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金賞は胎教のおかげ?!クラシック音楽、話しかけ、絵本を読み聞かせした私の胎教

たまひよONLINE

一人娘を持つ、働くママライターのsakuraです。普段はアンティーク関係の事務の仕事をしています。学ぶ事、働く事、遊ぶ事が大好きで、会社に行きながら学校に通ったり、ダブルワークをしたり、1ヶ月の休みを取って海外に飛び出したりと、独身時代を謳歌しました。

妊娠と同時に、おなかの赤ちゃん中心の生活の始まり


27歳で結婚しましたが、学ぶ・働く・遊ぶことへの意欲は止まず…。でも、年齢も考えなければと、やっと「歳」で区切りを付けて子どもについて考えるようになり、そして、妊娠しました。

昔から子どもが大好きで、小学校の文集には「幼稚園の先生になりたい」と書いていました。子どもが好きなので、妊娠が判明して自分自身の子どもを授かったのが分かった時は、とても嬉しかったです。

そして、私は何事も邁進していくタイプなので、妊娠が分かってからはおなかの中の赤ちゃん中心の生活が始まりました。

胎教は「チビちゃん」と話しかけることから


まず最初は、赤ちゃんについて学ぶ事でした。図書館で赤ちゃんの成り立ちに関する本を探しました。自己流でしたが計画妊娠をしたので、何となく着床した感覚も分かりました。

病院に行く前に妊娠検査薬で陽性反応の印が出ていたので、その時から自分でも意識して、自分の体を、赤ちゃんのための体にシフトしていくような感覚でいました。というのも、妊娠5週の時点で、 既に脳や脊髄の中枢神経と心臓ができあがっているというようなことを聞いたからです。

「今日は目ができる日かな?今日は鼻ができる日かな?」なんて思うと、食べ物や行動にも気を付けるようになりました。

自分なりに勉強して、妊娠6週目で目や耳、手足ができ、 視力、聴力の神経の形成もこの時期だと学びました。耳が聞こえるのはもっと後みたいなのですが、私はこの頃からおなかの赤ちゃんに「チビちゃん」と言うニックネームを付けて、話しかけるようになりました。

「男の子か女の子かも分からないけど、耳はもうでき上がっているのだから、きっと呼んであげたら喜ぶのではないか?」と思ったのです。これが胎教の始まりでした。

脳波がα波になる音楽と、大好きな絵本を選んで


雑誌や本に“クラシック音楽が胎教に良い”とあったので、クラシック音楽のCDを揃えて、寝る前や朝に聞くようにしました。バッハやモーツァルトを聞くと、脳波がα波になりリラックスできると何かで聞くと、特にモーツァルトを聴くようにしました。

個人的にはドビュッシーのピアノ曲が大好きだったのでこれもよく聞きました。自分の心がとても落ち着いたので、きっとおなかの中でも赤ちゃんがリラックスしてくれたと思っていました。

次に絵本を読んであげました。「かみさまからのおくりもの」や「ちいさなうさこちゃん」、「ちいさいおうち」など、昔、母が私に読んでくれて大好きだった本を選びました。

マタニティーコンサートなど、リラックスが一番!


安定期に入ると、新聞や雑誌でマタニティコンサートを見つけては、夫と一緒に出かけました。会場には多くの妊婦さんが、母親や夫と一緒に来場しており、同じ妊婦仲間として親しみが湧きました。CDとは違う臨場感があって、きっと音楽の振動がおなかに伝わったのではないかと思います。

他にも、公園に出かけてきれいなお花を見つけたら、おなかの赤ちゃんに報告していました。「ピンクのお花がたくさん咲いていて、とてもきれいよ。もうすぐ見られるからね」などと、絶えず話しかけていました。

胎児期から、英才教育のために英語を聞かせるママさんもいましたが、私は自分が楽しくてリラックスできるものを選んで、お金もかけず、自由気ままに胎教をしていました。

妊娠34週目に、2400g、48cmで生まれた娘は、臨月まで毎日ゆったり続けた胎教のおかげか?音楽と本と絵が大好きな子どもになりました。音楽ではクラリネットを愛し、中学では大会で金賞を頂きました。絵が得意で、小中高と文集表紙やポスターの絵は良く頼まれていました。今から思えば、「やっぱり英語も胎教しておけば良かったかな?」なんて思います。

[sakura*プロフィール]
一人娘と、主人と柴犬の4人家族です。胎教のおかげか分かりませんが、娘は絵と音楽を愛して成長しました。私も骨董業関係の仕事もしているので、絵画や書物が大好きです。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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