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アプガ3姉妹、強い想いをこめた共演で生み出した大熱狂「やっぱりアプガ最高!ってなりました」

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アプガ3姉妹、強い想いをこめた共演で生み出した大熱狂「やっぱりアプガ最高!ってなりました」

アップアップガールズ(仮)、アップアップガールズ(2)、アップアップガールズ(プロレス)が一堂に会す毎年恒例のライブイベント<アップアップガールズ(フェス)2024>が、7月15日(月)に東京・Veats Shibuyaで開催された。

2011年に結成され、今年からは2020年に加入した古谷柚里花、鈴木芽生菜、小山星流、青柳佑芽、住田悠華の5人体制で熱いライブを展開するアップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))。2017年の結成からメンバー変遷を遂げながらも常にフレッシュなパワーを発揮する、高萩千夏、鍛治島彩、佐々木ほのか、島崎友莉亜、新倉愛海によるアップアップガールズ(2)(以下、にきちゃん)。そして、アイドルとプロレスを両立する、渡辺未詩、らく、鈴木志乃、高見汐珠からなるアップアップガールズ(プロレス)(以下、アプガ(プロレス))。

<アプガ(フェス)>は、それぞれ違った魅力を持ったアプガ3姉妹による合同ライブである。イベントでは個々のグループのライブだけではなく、例年以上に楽曲交換やグループを超えたコラボがくり広げられた。新鮮なステージ満載の<アプガ(フェス)>は、全40曲約3時間半に渡る大ボリュームで敢行された。

本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

・アップアップガールズ(仮)の写真 40枚

大勢の観客が集まる会場に、オープニングアクトとして参加メンバー最年少のアプガ(プロレス)の高見がステージに登場。今年3月にプロレスデビューした彼女は、ライブ当日の深夜0:00から配信リリースされる自身の入場曲「青春チューリップ」で初々しい歌声を響かせる。続けて、にきちゃんの鍛治島が鍛治島四重奏と銘打ち1人で4つの楽器をを演奏。テレビのバラエティ番組でもインパクトを与えたシュールなスゴ技に観客は笑いと歓声を上げた。

開演時間になると、アプガ(仮)、にきちゃん、アプガ(プロレス)が順番に登場し各グループの楽曲をパフォーマンス。ステージにアプガグループ全14人のメンバーがずらりと並んで、賑やかさたっぷりにイベントはスタートした。

グループのステージは、アプガ(仮)がトップバッターを務める。メンバー5人は、スカナンバー「アッパーレー」で一気に会場をブチアゲ、「バレバレI LOVE YOU」ではメンバーがステージを降りて観客にうちわをプレゼント。「正解ですっ!」では、コミカルにアッパーに楽曲を届けた。

熱気みなぎるフロアに向けて、アプガ(仮)は7月8日にMVが公開されたばかりの新曲「One ワン わん Love」をドロップ。メンバー5人は、一途な想いを可愛くポップに歌い観客と一緒に盛り上がった。そして「阿破乱舞」では、大サビで組体操の上に立つ小山に向かって大勢の観客がうちわで煽ぐという、サウナのアウフグース越えの光景が展開。和なサウンドのアップチューン「あいどる道中Be Dash!!」が披露されると、メンバー5人は組体操を取り入れたダイナミックなパフォーマンスで観客を楽しませる。曲の終わりには見事なカシオペアを完成させ、会場から大きな拍手が沸き起こった。

まだまだ勢いの止まらないアプガ(仮)は、にきちゃんの「愛について考えるよ」をカバー。可愛いラブソングで会場を温かい空気に包んだ。

コラボコーナーに入ると、にきちゃんの鍛治島と島崎、アプガ(仮)の鈴木芽生菜、アプガ(プロレス)のらくと高見が、アコースティックセットでスピッツの「チェリー」を届ける。続けて、にきちゃんの鍛治島と、アプガ(仮)の古谷と鈴木芽生菜、アプガ(プロレス)の渡辺の24歳同級生チームで、アプガ(仮)の「FOREVER YOUNG」を熱唱。にきちゃんの佐々木、アプガ(仮)の住田、アプガ(プロレス)の高見のグループ最年少トリオは、園児服で「ショートカットに片想い」を弾けるようにパフォーマンス。にきちゃんの高萩、アプガ(仮)の小山は、アプガ(仮)の「アゲノミクス!!」でバカ騒ぎをくり広げた。

