鈴木保奈美さんと、ハイアット リージェンシー東京ベイで優雅な夕暮れ時を。
昼から夜へと生まれ変わる夕暮れのひと時……Magic Hour。そして、海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組。
今月のゲストは、俳優の鈴木保奈美さん!
最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で
東京湾を眺めながら、お話伺います。
要:嬉しい!!!
近藤:要さんの笑顔がピカピカに輝いています!
要潤と鈴木保奈美さんは、ここ数年共演が続いているということ!
今月は4週にわたって、共演作についてのお話も伺いつつ、
鈴木さんにたっぷりお話を伺います!
初共演の思い出…!
要潤と鈴木さんの初共演作は、2023年WOWOWの「フィクサー
主演の唐沢寿明さんも、この番組にお越しいただきました。
要:初めて保奈美さんがドラマにいらして、唐沢さんがいらして、、保奈美花さんが“唐沢くん”って呼んだんですよ。
鈴木:うん、
要:それでもう、うわ~~~~!ってなんか鳥肌がたって!唐沢君って呼んでる~!って
鈴木:なんか同窓生みたいな感じですからね~!
近藤:保奈美さんその時が、唐沢さんと31年ぶりの共演だったんですよね?
要:昔話にすごい花が咲いてましたよね!
鈴木:咲いてました??(笑)
要:だって、唐沢さんもうベラ喋りしてましたよ!僕の時なんかまったく喋らないのに、保奈美さん来た時、めっちゃ喋ってて!昔の話(笑)
鈴木:あの時、要さん本当に喋らない役だったから!ずっといらっしゃるのに、台本にもセリフが無くて、ただただずっと立ってる、、なんだか段々気の毒になってきて、、、、
要:あははは(笑)
近藤:保奈美さんから見て要さんの第一印象は??
鈴木:もうずーっと黙っててすごい辛抱強い人だった…!
要:辛抱強いって!!(笑)そういう役だから…!(笑)
お団子を踏みつぶされた…!?
要潤、鈴木さん、そして唐沢さんは、1月期のドラマ『プライベートバンカー』でも共演しました。
要:僕は1話だけのゲストでしたけど、保奈美さんにとんでもない悪態をついてね、、、
鈴木:悪いやつでしたね~お団子を踏みつぶされました
要:あれ本当に、監督から急に『叩きつけて!踏んで!いって!』って言われて、、え!食べ物踏んでいくくらい悪いやつ…!って、、、、ドキドキしながら!
鈴木:躊躇なくやってたよ…!さすがだな~と思って(笑)
近藤:ちなみに要さんいつも仰ってるのが『本当に悪い人は、悪役をできない』っていう。
つまり、本当に要さんは良い人だって言ってるんですけど、、、
鈴木:いや~!それ言う人はどうかな~?
要:あ!やべえ!本性が…!(笑)
鈴木・近藤:あはは(笑)
要:いやでもこれね、本当に悪い人が悪役をやると、悪すぎて見れないよって小日向さんに言われたんですよ!『要くんがやると見れるよね!』って言ってもらえて。あの感じで言ってもらえて!“良かった!僕、悪役頑張ろう”って思えた一言だったんですよね。
鈴木:小日向さん、本当に素敵ですよね~、もう小日向さんいらっしゃると『わ~!小日向さん~!!』って。人気者ですよね~!
鈴木さんからみた『要潤』とは?
要潤と鈴木保奈美さんといえば、2023年、舞台『レイディマクベス』でも共演されています。こちらの現場にまつわる、、、鈴木さんからみた『要潤』というお話を伺いました!
鈴木:得体のしれない人ですね、、
要:得体の知れない人ですか⁉
鈴木:共演した舞台「レイディマクベスのお稽古の時から思ってたんですけど、、、稽古場で机が前後2列に並んでて、私が前の列に座ってて、後ろに要さんが座ってたんですね。だから後ろの要さんの表情とかは見えなくて、、演出家の人たちの話を教室の先生と生徒みたいに聞いたりしてたんですけど、、、結構後ろでぶつくさツッコミを入れてる!
要・近藤:あはははは(笑)
鈴木:一人で突っ込みを入れて、あまりみんなには聞こえてないから、一人でウケてる!
要:やばいやつじゃないですか…!(笑)
鈴木:なんか後ろで、面白そうなこと言ってる!私聞こえたけど、みんな気がついてないし、、、、コレ『おかしなこと言ったでしょ~!』っ突っ込んでいいのか、どうなのか、、、??って(笑)
近藤:反応していいの?どうなの!?って感じですかね(笑)
鈴木:そこから始まって、いつもよくわからない人ですねよね~、、、本番直前の舞台上で、天海さんが『みんな行こうね!』ってなってる時とかも、あらぬ方向を向いてて…!
要:ぼく、客席が見たくて…!
鈴木:舞台袖の客席が見れるモニターですね、あれをずーっと一人でそれも嬉しそうに見てる!(笑)
要:なんなんですかね??
近藤:なんか遠足で1人ゆっくり歩いてこない少年みたいな感じですかね?(笑)
鈴木:来ない!なんか道端で虫見てるような!
要:全然そんなつもり無いんですけどね!?自分はちゃんとあの輪を乱さないように…!
鈴木:輪を乱してはいないんだよね!
近藤:逆にその塩梅が難しいですけどね?ソロ活動してるけど団体にも所属してる、、
要:ソロ活動してるつもりは無いですけどね?!ソロデビューしてないですよ!団体デビューしてるんですよ!?
鈴木:うらやましいです、その天然さが…!
大事なのは自分から発言すること
保奈美さんは、舞台、ドラマ、映画と幅広くお仕事されていますが、近年は演劇・お芝居の勉強をされているということ!
鈴木:舞台に出るにはどうしたらいいんだろう、どこに“出してください”って言えばいいのかがわからなくて!なんか、窓口みたいなところが無いじゃないですか!(笑)
要:帝劇に行くとかそういう(笑)
鈴木:そうそう!パルコ劇場に行って、出たいですって言えばいいの?って(笑)どうすれば良いのかまるで分らなくてそれで、舞台関係の仕事をしている友人に『どうすればいいの?』って聞くところから始まって、、、本当に知識も全然なかったので。戯曲を読んでみたり色々教えてもらうところから始まって、、、ちょっとずつその知り合いを伝いながら、舞台のお話を聞いたりっていう活動やってますね
要:お話を聞いていく中で、何か自分の中で変化とか気づいたかなってありますか?
鈴木:一番大きいのは、、私が人と話すのが本当に苦手で引っ込み思案だったんですけど。それが治ってきたて! そうすると舞台に限らず、ドラマの撮影現場でも、思い切って初めて会った方にお話したりとか、監督に質問したり。緊張しないでできるようになりましたね!今更ですけど(笑)
要:へえ!!
鈴木:あと、台本の読み方とか、独りよがりじゃない。いろんな人がいろんな方法をやってるんだなとていう参考にはとてもなりましたね。 それとやっぱりこうやって舞台に出たいんですって言ってると、いつの間にか話が伝わって、出演できたりするので、、、やっぱりこうやって自分から発言することは大事だなって
(TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』より抜粋)