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自然のなかで日常を離れた思い出を作れる「ロイヤル胎内パークホテル」。

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自然のなかで日常を離れた思い出を作れる「ロイヤル胎内パークホテル」。

中条町と黒川村が合併して生まれた胎内市。かつて黒川村だった胎内高原エリアには、ヨーロッパの古城を思わせるような建物が、胎内川の辺にそびえ立っています。冬はスキー客、夏はファミリーで賑わう「ロイヤル胎内パークホテル」で広報を担当する大矢さんから、ホテルの魅力やおすすめを聞いてきました。

ロイヤル胎内パークホテル

大矢 晴香 Haruka Oya

2000年胎内市生まれ。「国際外語・観光・エアライン専門学校」を卒業後、2017年に「株式会社胎内リゾート」へ入社しフロント部に配属。2024年からはマーケティング部へ異動し広報を担当。趣味は映画を観ることで、ジャンルにとらわれず、インターネットではなく劇場で鑑賞するタイプ。

村おこしの一環で作られたリゾートホテル。

——まるでヨーロッパのお城みたいなホテルですよね。どんないきさつで建てられたのか教えてください。

大矢さん:まずひとつ目のホテル「胎内パークホテル」は、1955年から48年間、旧黒川村の村長を務めてきた伊藤孝二郎さんが、村おこし事業のひとつとして1980年に建設したリゾートホテルなんです。若者が都会へ流出して村が過疎化するのを防ぐために働く場所を作ることで、ホテルをはじめ様々なリゾート事業を村営してきたんです。

——最初のホテルは「胎内パークホテル」だったんですね。

大矢さん:利用者が増えるたびに建て替えて名前が変わっていきました。1980年の「胎内パークホテル」からはじまり、1987年にはふたつ目の「ニュー胎内パークホテル」、2001年には3つ目の「ロイヤル胎内パークホテル」が建てられて、現在まで営業しています。

——3回も新しく建て替えられてきたんですね。現在の「ロイヤル胎内パークホテル」はどんなホテルなんでしょうか?

大矢さん:地下2階、地上6階建てのホテルで、展望露天風呂や大宴会場を完備しています。客室は和室、洋室、和洋室からお選びいただけて、36畳の特別和室やひとランク上の贅沢を味わえるロイヤルスイートルームもご用意しています。

——様々なリゾート施設が村営されているというお話でしたけど、「ロイヤル胎内パークホテル」の他にはどんな施設があるんでしょうか?

大矢さん:スキー場、ゴルフ場、テニスコート、フィッシングパークなどの施設があって、様々なアクティビティを楽しむことができます。現在は「胎内スキー場」「胎内フィッシングパーク」「奥胎内ヒュッテ」「そば処みゆき庵」は市から委託されて「株式会社胎内リゾート」が管理運営しているんです。

——では、大矢さんが「ロイヤル胎内パークホテル」で働くことになったいきさつを教えてください。

大矢さん:私は子どもの頃から韓国が好きだったので、韓国に関係した仕事に就きたくて専門学校で韓国語を学んだんです。

——それがどうして韓国じゃなく胎内に?

大矢さん:専門学校の先生から、地元ということで「ロイヤル胎内パークホテル」を勧められたんです。入社して最初の1週間はいろんな部署で研修をさせていただきました。「そば処みゆき庵」でも1日働きましたけど、飲食店で働いた経験がなかったので大変でしたね(笑)

——その後、フロントを担当することになったんですよね。

大矢さん:ホテルのフロント業務ということで、言葉遣いには特に気をつけました。あとフロントって、どこの部署よりも覚えることが多いんですよ。電話応対や予約受付もフロントの仕事ですし、宴会場やレストラン、客室の応援をすることもあるんです。ホテル内の仕事をひと通り覚えることができましたし、それぞれの仕事の大変さも知ることができましたね。

非日常を味わえる「ロイヤル胎内パークホテル」の魅力。

——今はマーケティング部で広報を担当しているんですよね。

大矢さん:今年の2月に異動することになったんですが、かなり急な辞令だったので戸惑いました(笑)

——それは大変でしたね。マーケティング部ではどんなお仕事をされているんでしょうか?

大矢さん:2ヵ月に1回発行する広報誌のための情報収集や撮影スケジュールの管理をはじめ、公式ホームページの更新、取材への応対をしています。

——いろんなお仕事がありますけど、やりがいを感じることはありますか?

大矢さん:自分の関わった広報誌が印刷製本されて、完成品を見たときは苦労が報われたようで嬉しいですね。印刷前の校正も担当していますけど、油断すると間違っていることがあるので、いろんな人に確認してもらうよう心掛けています。

——それでは広報を担当している大矢さんに「ロイヤル胎内パークホテル」の魅力を教えてもらいたいと思います。

大矢さん:周辺にリゾート施設がたくさんあって、いろいろなアクティビティを楽しめるところです。「胎内昆虫の家」「胎内フィッシングパーク」「樽ヶ橋遊園」などはお子様連れのファミリーにおすすめで、1日中遊べますよ。「胎内フィッシングパーク」は小さなお子様でも楽しめるので、釣りデビューにはもってこいです。

——「ロイヤル胎内パークホテル」を拠点に、いろいろなアクティビティを楽しめるわけですね。では、ホテル内の施設でおすすめしたいものはありますか?

大矢さん:新胎内温泉をお楽しみいただけるお風呂ですね。化粧水みたいにトロッとした泉質で、神経痛や美肌などに効能があります。大理石づくりの大浴場からは、大きな窓越しに庭園を眺めることもできるんです。サウナもついているので日頃の疲れを癒していただきたいです。

——庭園にも岩風呂があるようですね。

大矢さん:屋根付きの露天風呂になっていますので、庭園を眺めながら開放感たっぷりに温泉を楽しんでいただけます。さらに階段を上がっていただくと、展望露天風呂「宙の箱舟(そらのはこぶね)」もあるんです。空を仰ぎながら檜づくりの湯舟に浸かることができますし、胎内川を眺めることもできます。

——すごい開放感ですね。

大矢さん:お天気によりますけど、夜は満天の星空が見えることもあります。日帰り入浴を利用したお客様が露天風呂を気に入ってくださって、次回は宿泊してくださることも多いんですよ。星空の下での入浴は宿泊しないと体験できないですからね。

——宿泊したくなる気持ちもわかりますね。ちなみに、オススメのお部屋はあるんでしょうか?

大矢さん:最上階のスイートルームですね。1泊2食付きの上、アフタヌーンティーが楽しめるプランもあるので、日常を離れた優雅なひとときをお楽しみいただきたいです。

——めちゃめちゃゴージャスなお部屋じゃないですか。

大矢さん:きっと普段はなかなか味わえない思い出が作れるんじゃないでしょうか。私たちスタッフも、素敵な思い出づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

ロイヤル胎内パークホテル

胎内市夏井1191-3

0254-48-2211

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