Yahoo! JAPAN

争奪戦を繰り広げた要衝の地に残る、沼田城址 沼田公園│群馬県沼田市

タウンぐんま

鐘楼(復元)

 沼田城の遺構が残る公園。16世紀中頃に築城され、戦国時代には上杉、武田、後北条氏による争奪戦が繰り広げられた。真田昌幸が攻略し、1590年に昌幸の長男信幸(後の信之)が城主となる。信之は、本多忠勝の娘で徳川家康の養女だった正室の小松姫と共に沼田城で暮らした。現在は公園として整備され、園内には城鐘(複製)がつるされる鐘楼や、往時の姿のまま残る石垣といった遺構、信之と小松姫の石像などが見られる。ビュースポットからの見晴らしがよく、河岸段丘先端部に建てられた城だったことが分かる。

信之と小松姫の像
石垣
園内の沼田市観光案内所で、御城印や真田家の武将印などを販売(各300円)。

沼田市歴史資料館

 沼田市の原始・古代から近現代までの歴史資料を展示している。沼田城跡で発掘された瓦や、城鐘なども展示。12月24日まで、沼田城址を公園として整備した久米民之助を紹介する企画展示を開催中。

【住所】沼田市下之町888 テラス沼田2階
【問い合わせ】0278-23-7565
【時間】9:30~17:00
【料金】一般220円、中学生以下無料
【休み】水曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、12月29日~2024年1月3日

沼田城址 沼田公園

【住所】沼田市西倉内町594

【問い合わせ】沼田市観光協会 0278-25-8555

【時間】常時開放

【料金】無料

【関連記事】

おすすめの記事