「12年間の全てだったのに…」最愛の推しが急死。絶望の淵で女性が出会った奇跡とは?
町田響先生が描く漫画『情熱と天使』をご存知ですか?
最愛の人を失った絶望と、そこから始まる数奇な出会いを描いたドラマチックなストーリーが話題を呼んでいます。
本記事では、注目の第1話「One step to void」のあらすじと見どころをネタバレありで解説します。
【あらすじ】12年間の心の支えを失った主人公
主人公の松風楓(まつかぜ かえで)は、16歳のときから12年間、ロック歌手の「アタリソウ(アタリ)」を心の底から愛していました。
彼女にとってアタリは「世界があれば毎日がどんなに辛くても大丈夫」と思えるほどの絶対的な存在でした。
しかし、そのアタリが肺癌で急死してしまいます。
お別れの会に向かうものの、現実感がなく涙すら出ない楓は、行き場を失い廃墟の教会へと足を運びます。
【出会い】空から降ってきた「天使」
教会の階段で足を滑らせ、落下してしまった楓。
しかし、そこで思いがけない出会いが待っていました。
偶然教会で絵を描いていた美大生の志賀洋二(しが ようじ)です。
洋二は幼い頃から読んでいる本に登場する「天使」を描きたくて美大に入ったものの、顔が描けずにスランプに陥っていました。
空から落ちてきた楓を見た洋二は、「貴方は天使だ!」「これだと(直感で)思ったんです!」と歓喜します。
【見どころ】涙のラストシーンと衝撃のセリフ
洋二の散らばったスケッチの中に、楓は亡き推し「アタリ」の姿が描かれているのを見つけます。
ずっと涙を流せなかった楓は、その絵を見て大粒の涙を流し、「これ!この絵!幾らでも出すよ!売って!!」と叫びます。
それに対する洋二の返答は、「お金なんていいです。差し上げますから……僕の天使になってください」というものでした。
絶望の淵にいた楓と、ミューズを求めていた洋二。
2人の感情が交差する劇的な第1話となっています。