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シンガポールの「バクテー」とは?現地の老舗の実食ルポ&家で簡単に作れる再現レシピを紹介!

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シンガポールは食の宝庫!一流の三つ星レストランから、地元の人たちでにぎわうフードコート「ホーカーセンター」の毎日の食事まで、特徴があるレストランや屋台がいろいろ。中国系にマレー系、インド系に、その昔、中国からやってきた移民が現地の女性と結婚して、さまざまな文化を取り込んできたプラナカンと、多彩な食文化が息づいています。そんなシンガポールの人たちのソウルフードのひとつが「バクテー(肉骨茶)」です。「肉骨茶」と書きますが、もちろんお茶ではなく、お茶も使わず、スパイスがきいた豚のスペアリブのスープです。

1969年創業のバクテーの老舗ソンファ バクテー


1969年創業、国内外で大成功のバクテー専門店へ


マリーナベイサンズをマーライオン側から眺めたら、それに背を向けて、シンガポール川沿いに並ぶレストランやバーが並ぶエリアを通り過ぎ、コールマン橋というシンガポールで2番目に古い橋からクラークキー駅のほうに左折するると、このお店「松發 肉骨茶(ソンファ バクテー)」があります。

通りの角にあるお店の表にもテーブルが出ていて、まだ夕方の早い時間でしたが、多くのお客さんがバクテーを楽しんでいました。1969年にリヤカーでバクテーを売り始めたソンファですが、今ではシンガポール以外の国も含めて30軒ほどのお店があります。大成功です。

どのお店も、1960年代のストリートフードの雰囲気を再現しているそうで、このニューブリッジ通り11にあるお店も、当時の活気が感じられます。

本場のバクテーをいただきます!


こちらがそのバクテー。基本的には豚のリブ肉を香辛料で煮込んだものですが、部位を選ぶことができます。ポークリブ、プライムスペアリブ、プライムロインリブは肋骨周りの部位で、ほかに内臓肉を使ったものもあります。

スープはクリアで、豚肉の旨味が染み出しています。それでも豚特有の臭みはありません。白こしょうを多く使うようで、特有の刺激感があります。中華系のスパイスの香りが漂って、シンガポールらしい味わいです。

地元の皆さんに倣って、ご飯と、高菜漬けに似た漬物、青菜の炒め物、それに中華の揚げパン油条も一緒にいただきました。なかなかのボリュームです。バクテーは当時の労働者のためのスタミナ朝ごはんとして広まったといいますから、なるほど納得です。

カルディでも入手可能なバクテーの素で作ってみる!


上の写真がdfe(Doverfield Far East Ltd.)ブランドのバクテーの素です。カルディコーヒーファームでも243円(税込)で売っています。一袋18gのバクテーの素が入っていて、これで骨付き肉800g分です。

800gだと、大き目のスペアリブが6本。2~3人分になると思います。あとは、にんにくと水だけ。

鍋ひとつ、1時間もかからず作れます


肉はあらかじめ湯通しして、臭みが出ないように下準備しておきます。

あとは鍋に入れて弱火で灰汁を取りながら40分煮ます。

40分たって、ふたを開けたらこんな感じ。肉がすっかり柔らかくなってます。にんにくを取り除いて、塩やナンプラーで味を調えます。

ごはんとちょっとしたおかずと一緒に


高菜漬けをちょっと炒めたものとか、切り干し大根入りのたまご焼きとか、簡単な料理をプラスしていただきます。一口スープを飲むと、身体にパワーが広がっていくような感じ。そして思ったよりもすっきりと仕上がっている豚肉がほろりと骨から取れて、おいしくて食べやすい。これは元気になりそうです。軽く疲れた時にもよさそうです。

このバクテーの素、たっぷりの白コショウが入っていて刺激的でありながら、シナモン、青唐辛子、八角、セージ、クローブ、フェンネルといったスパイスもいろいろで奥深い味わいです。ダイナミックさは、シンガポールで食べたものにとっても似てました。バクテーはマレーシアでも食べられていて、味付けにバリエーションありそうなので、機会があればトライしたいと思います。

dfe バクテーの素 (doverfield.co.jp)
松發 肉骨茶(ソンファ バクテー)
住所:11 New Bridge Rd #01-01 シンガポール 059383
電話:+65 6533 6128
営業時間:月~日 9:30~21:30
HP:https://songfa.com.sg/

[All photos by Atsushi Ishiguro]
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