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相模原市立富士見小児童 地元飲食店と弁当開発 9日に市役所で販売会〈相模原市中央区〉

タウンニュース

弁当の開発で餃子の試作に取り組む6年2組の児童=富士見小学校

コロナ下で苦境が続く地元飲食店を盛り上げようと、富士見小学校の児童が飲食店と協力し、このほどオリジナルの弁当を開発した。区内の小学校の取り組みとしては珍しい試みで、12月9日(木)には市役所本庁舎で販売会も行う。地域をテーマにした総合学習に力を入れている同校では、今後も学習を通じて地域活性に向け活動をさらに深めていきたい考えだ。

飲食店の協力で弁当を開発したのは6年1組と2組の児童。今年に入り、総合学習のテーマを考える中、昨年からコロナの悪影響が続き、厳しい状況にあえぐ身近な飲食店を少しでも盛り上げようという声が児童から上がったことから、5月に近隣で餃子専門店を営む店主を招き、現状について聞くことに。その後、児童が店との共同によるメニューの考案を要望。餃子店のほか、スペイン料理専門店の店主らが快諾し、1組はパエリア、2組は餃子を主体にそれぞれ弁当の開発に乗り出した。

メニューづくりをめぐっては、両クラスとも地産地消の観点から津久井在来大豆を材料に使用。加えて、1組はトッピングなど子どものアイデアを採用した。一方、2組では日ごろ食べている給食のレシピの一部を餃子のタネに盛り込むなどユニークな発想が光る内容となった。

両クラスともアイデアを具現化していく過程で苦労を重ねたが、考案したメニューが商品となって販売会に並ぶことが決まると児童はさらに意欲を発揮。試食にも積極的に臨むなど、普段では経験できない機会に目を輝かせていたという。

店主・地域に感謝

児童の考案で弁当が開発されたのを受け、1組担任教諭の小俣咲さんはコロナ下で取り組みに協力してくれた店主や地域住民に感謝を示した上で、「子どもたちには実現のために行動する力をつけていってほしい」と願いを込め、2組担任教諭の堀口菜奈子さんは「アイデアを出し合うことが子どもたちの良い経験になってくれたら」と期待を口にした。開発に取り組んだ児童の代表として2組の藤原ひかりさんが取材に答え、「地産地消を考えつつ、地元を盛り上げることができたらいいなという思いで考えました。地域を活性化させて、私たちの町をさらに良い街にしたい」と意気込みを見せた。

開発した弁当の販売は9日に市役所本庁舎前の側道で実施。販売時間は午前11時から午後1時まで。無くなり次第終了となる。

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