今回の<アプガ(フェス)>では、グループ同士のコラボも実現。アプガ(仮)とにきちゃんで、それぞれのバージョンをリリースした「正解ですっ!」を合同で歌唱。会場は、パワー増し増しの大正解状態となった。

続いては、アプガ(プロレス)のターン。彼女たちは「バロバロ~It's a Battle SHOW~」から勢いよくライブを開始。カッコよさとグルーヴ感を併せ持つ「Rxck it Nxw!」を披露すると、「負けたくない」で悔しさをバネに頑張り続ける想いを歌に乗せて爆発させる。そして、「SEED」で未来への想いを爽快なメロディで歌い、会場の熱量を高めていった。

アプガ(プロレス)は、にきちゃんの「エンジェル演じて20年」をカバー。スリリングなカッコよさを歌とダンスで見せつけた。

ボルテージの上がるアプガ(プロレス)は、デビュー曲の「アッパーキック!」を投下。ステージとフロアが一体となって強烈な盛り上がりを見せる。さらに彼女たちは、夢に向かって戦い続ける気持ちを乗せた「Road to the ネクステージ」を、笑顔たっぷりに歌唱した。

ここで渡辺から大事なお知らせとして、アプガ(プロレス)に新しく練習生が加入することをサプライズ発表。渡辺が“アイドルとプロレスラーの両方でデビューを目指し、正式の新メンバーになることを目指して一緒に活動していくのが練習生になるんですけど、なんと今日、練習生が来ています!”と声を上げると、新練習生のカナがステージに呼び込まれる。神奈川県出身、2005年8月5日生まれ18歳のカナは、“アイドルもプロレスも、メンバーとしてデビューできるように頑張っていきます!”と挨拶。鈴木志乃から“好きな選手は誰ですか?”と聞かれると、カナは“(東京女子プロレスの)鈴芽選手です!”と笑顔で回答。高見が“ウタはアイスが好きでアイスのことをめっちゃしゃべれるんですけど、何か好きでいっぱいしゃべれるものはありますか?”と聞くと、カナは“スニーカーが大好きで、最近はナイキにハマってます”と答えた。初めてのステージ上で緊張はあるものの、カナは改めて“早くメンバーのみなさんと同じリングの上で歌って踊ったりしたいです。応援よろしくお願いします!”と今の想いをしっかりと伝え、観客の大きな拍手の中、ステージを後にした。

これから新たな進化を遂げていくアプガ(プロレス)は、ここでアプガ(仮)とタッグを組み「全力Pump!Up!」を披露。9人のメンバーが筋肉を奮い立たせ、パワフルなパフォーマンスでフロアをブチアゲる。曲の終わりには、9人で巨大な組体操の富士山を作り、観客を沸かせた。

盛り上がり続けるイベントは、ここから再びのコラボコーナーに突入。熱狂的なアイドルヲタクであるアプガ(仮)の青柳と住田、アプガ(プロレス)の渡辺と高見は、推しへの想いを歌う「推してso precious(尊い)days」を気持ちを込めて歌唱する。続いて、にきちゃんの鍛治島と新倉、アプガ(仮)の古谷は、新team・princessを結成し、「今日だけは逢いたくないよ」をしなやかに歌っていく。続けて、にきちゃんの島崎とアプガ(仮)の古谷の歌姫タッグは、「Lovesick Device〜策略〜」で美しいハーモニーを会場に響かせた。にきちゃんの高萩、佐々木、新倉、アプガ(仮)の小山は、「Heartbeat」でクールなダンスを展開。普段とはひと味違うカッコいいパフォーマンスで観客を圧倒した。

ここからはソロコーナーに突入する。ライブ当日に26歳の誕生日を迎えたアプガ(プロレス)の鈴木志乃は、自身の入場曲「ワタシノセオリー」でキャッチーなメロディを届けると、会場から“お誕生日おめでとう!”の声で祝われる。昨年の<TIF>のカラオケ大会で優勝したアプガ(仮)のもう1人の歌姫・鈴木芽生奈は、アプガ(仮)の名バラード曲「Dateline」を感情を込めて歌唱。伸びやかなボーカルを会場に響かせた。

