【札幌・円山エリア】「北海道神宮」境内の茶屋2軒&参拝のあとに行きたい周辺のおすすめランチ、カフェ
札幌市中央区の「北海道神宮」は、北海道で一番参拝客が訪れる神社。本殿のほか、境内には、開拓神社、鉱霊神社、穂多木神社の三社も点在しており、パワースポットとしても知られています。
今回は、初詣に訪れる方も多い、北海道を代表する神社「北海道神宮」と、境内の茶屋2軒、参拝のあとに行きたい円山公園エリアのおすすめ新店グルメ5店をご紹介します。ランチ、カフェ、テイクアウト、参考にしてぜひ立ち寄ってみてくださいね。
北海道神宮
道内随一の参拝者が訪れる
静かな森に佇む北海道の総鎮守
道民はもちろん、国内外から多くの参拝者が訪れる北海道神宮。北海道の国土の神様・大国魂神、国土経営・開拓の神様・大那牟遅神、国土経営・医薬・酒造の神様・少彦名神と近代日本の礎を築かれた天皇・明治天皇を祀っている。明治2年に創祀、”北海道開拓の父”といわれる判官・島義勇が現在の円山の地を選び、同4年に「札幌神社」として鎮座した。南か東向きの神社が多い中、北東を向いた北海道神宮は国内でも珍しいそう。春は桜や梅の名所でもある豊かな森に囲まれた境内には、荘厳な佇まいの本殿のほか、開拓神社・穂多木神社・鉱霊神社の境内社がある。清々しい空気の中ゆっくりお参りができる早朝の参拝もオススメ。
元旦は、参拝の順路は第二鳥居から表参道へと規制がある。社殿に使われる神紋入りの紋幕は、大祭のときは紫地のものになる。
小さくてかわいい「十二支神楽焼」1体500円。丹念に仕上げられた縁起もののお守り。
本殿とともにめぐりたい 3つの境内社が点在
開拓神社
北海道の開拓の功労者を祀る
北海道の開拓の功労者37柱を祀っている。中には、間宮林蔵、松浦武四郎など偉人の名も。仕事運のご利益があるとされ、会社員や経営者も多く参拝に訪れる。願いごとを書いて奉納する祈願札もある。毎年8月15日には例祭が行なわれ、日本最大級の大神輿が札幌市内を渡御する。
穂多木神社
ブロンズ製の狛犬がむかえる
北海道の経済の発展を支えた旧北海道拓殖銀行の物故功労者が祀られている。銀行の守り神とされたことから金運アップのご利益をいただきたいと訪れる人々も。お社の両端で迎えてくれるのは、北海道では珍しい黒く輝くブロンズ製の狛犬と獅子の像。
鉱霊神社
北海道の鉱業の発展を祈願
その昔、北海道は良質な石炭や金属の鉱脈があり、採掘で大いににぎわった歴史を持つ。鉱業に従事し、発展に貢献してきた殉職者が祀られている。
北海道神宮
TEL:011-611-0261
住所:札幌市中央区宮ケ丘474
アクセス:地下鉄円山公園駅3番出口より約15分
営業時間:【神門の開閉時間】1/1は0:00~19:00、1/2・1/3は6:00~18:00、1/4~1/7は6:00~16:00、1/8~2/28は7:00~16:00 ※そのほかの時間はホームページ参照、【授与所】9:00~閉門まで ※1/2・1/3は6:30~、1/4~1/7は7:00~
定休日:なし
駐車場:有料Pあり
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
境内にはひと休みできる茶屋が2軒
【1】神宮茶屋
神門から約170m
2つの食感が味わえる福レ餅
境内社に向かう参道沿いにある茶屋。北海道神宮銘菓奉献会のお菓子を様々に販売しているほか、熱々の鉄板で挟み焼きする「焼きたて福レ餅」が人気。道産もち米の粒感を活かした大福「神宮茶屋餅」はお年賀パッケージを12月27日(水)より数量限定で販売、なくなり次第終了。
TEL:なし
営業時間:9:00~16:00(北海道神宮の閉門時間に準ずる)
定休日:なし
