこと。
こちらもますます楽しみですね。
英語の先生だった奥様がいるので、外国からのお客様が来ても、安心して楽しんで過ごしてもらえますね。
詩を作り本も出しているご主人がインスタグラム等の情報発信担当していますので、気になる方は是非インスタをご参照ください。とてもおすすめなお店です。
土ノ子
営業時間
13:00〜18:00
定休日
月火金 (営業日は水木土日、営業時間13:00-18:00)
支払い方法
現金、カード、電子マネー
アクセス
小田急小田原線「富水」駅より徒歩14分
伊豆箱根鉄道大雄山線「飯田岡駅」より徒歩5分
住所:〒250-0854 神奈川県小田原市飯田岡462 太田ハイツ102
駐車場:あり