「まるで悪夢、トラウマ必至の恐ろしさ」凍える冬に“考察系ホラー”がアツい!『シェルビー・オークス』ロング版予告
『ロングレッグス』『THE MONKEY/ザ・モンキー』の国内外での大ヒットも記憶に新しい気鋭スタジオ「NEON」が放つ最新ホラー『シェルビー・オークス』が、12月12日(金)より日本公開される。このたび、ロング版予告と「捜索サイト」情報が解禁となった。
凍える冬に“考察系ホラー”がアツい!
この冬、洋画ホラー界はアツい考察合戦で大盛り上がりになること間違いナシ。『WEAPONS/ウェポンズ』(全国公開中)、そして『シェルビー・オークス』。“ある町で起きた、突然の失踪”を描いたこの二作品には多くの共通点がある。
『WEAPONS/ウェポンズ』は、『IT/イット』『死霊館』のスタジオ、ニューライン・シネマによる新作。水曜日の深夜2時17分、子どもたち17人がベッドから抜け出し、暗闇の中へ走り出したまま姿を消す、消息を絶ったのはある学校の教室の生徒たちだけ…という謎に満ちた設定だけではなく、知的好奇心を刺激するモキュメンタリーのような演出が話題を呼び、ネタバレ厳禁の考察ミステリーとして既に世界興行収入389億円を突破している超話題作だ。
『シェルビー・オークス』は、過去10年における独立系ホラーの全米最高興収を記録した考察系ホラー『ロングレッグス』のNEONが贈る新作。廃墟の町で突然失踪した妹の行方を捜す姉のもとに、事件の決定的瞬間を映した一本のビデオテープが届いて…というファウンドフッテージ作品だ。本作もまたフェイクと真実の境が曖昧になるモキュメンタリー演出がふんだんに活用され、随所に散りばめられた謎の断片と、思わぬ方向にツイストを遂げる物語に、「まるで悪夢、トラウマ必至の恐ろしさ(SOFMOVIE)」「ホラージャンルを完全に再定義する一作(SLASHFILM)」など称賛の声が上がっている。
いずれもモキュメンタリー演出、そして「考察系ホラー」である両作品の共通点はそれだけではない『WEAPONS/ウェポンズ』のザック・クレッガー監督は44歳でコメディ集団の出身、『シェルビー・オークス』のクリス・スタックマン監督は37歳で映画評論YouTuberからの長編初監督。いずれも新世代のホラー映画界を担う旗手として注目を浴びており、二人とも生粋の“映画オタク”、かつ自身のパーソナルな経験を作品へと昇華させたことをインタビューで明かしているという点でも共通する。鑑賞中は得体の知れない恐怖に身震いを覚えながらも、鑑賞後には考察合戦で思わずアツくなる。凍える冬にピッタリ。最高に知的なスリルを味わえる「考察系ホラー」をホットに楽しんで欲しい。
『シェルビー・オークス』のロング版予告映像では、主人公のミアが1本のビデオテープを再生するシーンから幕を開ける。その画面に映るのは、得体のしれない何かと直面し、恐怖で逃げ惑う人気ホラー実況チャンネル「パラノーマル・パラノイド」メンバーたち。そして無惨な姿で発見されたクルーと妹ライリーの消息を伝えるニュース映像がモンタージュされる。「暗く、深く呪われた歴史が、シェルビー・オークスに潜んでる」というセリフを残し、妹の失踪と廃墟の町“シェルビー・オークス”の謎を追って、踏み込んではならない禁断の境界線を超えていくミア。廃墟と化した刑務所、謎の老婆、窓辺を徘徊する男の影、地下室に封じられた闇…、それらがひとつに繋がった先で、彼女を待ち受けるのは逃げ場のない絶望か——。戦慄の物語に期待が高まる予告編となっている。
考察欲を刺激する架空の捜索サイト&情報提供用の電話番号オープン
さらに今回、『シェルビー・オークス』の物語の軸となる未解決失踪事件に関する情報を集めた架空の捜索サイトがオープンした。廃墟と化した町シェルビー・オークスで、「パラノーマル・パラノイド」のメンバーが忽然と姿を消し、MCのライリー・ブレナン以外の全員が惨殺死体で発見されたという設定に基づきリアルに作り込まれた本サイトには、「パラノーマル・パラノイド」が事件前に公開した動画の数々やメンバーのプロフィール、シェルビー・オークスの町の歴史、ニュース映像や新聞記事、地元警察の公式声明など数々の資料が掲載され、掲示板では情報提供者たちによる様々な考察が繰り広げられている。
この「事件の行方を見守る“何者か”によって開設された」捜索サイトでは、物語の世界をさらにディープに体験できるだけではなく、映画を見た人にだけわかる物語への伏線がいくつも仕掛けられており、考察欲がフルMAXで刺激されること間違いナシ。さらに「情報提供用」の電話番号(050-1794-5586)の存在も明らかになった。指定された番号に電話を掛けると戦慄の恐怖を味わえるという。
『シェルビー・オークス』は12月12日(金)より全国ロードショー