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H ZETTRIO、2021年の集大成となるオーチャードホール公演&1年遅れのニューアルバムについて語るオフィシャルインタビュー到着

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H ZETTRIO

子供から大人まで皆が一緒に楽しめる、笑って踊れるピアノトリオバンド「H ZETTRIO」が、2022年の元旦にニューアルバムをリリースすることを発表した。 このアルバムは、誰も予期すら出来なかった2020年のコロナ禍による自粛期間中に書き下ろした12曲とボーナストラックで構成される。これは本来今年の元旦にリリースされるべきものだったのだが、アルバムを発表し、その後全国ツアーを行うという通常のローテーションでの活動が不可能となってしまったため、発売が見送られていたという経緯がある。


このアルバム発売と併せて、全国ツアーを12月20日(月)のたった一日に集約して渋谷Bunkamura オーチャードホールで開催する事も決定した。


ニューアルバムと1年遅れのたった一夜になってしまった渋谷Bunkamura オーチャードホール公演への想いをH ZETTRIOの3人に語ってもらった。

――コロナ禍以前、H ZETTRIOは毎年かなりの本数のライブを開催していました。このコロナ禍でライブが出来なくなってしまった時はどのように感じましたか?

M:最初はピンと来なかったのですが、日が経つ事につれて、これはマズイぞ、と。

N:短期的なものなのか、長期的になるのかわからない。どうしてよいのかがわからないながら、配信LIVEとかやってみた感じかな。

K:最初は目新しいこともあって新鮮だったんですけど、もう飽きましたね。早くお客さんの前でやりたいなと。

――2020年の元旦に通算5枚目のオリジナルアルバム『RE-SO-LA』(レソラ)をリリースして30本近くの全国TOURを予定していましたよね?

N:そうです。前半戦1月、2月の数本はできたのですが、2月後半から予定されていた26本が全て中止、神奈川のファイナルだけ会場を替えてかろうじて出来ました。

K:最初は延期という打ち出し方だったので夏前にはできるのかな?とか思ってたんですけど、最終的にはダメでしたね。

M:毎年恒例の夏フェスも全滅でしたね。

――でもそんな中、続けていた毎月新曲リリースの企画は止めませんでした。

N:とにかくどんなかたちでも、立ち止まっちゃいけないなと。新曲は作り続けようって3人で話して続ける事にしました。

M:お陰で割りとレコーディングはいつもよりジックリできましたね。

K:そうだね。

H ZETTRIO

――配信LIVEは積極的に行っていたように感じたのですが。

N:やりました。無観客もやったし、有観客の場合は半数にしたりとかして。

K:お客さんは全員着席で歓声はNGだったね。

M:それでも開演前から静かな熱狂は感じました。配信ではコメントが沢山ありましたし有観客の時の拍手も暖かかったですし。

――そして去年の年末には『年末大演会2020 先駆け2021トリオピック前哨戦』というLIVEを2日間、東京建物 Brillia HALLでやりましたよね?

N:そうなんですよ。アルバム『RE-SO-LA』のTOURは不完全な状態でしたが、新曲はドンドンできるわけです。

M:さすがに年開けたら世の中も落ち着くだろうし、と思っていたら、オリンピックも延期になってしまうし、2020(ニレニレイヤー)の「トリオピック」だなんて盛り上がってアルバムも考えてたのですが、発売できそうな状態じゃないし。

K:かなり混乱したよね、

――それでニューアルバムを『トリオピック ~激闘の記録~ 』というネーミングに?

M:そうですね。これは記念というか記憶に残る記録ですね。だろうから、タイトルに入れておこうと。

N:世界的に同時にすべてが止まる事なんてないじゃないですか。

K:本当は2021年中には発表したかったんですけどね。まあ、年は明けてしまうけど、なんとか元旦にリリースできてよかった。

H ZETTRIO

――LIVEは2021年中にできることになりました。その思いは?

N:配信ライブを観て頂いたファンのみなさんからの反応は受けていましたので、そんなに寂しい感じではなかったですが、次の新曲もたくさんできてますからね。

M:次のアルバムも早く出したいですね。

K:更に次のアルバムも夏前に出したいもんね。

――えー、次のアルバムの構想がもうあるんですか?

M:年内中に配信しただけでも、もう12曲になりますからね。

――あ、そうですよね。

N:来年も連続配信企画は続けるでしょ?

K:もちろんでしょ。

――曲作りはMさんが主にですが、大丈夫ですか?

M:大丈夫ですよ(笑)。

N:もうすでにかなり長い期間、連続配信を行ってますからね。サイクルとして身に染み込んできている感覚はありますよね。

K:正直そのお陰でこのコロナ禍も乗り越えられそうな感じだもんね。精神的なダメージはなかったよね?

――強いですね(笑)。

H ZETTRIO

――12月20日(月)のBunkamura オーチャードホール でのLIVEについてお聞きしたいと思います。 『H ZETTRIO LIVE 2021 - 激闘のレコ発トリオピック -』と名がついていますね。

M:過去LIVEに「レコ発」という言葉は使用した事ないのですが、先ほど話したような思いもあって、一夜限りになるだろうなと思ってつけました。

N:しかもこのLIVEでアルバムの先行販売も行います。

K:すごくスペシャルになりそうですね(笑)。

――なるほど(笑)。ただ、一つどうしても聞きたいのは、H ZETTRIOはどうしてライブにこだわるのかなという事です。ファンもコロナ禍を共有していて、もしライブがなくても今までの様に新しい曲を聴けるのであれば事情は理解してくれるのではないでしょうか?

M:これはこのバンドが始まった時からなんですけど、ライブをやらないとH ZETTRIOではなくなっちゃうと思うんです。

N:まったくもってその通りです。

K:そうそう。

――と言うと?

M:僕らのライブで、起こる出来事といいますか今までいろんな事がありましたし、来てくれた人の声だとかパワーを感じますしそういった空間での出来事は面白いですね。小さい子が泣きわめいたりとか。(こどもの日SPでのライブ)それによってますますスイッチが入ったりしますし、重要だと思いますね。相乗効果というか。

K:そうそう、そうなんだよね。

N:曲を作って、配信やCDでお客さんに聴いてもらうのも大切だしうれしいんですけど、それだけだとH ZETTRIOとしては半分でしかないんです。

K:そうそう。

M:普段はアルバムを出して、それからツアーなんですけど、ライブをしてやっと曲が完成する、楽しむ、その先にアルバムが完成するという感じもありますからね。

――なるほど。

K:そうそう。

N:KOUさん、さっきからそうそうしか言ってない(一同笑)。

――そういう事なんですね。だとするとこのオーチャードホール でのライブはそうとう重要ですね?

N:はい。お客さんに一度しかライブを提供できないのはとても申し訳ないんですけど、僕らにとっても新しいアルバムを楽しんでもらえる一度しかないチャンスなんで、本当に大事です。

M:絶対に特別なライブになるしかないライブだと言いきっときましょう。

K:もう今から気合が入ってます!

M:KOUさん、今度は「そうそう」だけじゃないんだ(笑)。

――(笑)。ありがとうございました。

H ZETTRIO:ありがとうございました。

取材・文=Takahiro Suenaga

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