最近はグラビア活動を積極的に行ない、いくつかの雑誌で表紙を飾るという目覚ましい躍進ぶりを見せるにきちゃんの佐々木は、自身のソロ曲「ほーちゃんくい〜んだむっ!!」を披露する。楽しさ全開の楽曲で、彼女はヤンチャな女王っぷりを発揮。渋谷に集結した観客全員をほーちゃん王国の民衆にしてしまった。

そして<アプガ(フェス)>で誕生した、幸運の持ち主のユニットの歌唱タイム。くじ引きで選ばれしラッキーな今年の5名は、アプガ(仮)の青柳、古谷、にきちゃんの鍛治島、新倉、島崎。彼女たちは「ラッキーちゃんはラッキーピーポー」をひたすら楽しくアッパーに歌いまくり、すでにアツアツのフロアをさらにヒートアップさせる。

続くグループ同士のタッグは、にきちゃんとアプガ(プロレス)。ヤマモトショウが手がけたアプガ(プロレス)のポップチューン「ベイビーフェイス」を、9人のメンバーでキュートに歌いフロアを笑顔にしていった。

グループのステージの締めを飾るのは、にきちゃん。5人のメンバーはファンとの絆を描いた「君と僕の軌跡」を、気持ちを込めて熱唱する。可愛いポップナンバー「両想いのしるし」で楽しませたあとは、デビュー曲「二の足Dancing」をドロップ。鍛治島必殺の鼻リコーダーが炸裂し、観客がジャンプしまくりの強烈な盛り上がりとなった。
ここでにきちゃんは、アプガ(仮)の「立ち上がループ」をカバーし、カッコよくパワフルな歌とダンスで観客を魅了。そして、ギターロックチューン「シーユーだけ。」をぶちかまし、エモさ溢れる世界観で観客を圧倒する。「Life Is Beautiful」では、観客とともに明るく元気いっぱいに拳を突き上げ熱唱した。にきちゃんのラストナンバーは「Dear your heart」。“ラララ”の合唱を巻き起こし、ステージをいっぱいに使って君への想いを全力で伝え、強烈な一体感を作り上げて楽曲はフィニッシュとなった。

熱量たっぷりに進んできたイベントも、いよいよ最終コーナー。ステージにすべての出演メンバーが揃うと、アップアップガールズの全員曲「上へ、未来へ」を14人で歌唱。そして熱くピースなイベントのラストナンバーは、再びの「ラッキーちゃんはラッキーピーポー」。ひたすらアゲアゲ状態で盛り上がる中、突然くじ引きでセリフを言うメンバーが選出される。幸運を掴んだのは、<アプガ(フェス)>初参戦のアプガ(プロレス)の高見。彼女は“明日はみなさん仕事です!”と観客にまさかの現実を突きつけ爆笑を誘い、クレイジーな盛り上がりとなってライブは締めくくられた。

最後のMCタイムで、各グループ代表者が感想を語っていく。アプガ(プロレス)の高見は“実は「ラッキーちゃん」をやりたかったので、セリフを言えて嬉しかったです! 来年は「ラッキーちゃん」をやりたいです! 今年は初めての<アプガ(フェス)>だったのに、いっぱい出番をいただけて最高でした! アプガ最高!ってなりました!”、アプガ(仮)の住田は“私は10代最後の<アプガ(フェス)>になるのかなって思っていたので、最年少3組で一緒に園児服を着てパフォーマンスできてすごく嬉しかったです!”、にきちゃんの高萩は“私はこの中で最年長なんですけど、やっぱりアプガ最高!ってなりました。夏もアプガがたくさん盛り上げていきたいと思いますので、みなさん一緒に楽しんでいきましょう!”と声を上げた。

鍛治島は“ホントにみなさんあってのアップアップガールズでございます。<アプガ(フェス)>をできたのもホントにみなさんのおかげです”“来年もまたパワーアップして帰っていきたいと思いますので、まずはみなさんとこの夏を一緒に乗り越えていけたらなと思います! これからも応援よろしくお願いします!”と締めの挨拶をし、出演メンバー全員で礼をしてイベントは終了となった。

さまざまなスタイルを見せながらも、3グループに共通しているのは徹底したライブの楽しさの追求。いつどんな場所でも熱く楽しませるマインドを持った、アップアップガールズ(仮)、アップアップガールズ(2)、アップアップガールズ(プロレス)のこれからの活躍をぜひチェックしてほしい。

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