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吹き飛ばせ!USB充電可能な「電動エアダスター」でどこまで落ちるか?キーボード・車のダッシュボードのホコリ

特選街web

パソコンのキーボードや排気口、クルマのダッシュボードやドリンクホルダーに溜まるホコリ。気になっているのに、掃除が面倒で筆者は目をつぶっています。これらホコリや小さなゴミを解決してくれるというエレコムの新しい「電動エアダスター 2WAYタイプ」が発売されたので、実際に試してみました。

エレコムの「電動エアダスター 2WAYタイプ」とは?

パワフルにホコリやゴミを吹き飛ばし、吸引もできる電動エアダスター

取り替え用ノズルや各種ブラシと付属品が多い。

パソコンのキーボードの間に積もったホコリ、小さなゴミ、マウスのスクロールホイールの隙間のホコリ、クルマのダッシュボードのホコリやドリンクホルダーの隅に溜まったゴミ、毎日使うものだからこそ気になっているのですが、掃除が面倒で目をつぶっていませんか?

筆者は間違いなく目をつぶっています。だって、複雑な形状のなかに入り込んだホコリや微細なゴミを清掃するのは、とても面倒ですから。しかし、解決できたら、スッキリすることも間違いないでしょう。

そんな悩みを抱えていた筆者の目にとまったのが、エレコムの新しい「電動エアダスター 2WAYタイプ(AD-ALC01BK)」(以下「2WAY電動エアダスター」)です。実勢価格は8,680円

パッケージにも明記されていますが、ノズルは6種類、ブラシは3種類が付属します。

ホコリを吹き飛ばすエアダスターとしてだけではなく、吸引も可能な2WAY仕様で、6種類のノズルと、3種類のブラシが付属。さまざまなホコリやゴミへの対応だけでなく、ボールやビニールプールなどの空気入れとしても活躍してくれるといいます。

大きさは約120mm×60mm×180mmで、ノズルを除く重さは約380g。リチウムイオン電池で駆動するしくみでUSB Type-C対応で充電時間は約3時間。風量は3段階で調節でき、連続作動時間は弱で約35分、中で約24分、強で約18分となっています。

また、風速は弱で15m/s、中で18m/s、強で22m/s。作動音は弱で約43dB、中で約62dB、強で約82dB。吸引力は弱で3,500Pa、中で5,000Pa、強で6,200Paとなっています。強での作動中の騒音はかなり大きそうですが、大きな風量と強い吸引力、多彩なノズルとブラシで筆者の気になっているホコリと小さなゴミ問題を一気に解決してくれそうです。

ちょっと高いのは、気になるところですが、長年気になっている隙間のホコリ、ゴミ問題が解決するならと、この「2WAY電動エアダスター」を実際に試してみました。

思った以上のホコリが吹き飛ぶのが気持ちいい!

ブラシとの併用で諦めていた隙間の汚れも解消できる

もっとも使用頻度が高かった極細ノズルを装着した状態。

「2WAY電動エアダスター」が自宅に到着して、最初に試したのは、毎日使っているキーボードやマウスといったパソコンまわりと、こちらも毎日運転するクルマのダッシュボードやドリンクホルダーのホコリといった場所です。

筆者は18分も連続して掃除をするつもりがないので、最初から作動時間が短く、風量の大きな強で、ホコリを吹き飛ばしにかかりました。風速22m/sだという強は想像以上に風量が大きく、キーボードやパソコンやゲーム機の排気口に溜まったホコリもかなり気持ちよく吹き飛ばしてくれます。

キーボードの細かな隙間に溜まるホコリを一掃しました。

特にキーボードや排気口のホコリへの効果は絶大でした。これに対して、付属のブラシを併用することになったのが、クルマのダッシュボードやドリンクホルダーのホコリと小さなゴミの除去です。

隙間の汚れが単純にホコリがかぶっているだけならよいのですが、ある程度の期間放置していた汚れだと、空気中の水分や油分などといっしょに固まってしまっているようです。そのため、単純に「2WAY電動エアダスター」でエアーを吹きかけても、汚れが飛んでくれないことがあります。

この状態になっている汚れに対しては、付属する3種類の平形ブラシや極細ブラシ、スリムブラシにプラスして、クリーナーノズルやブラシ付きノズルを活用して、ゴミを剥がして吹き飛ばすという手順が必要になります。

使わないと思っていましたが、予想以上に活躍してしてくれるブラシたち。

我が家の場合、比較的新しいM4 MacBook Airなどは、まだホコリがこびりついていないので、エアーを吹きかけるだけで、簡単にゴミが落ちてくれます。しかし、使用期間の長いキーボードなどは汚れを掻き出してから吹き飛ばす、もしくは吸引するという手順が必要になります。

また「2WAY電動エアダスター」と同時に発売された「電動エアダスター コンパクトタイプ(AD-ALB02BK)」実勢価格8,000円前後とどちらを導入するかを悩みました。ですが、クルマのダッシュボードやドリンクホルダーの掃除をしていると、掻き出したホコリを吹き飛ばすよりも、吸引するほうが効率的なシーンも多く、クルマでも使うなら「2WAY電動エアダスター」のほうが便利だと感じました。

残念な点は、汚れる前から使っていなかったこと

隙間にこびり付く前からエアダスターを使っていたかった

こびりついた汚れはブラシで掻き出してから飛ばします。

バッテリー式なので、さまざまな場所に簡単にエアーを吹き付けて、ホコリや小さなゴミなどを吹き飛ばすことのできる「2WAY電動エアダスター」などの電動エアダスターは、筆者が想像していたのよりもかなり便利です。

おかげで、筆者はホコリが少しでも気になる場所には「2WAY電動エアダスター」でエアーを吹き付けて、ホコリを除去するのが、半ば娯楽化しています。ほとんど努力なしにホコリが除去できるのは、非常に気持ちがよいのです。

汚れが吹き飛ばしにくい場所では吸引が便利です。

ただし「2WAY電動エアダスター」で簡単にホコリを除去できることと、その気持ちよさに目覚めた今、非常に後悔していることがあります。それは、“なんでもっと前から電動エアダスターを使っていなかったのか!”という点です。

実際に「2WAY電動エアダスター」で家中のホコリを探し出し、妻に対する姑か、小姑のようにホコリを除去する筆者。このときに本体に装備されたLEDライトでホコリを照らすと、その存在が強調されるのもいい。

そうやって、ホコリを除去する際に、残念なのが、時間の経ったホコリは、水分や油分などといっしょになって固まり、気持ちよく除去できないのです。さすがに家の細部にまでブラシを使って、汚れを掻き出す気合いは筆者にはありません。

汚れが固着する前から小まめに吹き飛ばしておけばよかったと思うわけです。

そのため、ホコリや微細なゴミが固まる前から「2WAY電動エアダスター」などの電動エアダスターを使っていれば、我が家はもっとキレイだったと思うわけです。「2WAY電動エアダスター」を使ってみた最大の後悔は、なぜもっと早く導入しなかったかという点になります。すごくいいですよ。

ただし、強での作動音がスペック表でも約82dBとかなり大きめなので、家族の寝ている時間帯などに使うと叱られます。筆者は幼い子どもを起こして、何度か妻を怒らせているので、注意が必要であることもお伝えしておきます。

製品サンプル提供●エレコム

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