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東京湾奥「サビキ釣り」トップシーズン到来 『オキアミだんご』で挑戦

TSURINEWS

若洲海浜公園の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

東京湾奥エリアのサビキ釣りで回遊魚が釣れています。台風被害から昨年復旧した江東区の若洲海浜公園も好調!実際に釣れた様子をレポートします。

バスの時刻は要チェック

秋晴れの日、午前10時すぎに新木場駅に到着。この日は「サビキ釣りをレポートしよう」と決めていたので、4.5mの磯ザオに氷の入ったクーラーボックスのフル装備で向かいました。

駅前のバス停に向かうと、朝9時台までは約15分おきに「若洲キャンプ場」行きが出ているものの、10時台以降はまばら。電車釣行の場合は午前中早めがいいようです。幸いタイミングよくすぐにバスがきたので、終点まで乗り込みました。

若洲キャンプ場バス停から徒歩5分ほどで、海浜公園の堤防が見えてきました。まずは情報を仕入れるべく、売店に向かいます。

「オキアミだんご」

売店には人だかりができており、釣り具や氷、仕掛け、レンタルザオなど小さな店ながらも充実しています。午後5時まで営業しているそうです。この売店のお兄さんに状況を聴くと「数日前まではサバが好調だったが今日はわからない」とのこと。

店内を見渡すと、以前置いてあったはずのチューブ状のコマセが置いてありません。事情を聞くと、東京都の規則でまきエサが禁止されているため、在庫無しとの説明。かわりにまきエサ効果も期待できる「オキアミだんご」を使ってくださいとの説明です。

オキアミだんご(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

この「オキアミだんご」、クロダイのイカダ釣り向けなどに開発されたエサの様子。背に腹はかえられないので購入して釣り場に向かいます。

平日でも混み合う釣り場

この若洲海浜公園は、人工磯の釣り場のほか、東京湾に突き出た堤防片面が広大な釣り場になっており、朝6時から夜9時まで利用可能です。夜釣りが少し楽しめるので、クロダイ釣りやメバリングもできます。

また、この釣り場はTwitterでも釣果を発信しており、数日前は確かに皆さん、サバが入れ食いでクーラーボックス満タンの様子がアップされていました。この日は平日の昼間とあって、心配したような混雑はなく、釣り場に張られている「2m以上間隔を開けてください」との横断幕のルールも守られている様子です。とりあえず堤防中央付近に空きがあったので釣り座を構えます。

オキアミだんごの効果あり!

磯ザオとリールをセッティングして、「リアルアミエビ」のハリス1号の少し太めな仕掛けを使うことに。売店スタッフの指示通り、一番上のハリにオキアミだんごを丸く着けます。これで釣れるかどうか半信半疑でしたが、水中を見ると、飴が溶けるようにだんごが溶けて、サッパらしい群れがさっそく寄ってきました。エビの匂いが凄い「だんご」だけあり、集魚力は確かなようです。

上ハリにオキアミだんごを装着(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

ほどなくして、グイグイとアタリ!良型のサッパをキャッチできました。しかし、アタリはここまで。大潮でしたが、昼間で晴れていることもあり、渋い状況が続きます。まわりの釣り人も釣れない状態で、通りかかった釣り人に聞くと「堤防先端で少しサバが上がった」とのこと。しかし、筆者のまわりはたまーにポツポツとサッパが上がるのみで、厳しい時間が続きます。

ボラ登場で納竿

午後4時ごろから日が傾き始め、魚のスイッチが入ったのか、水面下表層でサッパが入れ食いになりました。こうした厳しい日は、たとえサッパでもまわりの釣り人が盛り上がっています。しかし、筆者はこの時点でサッパ数尾。これでは、いいレポートが書けない、記事にならない…と焦りが出てきました。

焦りながら少し深い水深を探ると、いきなり強烈な引き!どうやらサバか?と、思いきや、なかなか走らないので、何だろう?とりあえずかなり重さがあるので、慎重に水面から抜き上げると、なんと30cmオーバーのボラ。「ボラか…」と少しガックリしましたが、まわりの釣り人も興味本意でのぞいています。まあ、一応大物だし、これでいいかな…と、納竿することにしました。

釣り場で下処理

帰る前にさっそく、水汲みバケツを何回も使いながら、魚の下ごしらえに取りかかります。少々残酷ですが、サッパは頭を落として解体しました。

ボラはエラの付け根をハサミで切り、血抜きしてから、内臓とエラを取り除きます。ウロコもハサミでゴリゴリ取りました。

下処理済みの釣果(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

ゲストでも揚げれば美味

帰宅してから、さっそく釣果を調理することに。サッパは唐揚げ、ボラも3枚におろして唐揚げにしたほか、アラは熱湯をかけて臭みを抜いてから、10分程度生姜と味噌で煮込み、ボラ汁を作りました。

ボラ汁と唐揚げを堪能(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

正直、ボラには味を期待していなかったのですが、釣り場での処置が良かったのか、全く臭みを感じませんでした。サッパもボラも揚げればバリバリ食べることができ、ビール片手に至福の時を過ごしました。

ルール守って楽しもう

このように、今シーズンの東京都内のサビキ事情をレポートしてきましたが、コマセの使用が禁止されている以上、やはり積極的に使うことはできないのが実情でした。こうした制約があっても、オキアミだんごでサビキ釣りを楽しむのもありかな、と思います。

海洋汚染対策でかつてコマセを禁止していた県でも、現在は規制を撤廃した所も多いそうです。東京湾奥は海水の入れかえが難しい以上、汚染対策は難しいでしょうが、下水道の改善やアマモなどが成育できる護岸を整備するなど、水質向上に向けて行政にできることもあるはずです。また、釣り人自身も、使ったコマセをきちんとバケツで洗い流すなど、マナー向上を心がけることで、自由にサビキ釣りができる東京を目指せればいいかな…と、思いました。

<菊池英則/TSURINEWSライター>

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