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【前編】知的障害ボーダーの4歳の子育てがツライ……。限界を迎えそうなママへのアドバイス

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

育児をする中で「もうムリ……」と投げ出してしまいたくなる瞬間は、誰にもあることかもしれません。ましてや子どもにきょうだいがいる場合は、楽しいことや嬉しいことも増えていく一方で、悩みやしんどさが倍増していくこともあるでしょう。

『助けて、限界。もう育てていくのはムリ』


今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、子育てに悩むママからの苦しい声でした。ただの弱音や泣き言ではなさそうな投稿者さんの声に、なにかできることはないものでしょうか。

4歳、知的ボーダーの娘の子育てがツライ

『自分が食べたいと思ったご飯が出てこないとか、自分の思い通りにならないとギャーギャー泣き喚く。「食べなくてもいいよ」と言うと、さらにヒートアップして泣き喚いたりして手がつけられない。下の子が自分より先を歩いたりしただけでも癇癪を起こす始末。朝起きると「ママと○○(下の子)はリビングに来たらだめ!」と言い、私たちがリビングに入るとまたギャーギャーと癇癪を起こす。「今何で癇癪おこしたの!?」って思うくらい些細なことでギャーギャー泣いたり奇声をあげたりして、叩いたり噛もうとしてくる。正直もう限界。何もかも終わらせたい』


4歳になる娘さんが知的障害のボーダー(境界領域)の診断を受けていると話す投稿者さん。とにかく思うようにならないと癇癪を起こしてしまう娘さんに、心が疲れ切ってしまっているのかもしれませんね。おそらく癇癪を起こしてしまううちに、娘さん自身も何に不満を爆発させているのかわからなくなり、その場にいるみんなが疲弊してしまうなんてことも起こっていそうです。
参考:厚生労働省e-ヘルスネット| 知的障害(精神遅滞)
参考:厚生労働省|平成 30 年度障害者総合福祉推進事業「知的障害の認定基準に関する調査研究」報告書「3.心理学分野における知的障害の認定基準に関する現状と課題(3)認知機能障害の測定方法」
下の子に対する行動もママを疲弊させている

『下の子が手に持っているおもちゃやお菓子の空袋、紙切れ一枚でも、すべて乱暴に奪って下の子を押し倒す。イヤなことがあると奇声をあげてギャーギャー泣いて癇癪を起こす……。下の子の顔に自分の顔を近付けてギャーギャー泣き喚き、自分の足とか床をバンバン叩いて下の子を怖がらせる。下の子は上の子が近付いてくるだけで、持っているおもちゃを手放して、泣いて逃げてくるようになった』


4歳頃のお子さんの場合、1日のうち集団生活ですごす時間よりも、家庭で過ごす時間のほうが長いケースもありますよね。そうなると自ずと娘さんの意識が向かうのは、ママか同じ「子ども」である下のお子さんになってしまうのかもしれませんね。

お姉ちゃんが4歳であれば、下のお子さんはそれよりも下になるわけですので、言葉や行動で何かを理解することは非常に難しいでしょう。自分の身に降りかかる現状に、理解することもできず怯えてしまう状況が気の毒でなりません。

ママたちから寄せられた共感の声

『療育にはいけていないのかな。うちの子は今小4だけど、ヒステリックすぎてひどい』


『うちの子も知的ボーダー域。癇癪で警察や児相に通報され絶望していたから、投稿者さんの気持ちがよくわかる。結局は産んだ母親がすべてなんだよね』


投稿者さんの苦しい投稿に、同じような思いを抱き子育てしている・してきたママたちから、共感の声が寄せられました。ママもお子さんも常に一生懸命やっているのに、周囲からすると「うるさい」とか「変な子だ」とか、ひどいときには「躾がなっていない」「親が悪い」など、心ない言葉や視線を向けられてしまうこともあるかもしれません。

筆者の子どもも、幼い頃は感覚や聴覚に過敏すぎる部分があり、突然耳をふさいで泣き出すようなことがあったので、周囲の目が辛かった経験もあります。「誰も助けてくれない」そのように思ったことは1度や2度ではありませんでした。

限界を迎えてしまいそうな日々。誰に助けを求める?


『誰も助けてはくれないし、結局自分でなんとかするしかないんだよね。でももう頑張れない』


「もう頑張れない」。投稿者さんが発したこの言葉から、今までにどれほどの辛い体験をしてきたのかわかる気がしませんか? しかしその苦労のほどは、想像を絶するものかもしれません。

限界を迎えてしまう前になんとかしたい。そう思って投稿者さんはママスタコミュニティに投稿したのかもしれません。しかし投稿者さんの言葉の端々には、誰かに助けを求めることに少し諦めを感じているかのような印象も受け取れました。だからこそ、誰に・どのように助けを求めたらいいのか。ママたちの声にヒントはないでしょうか。

後編へ続く。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・猫田カヨ

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