垂水漁港直送『くら蔵』で味わう、旬の超新鮮な魚介類!普段使いにも◎ 神戸市
垂水漁港の目の前にある『地魚かっぽう&鮨 くら蔵(くらくら)』(神戸市垂水区)は、「昼網」のセリの権利を持つ唯一の料理店です。
垂水漁港の特徴のひとつである「昼網」。漁師が午前中に水揚げした魚が、正午に始まる昼市でセリにかけられます。競り落とされた魚介類はすぐさま生け簀(いけす)へ。そのままお店へと運ばれ、早ければその日のうちに提供されます。
セリの会場から『くら蔵』までは2、3分のため、超新鮮な魚を味わうことができるのです。
垂水近海の魚の代表格といえば真鯛。明石海峡の潮流で育った天然の真鯛は身が引き締まり、豊富なエサで旨みたっぷりなことが特徴です。特にこの時季の鯛は「桜鯛」とよばれ、脂がのって美味しいと言われています。
同店では4月20日より新メニューがスタート。その中から「天然鯛炙り焼き おばんざい五種盛りランチ」をいただくことにしました。
彩り豊かな御膳!鯛は食べやすいように切り身にしてありますが、300〜400gほどのものがまるまる1匹分盛られています。
ふっくら分厚い身は歯ごたえがあり、ほどよい塩加減とパリッと香ばしく焼かれた皮の風味が上品です。
海水温の上昇とともに明石海峡の天然真鯛の味もグンとよくなっているとのこと。今が“食べ頃”です。
日本料理の職人が作る季節のおばんざいも、どれも工夫が凝らされていて楽しみながらいただくことができます。副菜にも垂水漁港直送の魚がふんだんに使われていて、とても満足度が高いです。
おばんざい五種盛りランチは、他にも「鯛かぶと煮」や「天然鯛と地魚お造り」など複数の種類があるので、気分に合わせて選べるのがよいですね。
“お祝いの席や特別な日に利用する料理店”というイメージを持たれることの多い『くら蔵』ですが、実は気軽に食べられるメニューも多いのです。
例えばこちらの「鯛出汁しゃぶしゃぶラーメン」は1,485円(税込)。小鍋に出汁が入った状態で提供され、自分で麺をくぐらせながらいただきます。
鯛やしじみなどからとったお出汁は「さすが日本料理」と思わされる深い旨み。つるんとした細麺と共に口に運ぶと、ちょっとその辺では味わえない、しみじみとした美味しさに出会えます。
麺の量もしっかりあって、真鯛も3切れ付いてくるのでお腹も十分満たされます。
お肉料理も本格的です。魚料理のイメージの強い同店で肉料理とは意外でしたが、「お肉が食べたい人にも満足してもらいたい」という思いから生まれたメニューだそうです。
A5ランクの黒毛和牛を、熱した溶岩プレートでじわっと焼いて特製ダレでいただきます。薄切りなのですぐに火が通ります。しっとり柔らかな食感のままパクリ。
サシがとろけて和牛の旨みがジュワ〜!特筆すべきは付けダレの多さです。手作りの味噌ダレにおろしポン酢、岩塩やわさびもありますし、卵黄と山芋を混ぜていただく特製ダレは同店のオリジナルです。
細かく刻まれたミョウガとわさび菜をたっぷりと巻いて食べるのも、他にはない食べ方です。単なる焼き肉ではない、日本料理店ならではの提案。ここでしか食べられない味を堪能しました。
「さまざまな年代の方に楽しんでいただけるように色々なメニューを用意しています。ぜひ日常にも、お気軽にご利用ください」とオーナー。
特に夜は穴場です。紹介したメニューはお昼にも夜にも注文可能ですので、ディナータイムにゆっくりと複数のメニューを楽しむのもよさそうですね(セットの内容は昼夜で変更になるものがあります)。
日本料理の真髄を極めながら手軽に楽しめるようにとアレンジされた料理の数々。一度口にするときっと一味違うことに気づくと思います。
場所
地魚かっぽう&鮨 くら蔵
(神戸市垂水区平磯3-7-10)
営業時間
ランチ :11:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー:17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日
なし(1/1のみ)