焼きたて福レ餅は、店内や外にあるベンチシートですぐ味わって。
まわりはサクサク、中央はモチモチ食感の「焼きたて福レ餅」1個250円。
「神宮茶屋餅」6個入885円。
【2】六花亭 神宮茶屋店
令和の鳥居すぐ
参拝後に焼きたてのお餅で休憩
令和元年に建てられた、北1条通り側の「令和の鳥居」。そのすぐ近くにある六花亭の神宮茶屋。六花亭の定番人気商品のほか、注文後にお餅を焼いてくれる「判官様」が人気。12月27日(水)~1月3日(水)限定の縁起菓子「鈴の音」もオススメ。数量限定なので、なくなり次第終了。お早めに。
TEL:0120-12-6666
営業時間:9:00~16:00
定休日:なし
建物の前にベンチシートがあり、その場で食べることもOK。
焼きたての「判官さま」1個130円。温かいうちにぜひ。
縁起菓子「鈴の音」6個入り680円。
北海道神宮参拝のあとに行きたい おすすめグルメ 5店
北海道神宮の参拝後は円山の新店めぐりも◎。
【ランチ】
≪1≫ 和食処 円
御膳や一品料理を味わいながら
高級感のある空間でくつろいで
結婚式場一階にオープンした和食処。道産や旬の食材をふんだんに盛り込んだ料理を手がけるのは和食の道32年の小峯健さん。ランチは手ごろな御膳メニューや贅沢な会席を用意。ディナーはお酒が進む一品料理やコース料理があるので、気軽に立ち寄るのはもちろん会合や両家の顔合わせなど、シーンに合わせて利用してみて。
木目が美しい落ち着いた和モダンの空間。職人の仕事が眺められるカウンター席も人気。
「つぶらの籠御膳」3520円。刺身盛りや焼き八寸、煮物、茶碗蒸し、ごはん、椀もの、水菓子など充実の内容。1日10食限定。要予約。
季節の食材を盛り込んで土鍋で炊き上げるごはん。コースの場合は目の前で盛り付けて提供。
10名または20名まで対応できる個室は、室料なしで利用できる。子ども連れもOK。
円山バスターミナルの北側にある建物の1F。
2023.11.2 OPEN
公園口鳥居から約550m
和食処 円(ツブラ)
TEL:011-633-7703
住所:札幌市中央区大通西27丁目2-1 ラソールガーデン札幌1F
営業時間:L 11:30~14:00 L.O.13:30/D 17:00~21:00 L.O.20:30
定休日:水曜(年末年始は要問合せ)
席数:59席(禁煙)
駐車場:4台
https://lazor-sapporo.jp/restaurant/
【テイクアウト(手みやげ)】
≪2≫ stand CANTUS donut&coffee
厳選素材の手づくりドーナツの
テイクアウト専門店がオープン
南円山に本店がある人気ドーナツ店「CANTUS」。スタンドスタイルのお店が円山商店街の一角にオープン。店頭には道産素材を中心にした、ふわふわ食感で甘さ控えめの定番ドーナツや、季節のイベントに合わせたものも含め約10種類が並び、参拝帰りの手みやげにぴったり。温かいコーヒーやカフェラテも用意。
毎朝本店で手づくりされた軽やかな味わいのドーナツ。売り切れ次第終了。
「チョコレートクランチ」356円、「ほうじ茶マロン」378円、「クリームドーナッツ」389円。
クリームイエローを基調としたお店は、北欧のキオスクをイメージしたのだとか。
2023.10.5 OPEN
公園口鳥居から約850m
stand CANTUS(スタンドカントス)donut&coffee
TEL:011-215-8633
住所:札幌市中央区大通西24丁目1-26 ASH MARUYAMA 1F
営業時間:12:00~19:00(なくなり次第終了)
定休日:土~月曜、ほか不定休あり(SNSを確認)
駐車場:なし
Instagram:@cantus_stand
【カフェ】
≪3≫ Cafukuya
