猿ケ島スポーツセンター 熱中症対策へ空調機設置 日本ピーマック社が寄贈
厚木市の市営猿ケ島スポーツセンターに体育館用空調機を寄贈した日本ピーマック株式会社(厚木市飯山・土谷科長社長)の関係者らが3月18日、同センターを訪問した。
同社は空調機の設計・製造、販売を手掛けており、熱中症対策に役立ててもらおうと同センターへの空調機寄贈を市に提案。2021年から高砂熱学工業株式会社と共同開発し、23年から販売を開始した体育館用の空調機10台が設置された。床面から2mの活動空間を効率的に冷却することで、省エネ効果も期待できるという。
設置完了を受け、土谷社長と鷲尾真規取締役、岩崎純也経営企画室室長らがセンターで山口貴裕市長らと面会した。土谷社長は「冷暖房と同時に新鮮な空気を取り込める空調機を、地域社会の発展のために寄付させていただいた。体育館の快適性向上やスポーツ中の熱中症対策に役立ててほしい」と話した。
山口市長は「空調機のおかげで、市民の皆さまが安全に体育館を利用し、熱中症を気にせずスポーツなどを楽しめるようになると思う。今後も市民の安全のためにお力添えいただきたい」と感謝した。