「大人も心がくすぐられる」謎解きに挑戦!夏休みのイベント2選/滝野すずらん丘陵公園
札幌の滝野すずらん丘陵公園では、夏休みにおすすめのイベントが2つ開催中です。
ひとつは、森の中を探検しながら、ヒグマについて学べる「謎解きイベント」。
もうひとつは、昆虫好きにおすすめ!「野外昆虫博物館」です。
連載「クマさん、ここまでよ」
謎解きイベント
滝野すずらん丘陵公園。隠れた人気スポットが、自然を体感できる「滝野の森ゾーン」です。
森の中には、6つの「ナゾ」が隠されています。
「ナゾ」の全貌は、行ってみてのお楽しみですが…解くためには、ヒラメキと、ヒグマの知識も必要になります。
たとえば、「ヒグマが生まれる季節」など…。
謎解きストーリーでは、「滝野の森に迷い込んだ親子グマを、人にばったり出会う前に山に帰そう!」というミッションがあります。すべてのナゾをクリアすると、キーワードが浮かび上がります。
そのキーワードを打ち込むと、宝箱を開けられて、クマを山へ帰せる…というストーリーです。
謎解きイベントをクリアした人は、旅行券5万円分などが当たる抽選に応募することができます。
初日に親子でナゾに挑戦した人は、「大人も心がくすぐられる内容で、子どもも楽しめるし、めっちゃおもしろい」と話していました。
謎を解くヒントは、HBCのホームページ「クマここ」で見ることができる「ヒグマ検定」で予習ができます。
このイベントは、札幌の滝野すずらん丘陵公園で、9月29日まで開催されています。
【イベントの参加方法詳細:謎解きイベント開催!「迷える親子グマと森の秘宝」】
滝野すずらん丘陵公園では、現在クマ対策を強化していて、この4年間はクマの侵入がありません。
イベント期間中の8月25日(日)には、そんなクマ対策について学べる、スペシャルな学習イベントを開催!
普段は入れない、特別なエリアを冒険します。滝野のクマ対策を、公園スタッフのガイドのもと、実際に現地を見ながら学べます。
HBC波多野裕太アナウンサーから出題される「ヒグマクイズ」に正解すると、景品ももらえます。
学習イベントは、8月7日までに事前申し込みが必要です。くわしくはイベントホームページからご確認ください。## 昆虫野外博物館
つづいては、昆虫好きにはたまらないイベント!
滝野の森には、800種類以上の昆虫がいるんです。
たとえば、アキアカネ。
青い目が特徴の、オオルリボシヤンマ!
セミの鳴き声も響き、夏を感じられます。
そんな滝野の森は、「丸ごと博物館」のよう!そこで、「昆虫野外博物館」というイベントが開かれているんです。
たとえば、ビンゴシートを片手に、いろいろな昆虫を探し歩くゲーム。ビンゴが完成したら、昆虫シールをもらえます。
公園内の生きものの持ち帰りはできませんが、網を持ってめぐって、つかまえるのはOK!つかまえた昆虫は観察した後、見つけた場所に返すか、森の入り口にある「森の情報館」に連れていきましょう。
「森の情報館」には大きな蚊帳があるのですが、その中には、その日のお客さんがつかまえてきた虫たちが…。
人間も一緒に蚊帳の中に入って、じっくり観察することもできるんです。
「こんな昆虫もいるんだ!」「こんな体のつくりになっているんだ」と、新しい発見を楽しめます。
取材日に訪れていた親子は、トンボやチョウにそ~っと触れて、ドキドキする時間を楽しんでいました。
昆虫野外博物館は、8月15日までの開催です。
詳細は滝野すずらん丘陵公園のホームページでご確認ください。
自然の楽しみ方
滝野の森では、エゾシカやエゾタヌキなど、20種類以上の野生動物も確認されています。
たくさんの動物や植物が一緒に生きる、森の豊かさ。
その魅力を安全に楽しむためのクマ対策についても考えながら、夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
連載「クマさん、ここまでよ」
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は取材時(2024年7月26日)の情報に基づきます。