店主とのコーヒー談義も弾む
長居したくなるスタンド
「森彦」初のヘッドバリスタだった加福健人さんが始めたコーヒースタンド。豆はスペシャルティコーヒーや、中でも高品質なトップオブトップを自家焙煎。選びやすいように一番特徴的なフレーバーをメニュー名にしているそう。目の前でドリップをしたりラテアートを描いてくれるほか、希望があればラテアート体験ができる楽しみも。
白を基調にしたコーヒースタンド。ヒップバーもあり、店主と会話が楽しく長居してしまうゲストも。
8種類の豆から選べる「カフェラテ」600円~。「自家製カヌレ」450円もテイクアウトできる。
使う器具はこだわって選び抜いたそう。グラインダーは道内では珍しいオーストラリア製の「OPTION-O」。写真は、ケニア産の豆で淹れたドリップ「ライム&ハーブ」900円。
豆は浅煎りが中心。日本では入手しにくい台湾の磁器ドリッパーで淹れてくれる。
2023.11.3 OPEN
公園口鳥居から約750m
Cafukuya(カフクヤ)
TEL:なし
住所:札幌市中央区南1条西24丁目1-17 桂和裏参道ビル1F
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日、月1回不定日曜(SNSを確認)
席数:4席(ヒップバー、禁煙)
駐車場:なし
Instagram:@cafukuya.sapporo
≪4≫ ORITSURU
コーヒー×日本茶×和菓子
新感覚のペアリング体験
「自家焙煎コーヒーや日本茶と、季節の和菓子との相性のよさを感じてほしい」と、ペアリングで提供し、新たなカフェ体験を提案している。全国から選りすぐったお茶は、「和紅茶」「和烏龍茶」など珍しいものも。正月三が日は完全予約制で営業予定。
「今月の季節菓子とお飲み物のセット」2000円の一例。10月から店頭・オンライン両方でコーヒー豆と茶葉の販売をスタート。
コーヒーの選定・焙煎・抽出は夫の妹尾大樹さんが、日本茶全般と和菓子の製作は妻の萌子さんが担当。
2023.8.2 OPEN
公園口鳥居から約650m
ORITSURU(オリツル)
TEL:なし
住所:札幌市中央区大通西26丁目1-18 円山アークB1
営業時間:12:00~18:00 L.O.17:30
定休日:火・水曜(1/1~1/8は営業、12/31・1/9~1/12休の予定) ※詳細はSNSを確認
席数:11席(禁煙)
駐車場:なし
予約:応相談
Instagram:@oritsuru.sapporo
≪5≫ 日本茶と和菓子 エフ
厳選した茶葉と老舗の菓子
アフタヌーンティーも話題
お茶の専門店で、日本茶インストラクターの店主・福澤秀明さんが厳選した単一品種の茶葉を、ぬるめ・冷・熱の三煎で提供してくれる。お茶請けには長野の老舗和菓子店から取り寄せた逸品をどうぞ。月に数回登場する和菓子のアフタヌーンティーも好評。
「煎茶と季節の和菓子」1850円。店主の実家である創業200年の老舗和菓子店の菓子とともに、好みの煎茶を三煎提供。
「和ふたぬーん茶」1人前3800円。13:00~15:00で限定6食。要予約。1/1(月)~1/3(水)は振る舞いワインを提供。
公園口鳥居から約700m
日本茶と和菓子 エフ
TEL:011-600-2826
住所:札幌市中央区大通西25丁目2-12
営業時間:10:00~18:00(金曜13:00~、土・日曜、祝日11:00~)L.O.17:30
※1/1~1/8は11:00~17:00 L.O.16:00
定休日:木曜、ほか不定休あり(12/28~12/31休)
席数:8席(禁煙)
駐車場:なし
予約:要
お子さま:小学生以下不可
Instagram:@nihonchacafe_f