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リニューアルした『堂島孝平生誕フェス -2024-』のオフィシャルレポート到着 ”お祝いゲスト”は元アンジュルム・竹内朱莉

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『堂島孝平生誕フェス -2024-』

『堂島孝平生誕フェス -2024-』が、2月23日(金・祝)にリキッドルームで開催された。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

2017年からスタートした『堂島孝平生誕祭』の終了が告げられてから1年。今年「祭」は「フェス」へと生まれ変わり、『堂島孝平生誕フェス -2024-』が堂島の誕生日翌日2月23日(金・祝)にリキッドルームで開催された。

開場中には、ステージに吊られた紗幕スクリーンに「ご来場いただいたお客様へ」、と題されたスライドが映し出される。フェスへと生まれ変わった理由が日本語、英語、中国語のAI読みあげ音声でリピート再生される演出で、早くも会場からは笑い声がこぼれ出る。

定刻になるとオープニング映像が流れだし、歴代の生誕祭ダイジェスト、バンドメンバー、お祝いゲスト竹内朱莉の紹介が流れ、「Let‘s Party!」の文字と共に紗幕の向こう、ステージ中央の階段上に主役・堂島孝平が現れてライブがスタート!

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

そのまま1曲目の「きみのため」が始まり、「レッツスタート!」の合図で巨大スクリーンが振り落とされる派手な演出の中、会場のボルテージも一気にあがる。「きみのため」間奏に乗せた「ハッピーバースデー」がバンドメンバーから贈られると、それにあわせてステージ上にバースデーケーキが登場。「まだ1曲目だよ!(ケーキ)早くない?!」と突っ込みながらもロウソクの火を吹き消して演奏再開、大歓声のなかセレモニー完遂となった。ブロックの最後には自身の代表曲でもある「葛飾ラプソディー」を披露し、「生まれてきてよかった」と噛みしめるシーンも。

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

続いて、ドラムキックに合わせて堂島が花道へ進み出ると、花道の先端から吊るされたギターが引き上げられて登場。小気味よいギターカッティングのイントロから「銀色クリアデイズ」が鳴り響き、「ワン・ツー・スリー・フォー!」の掛け声とともに「ギミラ!ギミラ!ギミラ!」へと流れ込む。

MCでは「20年ぶりに演奏する曲。当時もステージにコーラスで真城めぐみさんがいてくれた。それ伝えたら、真城さん覚えてなかったけど!」というエピソードを紹介しつつ、「流星カルナバル」を披露。その後、最新アルバム『FIT』から「月光地帯」「存在」を演奏し、グルーヴィーなイントロから始まる「ベンジャミン、空を睨む」のラストで今回の“お祝いゲスト”である元アンジュルムの竹内朱莉をステージに迎え入れた。

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

堂島は、「竹内さんは気づいていないかも知れませんが、この数年間で一番セッションしている相手は竹内さん」とゲストの竹内を紹介し、今回は僕の曲を、と、まずは2人で「果実」を披露。続けて「お祝いゲスト、っていう肩書に甘えてもう1曲」と前置きしたうえで、「A Whole New World」をカバー。お客さんが照らすスマホライトの星々に囲まれ、二人でリキッドルームの空を飛んだ。

ここから、「ロンサムパレード」「New Freedom」披露で会場はどよめきと歓声で入り交じり、ライブアンセムとも言える「Almond」で、熱気がひとかたまりに。続くスペシャルメドレーでは「こんがらがった夜のムード」「世界は僕のもの」など、こちらも久しぶりに演奏する楽曲を盛り込んだ選曲でさらにフロアを沸かせるも、「ないてんのわらってんの」終わりに花道で「もうだめかも知れない」と倒れ込む。客席からは「コウヘイ!コウヘイ!」コールが響き、「スプリング・スプリンガー」で今年も元気に跳び上がり、大きな拍手包まれた。

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

MCでは来年2025年でデビュー30周年になることに触れ、本編ラストには「サンキューミュージック」が客席に届けられた。

アンコールで再びステージに登場すると、改めて「この“29周年”というタイミングで観て下さってる人を大事にしたい」と感謝しつつ、今年は4月から3つのツアー、全22公演をおこなうことを解禁。「2024年はライブたくさんします!」と、“プレ周年”への意欲をのぞかせた。

最後は、出演者オールラインナップで「LUCKY SAD」を披露。間奏でステージにギターを置いて花道に歩み出ると、花道先端から本日2本目の吊りギターが登場。熱のこもったギターソロで会場を沸かせ、リニューアルした「生誕フェス」は大団円で幕を閉じた。

なお、アーカイブ販売中の『堂島孝平生誕フェス –2024- 1カメ配信!』は2月29日(木)23:59まで視聴可能(購入は同日21:00まで)となっているので、こちらもぜひチェックして欲しい。

今年開催のツアーは、年代ごとの演目を匂わせる『堂島孝平 × Pre Anniversary』と、昨年も大きな反響を受けた3ピース編成の『KOHEI DOJIMA TOUR 2024 「POP dB Ⅱ」』がチケット先行受付中となっている。

『堂島孝平生誕フェス -2024-』

撮影=KEIKO TANABE

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