ドクターイエローに歓声 1月29日で引退
「見ると幸せになれる」と言われる新幹線の検測用車両「ドクターイエロー」。2編成あるうちのJR東海が所有する車両が、1月29日に引退を迎えた。
引退を翌日に控えた28日、海老名市本郷の高座クリーンセンター環境プラザ10階展望室には、鉄道ファンや写真愛好家、親子など、多くの人が詰めかけた。
午後12時15分ごろに同センターの近くをドクターイエローが通過すると、展望室は歓声に包まれ、シャッターを押す音が響いた。
座間市から訪れたの田中康博さん(74)は「最後に一目見ることできてよかった」と笑顔で話していた。