【お菓子の家】無印良品の「自分でつくるヘクセンハウス」を建築士の友人と作ってみた → 職人さんってすごい……!
お菓子の家って、誰もが一度は憧れるよね。
そんな夢をちょっとだけ叶えてくれる、無印良品の「自分でつくる 組み立てる ヘクセンハウス(2200円)」が今年も登場している。
今回はクッキー生地から作るタイプではなく、商品名の通り、組み立てるだけのタイプを購入。
せっかくなので、建築士の資格を持つ友人にヘルプをお願いすることにした。センスもよい友人と挑むお菓子の家づくり、いざ開幕。
・材料チェック&アイシング作り
購入品はこちら。デコレーション用にカラフルチョコとグミ、クッキーなども無印良品にて購入。
中身はこんな感じ。
クッキーのパーツが10枚ほど、サンタさん、アイシング用の粉入り。ちなみに購入時に、割れている素材がないか店員さんがしっかりとチェックしてくれていた。
まずは接着剤代わりのアイシング作りから。
規定量の粉砂糖に対して水小さじ1.5と書いてあったけど、実際これだと固め。一滴ずつ水を足して調整するのが吉。
一方で、入れすぎるとシャバシャバになるので注意。この工程だけでなんだかんだ20分ほどかかり、一番大変だったかも。
・建築士、真剣モードへ
早速アイシングを絞ってパーツを固定していく。パーツを見ながら、建築士の友人が「これは切妻屋根だね」とボソリ。そんな名称があったのか!
「外側も補強したほうがいいよ」との助言に従い、2人がかりで接着。
1人でもできないことはないが、大人2人はいたほうが安心。 思ってたより繊細な作業をしながら「建築の職人さんってすごいなぁ」と、仕事の視点で感心する友人。
なんだかんだで30分ほどで組み立て完了。
・これが本当に難易度1なのか
乾かしたらデコレーションを行っていく。
途中から子どもたちも参戦してワイワイ。
しかしここで問題発生……。
手際よく進めないとデコレーションを付けるためのアイシングがどんどん乾く。さらに、チョコが重くて落ちる……となかなか難しい。(一応難易度1の商品らしい)
それでも、それぞれの「こうしたい!」を形にしていくのは楽しい。憧れの家について話しながら、デコっていく時間は、まさにお菓子の家づくりの醍醐味だ。
最終的には建築士の友人が細部を調整し、完成!
一番のポイントは、はしごをつけてサンタが登ろうとしている風の演出。(プリッツを追加した)
なんだかんだ所要時間は1時間ほど。生地から作るタイプだと、半日は覚悟した方がよいかも。
・夢の家、解体へ
しばらく眺めて幸せに浸ったあと、いざ解体。ちょっと切ないけど、置いておくと湿気るしね。
解体しながらの実食もなんだかワクワクする。味は素朴でおいしいクッキー。
デコレーション用のお菓子も合わせて総額約2500円でこの体験はかなりアリ。アポロやチョコベビーなんかを追加したら、もっと華やかになりそう。
クリスマス前の小さな建築プロジェクト、ぜひ挑戦してみては?
参考リンク:無印良品「自分でつくる 組み立てる ヘクセンハウス」
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.