ナゴヤドーム前矢田|素材にこだわった約80種のパンが買える住宅街の本格派ベーカリー
パン屋さんのパンが無性に食べたくなるとき、ありませんか。あの小麦の焼ける匂いを想像するだけで、たまりません。
名古屋にも多くの美味しいパン屋さんがありますよね。
今回ご紹介するのは、住宅街にありながら、本格的な焼きたてパンが買えるベーカリー。
ナゴヤドームからも徒歩圏内のそのお店では、北海道産小麦や天然酵母にこだわった、身体が喜ぶパンを作っています。その数なんと約80種類!
「今日のお昼はパンにしよう!」そう思い立ったときは、ぜひ訪れてみてください。
「試合やライブまで時間がある!」ナゴヤドーム周辺で時間があるときにも、おすすめのベーカリーです。
ハード系もソフト系もドイツパンも並ぶ魅惑のショーケース「Boulangerie Le Créa(ブーランジェリー ル・クレア)」
住宅街に現れたパンの誘惑、焼き上がりの予定時間を知らせる黒板
地下鉄名城線 ナゴヤドーム前矢田駅から徒歩4分。駅北側の住宅街の路地に入り、歩いていると現れる「焼きたてパン」ののぼりが目印です。
ショーウィンドウから中の様子をうかがうと、店内には2〜3組の先客がいたので、邪魔にならないように待ちます。
綺麗に飾られたクリスマスツリーがお出迎え。店先には、パンの焼き上がり予定時間が書かれた黒板が置いてありました。
オープン後に焼き上がるパンと焼き上がり時間がわかります。曜日別で変わる本日の食パンは、「湯種食パン」でした。
朝7時から、パンひとつからでも電話予約ができるので、気になるパンを取り置きしてもらって、商品が出そろうお昼頃に行くのも良さそうです。
目移り必至!種類豊富なパンのショーケース
店内に入ると、目に飛び込んでくるパンのショーケース。ここでお店の方に注文を伝え、パンを取ってもらうシステムです。
向かって右側が総菜パン、左側が菓子パン、上には食事パンが並んでいます。
隣には冷蔵ケースもあり、人気の極上クリームブリュレやモンブランなどの菓子類とドリンクが売られていました。
種類豊富なパンを目の前に、どれにしようか目移りしていると、「ゆっくり選んでくださいね」と声掛けしてくれた店員さん。
おかげで、「早く注文しなきゃ」という緊張が少し和らぎました。
クリスマスシュトーレンやラスクも美味しそうです。奥でパンを作っている様子が見えます。
お店の片隅に、可愛らしい街並みのブロックを発見しました。子ども心をくすぐられます。
いざ実食。子どもも食べられるソフト系パンや、珍しいハード系塩パンも
ソフト系の菓子パンの中から、「人気上昇中・おすすめ」の札がついていた「チョコチップブリオッシュ」と季節感のある「安納芋」のパンを購入しました。
● チョコチップブリオッシュ 345円(税込)
ブリオッシュ生地のミニ食パンに、チョコチップが入っています。しっとりふんわり柔らかい生地に、チョコチップの甘さがちょうどいい感じです。確かにこれは人気になりそう!
● 安納芋 302円(税込)
安納芋のあんこがずっしり入った、ふんわり系のあんぱん。あんこに混じった、角切りお芋の甘露煮が良いアクセントになっています。
上に乗っているのは、アーモンドスライス。お芋大好きな子どもは、かなり気に入ったようでした。
●ゴルゴンゾーラと蜂蜜ベーコン 388円(税込)
総菜パンからは、焼き上がったばかりの人気商品「ゴルゴンゾーラと蜂蜜ベーコン」を選びました。バゲット生地に、ベーコンとゴルゴンゾーラチーズがトッピングされています。
ベーコンの塩気と、香り高いゴルゴンゾーラチーズのクセのパンチが効いていますが、生地に塗られた蜂蜜の後味も感じられて、美味しさのマリアージュが最高です。リベイクすると、ゴルゴンゾーラの風味がより引き立ちます。
●3種のキノコとブロッコリーのバジルマリネのタルティーヌ 518円(税込)
ランチっぽいものを探して、フォカッチャ・タルティ―ヌシリーズから、キノコのタルティ―ヌをオーダー。こちらもリベイクしていただきます。
平茸、しいたけ、エリンギの3種のキノコとチーズの組み合わせ…合わないわけがないでしょう。塩気の効いたおつまみにもなりそうなタルティーヌは、土台のバゲットもカリッとしていて、美味しかったです。
● 塩パン 280円(税込)
珍しいハード系の塩パンを見つけたので、思わず購入。
お皿からはみ出るほどの大きさです。主張しすぎない塩味と、ハード系との相性がよく、新感覚の塩パンでした。食感は固すぎず、食べやすくて、あっという間に完食してしまいました。
魅惑のドイツパンは、ライ麦100%の天然酵母パン
最後に魅惑のドイツパンをご紹介します。「ロッゲンシュロートブロート」は、リピーターも人気商品です。ライ麦粉100%天然酵母パンで、見た目が黒い!そして重い!
●ロッゲンシュロートブロート ハーフ 562円(税込)
「ロッゲン」とはドイツ語でライ麦を指します。あふれんばかりの穀物を感じる、どっしりとした風貌です。ハーフサイズで、薄切り10枚分でした。
皿に乗せて断面を見ると、ライ麦粉100%の黒さと目の詰まり具合、たくさんの穀類が入っていることがわかります。
チーズやハムと合わせると美味しいと紹介されていたので、家にあったスライスチーズをオンしてみました。ずしっと食べ応えのあるパンの酸味に、チーズがマッチします。
お店の公式インスタグラムには、他にもおしゃれで美味しそうな食べ方が載っているので、参考にしてみてくださいね。
何を食べても美味しい町のパン屋さん
訪れるたびに新しいパンに出会える「Boulangerie Le Créa」さん。2022年のオープン以来、町のパン屋さんとして育ってきた軌跡を感じます。
ちなみに営業日は木曜日から日曜日までなのでご注意ください。月曜日から水曜日は仕込み日のため、お休みになります。
今回ご紹介できなかった、人気商品の「苺クランベリー・クリームチーズ」や、「クロワッサン」も美味しいですよ。「米粉天使のクリームパン」など、米粉を使った商品もあり、多様な需要に応えてくれます。
素材にとことんこだわった住宅街の小さなベーカリーは、子どもから大人まで、それぞれの「お気に入りのパン」が見つかる、やさしい町のパン屋さんです。
INFORMATION
店名:
Boulangerie Le Créa(ブーランジェリー ル・クレア)
住所:
名古屋市東区大幸1丁目4番27号 サンハイツ小山1階
営業時間:
7:00~18:00
Web:
https://le-crea.jp/about/
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。